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ようこそ知事室へ

令和3年7月20日知事定例会見

印刷ページの表示 ページ番号:0020210720 更新日:2021年7月20日更新

動画は「おんせん県おおいた!ちゃんねる」へ                                                
日時:令和3年7月20日(火曜日)13時30分~
場所:防災活動支援室1・2


ヴァージン・オービット社の人工衛星打ち上げの成功等について

知事写真

 初めに宇宙関連ですが、6月30日、スペースポートでパートナーシップを結んでいるヴァージン・オービットが初めて商用の人工衛星打ち上げを成功させました。皆さん、ご記憶に新しいとおりです。

 それから10日たって7月11日ヴァージン・オービットと同じグループで、ヴァージン・ギャラクティックという会社の有人宇宙飛行の試験飛行に成功という、これも非常に衝撃的だったと思います。

 それよりも10日遅れて今日、7月20日にブルーオリジンが有人宇宙飛行に挑戦するということで、本当に立て続けに宇宙の扉がますます大きく開こうとしているわけです。

 宇宙港を目指す大分県としては、黙ってはいられないということで、いろいろなイベントをしてPRをしたり、また我々自身が勉強したりということをやりたいと思っています。

 宇宙港関連「夏のイベント」開催について

 お手元に宇宙港関連、夏のイベント開催についてという1枚紙があると思いますが、大きく二つのことを考えています。

 一つは宇宙港のPRイベントで、アミュプラザ大分と、大分空港の2ヶ所で、宇宙港にかかるパネル等の展示や、宇宙関連のワークショップ、月面バーチャルリアリティー展を行います。この月面バーチャルリアリティー展では、バーチャルリアリティーで月面の槍投げ体験ができます。

 JR大分駅のアミュプラザで、8月28日の11時から16時まで、槍投げができるワークショップが行われ、8月23日から27日までは展示が行われます。大分空港でも8月29日にワークショップが行われ、8月30日から9月4日までが展示となっています。なお、ワークショップへの参加については事前申し込みが必要で、小学校5年生以上が対象です。

 もう一つは、宇宙関連のイベント・セミナーで、これはさらに4ヶ所で行われます。

 一つは、児童・生徒向けで、国東市、姫島村、杵築市で行われます。国東市は、例の三浦梅園の天球館、コズミックカレッジで7月25日に行います。ここでは、太陽観察や、バルーンロケットの実験等が行われます。それから、姫島村では宇宙教室ということで、8月23日に、水ロケットの実験を行います。それから、杵築市では同じく宇宙教室ということで、8月4日に、水ロケットの実験を行います。これが児童生徒向けです。

 大学生や一般向けには、2日にわたってセミナーが開催され、第1回が7月30日、第2回が8月27日です。ビジネスアイデアの創出や衛星データ活用の基礎学習ということで、いろいろな宇宙ビジネスについて勉強ができるというものです。こういうことをやっていきたいと思っています。

 何しろ大分県は、日本で初めて「月面観測図」を描いた麻田剛立さんの生まれたところで、「天文学のパイオニア」だという方もいます。その方の生まれたところですし、今度新たに宇宙港にも挑戦するということで、ぜひこういう形で皆さんに宇宙をよく勉強してもらいたいという思いです。

宇宙港関連「夏のイベント」開催について [PDFファイル/192KB]

大分県次世代プログラマー発掘コンテスト「Hello,World !2021」のキックオフイベントについて

 それから次は、先端技術ですが、大分県の次世代プログラマー発掘コンテスト「Hello,World!2021」のキックオフイベントを行います。

 先端技術に携わる「人材の育成」ということで、次世代を担う子どもたちの可能性をいろいろ伸ばそうということで、プログラミングの勉強会等を開催しています。

 こういう勉強会をする中で、「もっとプログラミングがうまくなりたい」、「面白いゲームを作ってみたい」といった、さらに高いスキルを身につけたいという子どもたちの声もいろいろ出てきていますので、いろいろ勉強してもらって、またプログラミングスキルを競って、大分県No.1小中学生プログラマーを決めるプログラミングコンテストを昨年に引き続き開催します。

 第2回目となる今回は、県内の小中学生に、プログラミングスキルやアイデアを活かしてゲーム等作品を制作してもらい、最優秀賞を決定することにしています。コンテストの本番は10月31日を予定していますが、その前の7月25日にキックオフイベントとして、プログラミング勉強会を開催いたします。その後、プログラミングスキルを磨いてもらう勉強会を大分市以外に日田市や豊後大野市等でも行う予定です。

 そういった、いろんな勉強会を重ねながら10月のコンテストに挑戦してもらうということです。

 なお、小学生の作品については全国の小学生と競う「TECK KIDS GRAND PRIX 」にもエントリーされます。昨年は見事、大分県から決勝に進出した子もいました。選ばれるのは全国で10名程度とかなり狭い門ですが、選ばれれば大変名誉なことです。ぜひ、大分県から未来のビルゲイツが出てもらえればと思っています。

大分県次世代プログラマー発掘コンテスト「Hello,World !2021」「キックオフイベント&プログラミング勉強会」 [PDFファイル/497KB]

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会について

 それから、いよいよ今週、東京2020オリンピック競技大会が7月23日から開かれます。 パラリンピック競技大会も8月24日から開幕です。

 大分県でも4月に聖火リレーを行い、2日間で179名の聖火ランナーの方々が全18市町村を力強く走っていただきました。

 今月上旬から、県にはポルトガル、大分市にはフィジー、イタリア、日田市にはカメルーン、ウクライナ、などの7カ国から、事前キャンプが来ることになっています。今、ちょうど花盛りだと思います。

 事前キャンプの日程は、ちょうど新型コロナの時期ですから、感染拡大には十分気をつけなければいけないということで、選手やチームの関係者は毎日PCR検査を受けていただきます。それから行動については、ホテルや練習会場など限定した場所のみを専用車両で移動し、他者との接触を避けることになっています。

 それを遵守していただいておりますが、練習場とホテルということで、大変らしく、この間の夜、地震があった時にイタリア選手はホテル居ては危ないと、外に出て大喜びだったと聞いています。それほど日頃は、十分気をつけていただいて、今のところ問題は起こっていません。

 そういうことで、自然な形での交流がなかなか難しいですが、それでも、せっかく来てもらったので、歓迎の意を表すため、中津江村では住民の方々が、カメルーンの国旗をあしらった手提げバックを手作りして選手にプレゼントしたり、カメルーン料理を取り入れた給食を地元の小中学校で楽しんだというお話があります。

 また、大分県がホストタウンを引き受けておりますポルトガルにおいては、県内の高校生アスリートを対象に自分たちの競技動画をポルトガルの選手に見てもらい、選手からリモートで、いろいろアドバイスをもらうというような交流も考えているところです。

 お配りしていますが、7月22日にポルトガル陸上選手とのオンラインの交流会ということで、三段跳と砲丸投と400mの選手からコーチングを受けるということになっています。時間があれば、そのあと選手が、昭和電工ドーム大分で練習する風景を高校生は遠くから見ることができるという交流をすることにしています。

 なお、感染拡大防止のために、この取材についても予約制とさせていただきますので、ぜひ募集要領を参照の上、ご協力をお願いしたいと思います。

ポルトガル陸上競技選手とのオンライン交流会の実施について [PDFファイル/1.29MB]

本県ゆかりの東京オリンピック出場選手 [PDFファイル/33KB]

本県ゆかりの東京パラリンピック出場選手 [PDFファイル/35KB]

 DX推進に係る職員のリ・スキリングについて

 それから最後ですが、DXの推進にかかる職員のリ・スキリングです。DX推進のためには職員研修が欠かせないということで、当面、二つの研修をしようと思っています。

 一つはデジタルスキルの研修で、全職員を対象にしてグーグルの「Grow with Google」を活用したオンライン研修を行います。ちょうど動画あるので、ちょっとご覧いただけばと思います。

<動画>

 これはデジタルスキルの研修ということで、基礎編ですね、これをするのが一つと、それから、もう一つはデジタルシンキング研修ということです。

 いろいろ政策議論をするにあたって県民の視点に立って、県民の立場に立って議論ができるように、いつでも県民サイドに寄り添った形で政策を議論できるようにという、そういう考え方、心得を、よく学んでおく必要があるということで、これについては情報科学高校でいろいろ生徒指導していただいていますオートバックスセブンの協力を得ながらやっていきたいと思っています。いろいろなグループで、このオートバックスセブンの指導の下に発想方法を、いろいろ訓練するということです。

 こんなことをしながら、リ・スキリングをやっていきたいと思っています。私からは以上です。

行政職員のリ・スキリング [PDFファイル/477KB]


幹事社 発表項目に関して質問がある場合は、お願いします。


記者 オリンピック開幕しますが、今回、無観客ということで、県民の皆さんには、大変残念だと思いますが、県内選手も出る中でオリンピックにむけてどのように過ごしてほしいというのはありますか。


広瀬知事 少なくともこれが見たいなとか、いろいろ、皆さん期待があったと思います。無理してでも券を買っていこうというようなことを思っておられたのではないかと思います。

 そういう人にとってみると大変残念ですし、またアスリートにとっても無観客ということになると力が出ないというようなところもあると思います。しかしコロナ禍ですので、やむを得ないというふうに思います。

 大変申し上げにくいですが、テレビは非常に近くから見ることができ、テレビなりの楽しみもあると思いますから、そういうところで楽しんでいただくということではないかなと思っています。テレビではないと見られないような、近距離での選手の生の顔が見えて、これもまた面白いかなと思っています。

 私もそういうふうに楽しもうかと思っています。実際に見られないので、頼りは皆さん方であります。新聞やテレビを通じて、ぜひ楽しませていたただきたいと思いますので、よろしくお願いします。


記者 宇宙港の件に関しまして、早ければ来年に打ち上げる方向に向かって取り組んでいらっしゃると。県内の産業界の盛り上がり方を知事はどう感じていましたか。


広瀬知事 まずはヴァージン・オービット社のボーイング747がやってきて、そこはロケットを付けて上がっていくということですので、そういうふうに考えると自分たちの出番がなかなかないなという感じがするかもしれないです。

 しかし、我々が日本で初めて水平型の人工衛星打ち上げ基地として機能して、場所を提供するということについては、日本にとって新しいその宇宙開発の大きな一歩になるということを考えると、我々もそれなりに感銘を覚えて、興奮するのではないかなと思っています。

 そういう意味で宇宙港よかったと、自分たちも非常に関心を持って見ているという話を、県民の皆さんからも伺っています。それから、子どもたちも結構宇宙の話は大好きですから、それが大分県で実況するということになると、喜んで目を輝かして聞いてくれると思います。

 先ほど申し上げたように、宇宙港関連の夏のイベントをいろいろしますが、それは、まさにそういう大人や子どもたちの気持ちを、さらに宇宙に向かって盛り上げていくために実行するわけで、また熱気を帯びていくのではないかなと思っています。


記者 別府の国際シンポジウム(ISTS)の準備は、順調ですか。


広瀬知事 順調ですよね。あれも非常に面白くなるのではないかなと思っています。特に、世界の専門家が集まって、いろいろ議論するので、そういう意味では、また注目度が違って、そこから、また宇宙港に繋がっていくというのは、非常にいい試みだと思っています。


記者 新型コロナの関係ですが、今、県内で、デルタ株が1週間前ぐらいから疑いとしても増えて、感染者が少しずつ見られているかと思いますが、今の県内の感染状況というのは、どのように感じていますか。


広瀬知事 県内は今のところ7例ですかね。非常に感染力も強いということで、デルタ株が出たら、できるだけスピーディーに対応して封じ込めるということでやっておりまして、この7件については封じ込みという意味では、かなり成功していると思っています。

 関係者が素早く対応していただいたのが、非常によかったと思います。この調子で、しっかり警戒していきたいと思っています。


記者 今の時点では、封じ込めがうまく対応ができていますか。


広瀬知事 何とかですね。誰かが感染すると、そのご家族で留まっているということで、何とか、市中感染まで広がるような、そういう気配がないところが大変ありがたいと思っています。


記者 現在そういう形ということですが、今日で小中学校が終業式で、明日から夏休みに入ったりで、県内の方や県外から大分に来る人は、夏休みに増えると思っているのですが、改めてその辺りの呼びかけをお願いします。


広瀬知事 お子さんにとっては待ちに待った夏休みです。それから大人にとっても、またいろんな意味で楽しみが多い夏休みになってくるわけです。人の動きが盛んになることだと思いますが、県境をまたぐ移動については、できるだけ慎重にやっていただくことが大事だと思います。それはすでに、お願いをしているところです。

 これまた、すでにお願いしておりますが、いろいろな事情で交流をせざるを得ないという方もいます。それはそれで結構だと思いますから、その時には事前の健康管理、それから特に感染拡大地域から、おみえになる時にはPCR検査や簡易抗体検査もやっていただけるとありがたいです。


記者 今、移動の話をしていただきましたが、夏休みに入ったということもあって、近場で過ごす場合も、どういうふうに気をつけていただきたいというのはありますか。


広瀬知事 夏休みは、ぜひ自分自身、それから大事な人の健康を守るという意味で、これまで皆さんによくやっていただいた丁寧な手指消毒、それからマスクの着用、そして、できるだけ1密を防ぐぐらいの気持ちで3密を防いでもらいたいということです。それから食事をされるときには、多人数にならないようにしていただいて、マスク会食ということで、ご不便をおかけしますが、引き続きお願いしたいと思います。


記者 コロナの関係で国産ワクチンを製造しようとしているメーカーが大分で、来月にも治験をするみたいな話が報道されていますが、県の方でご存じのことがあったら教えていただけませんか。


広瀬知事 そうですか。私ども治験は聞いていません。


記者 関連で、ワクチンの件でも、先日の会見で出たかもしれないですが、この1ヶ月ワクチンの供給が、国が遅れているということがあると思うのですが、現時点で、大分県内は予定通り11月までに全部終わらせられ、全体の予定として変わりはないですか。


広瀬知事 ありません。まずは7月末までに高齢の方は終わるようにしなければいけないとなっており、ずっと市町村を細かく調べておりましたが、今のところ接種が済んだパーセンテージが市町村によってだいぶ差があるのですが、いずれにしても7月末には全部終わるということは間違いないようです。

 それから接種を希望する方については11月末までには全部終わるようにと思っていまして、最初の頃からワクチンの配布が随分、ペースダウンしたので心配をしていますが、担当に聞くと全体として希望者全員に打つだけのものはあるはずで、来ることになっているので、それをうまく配分すればできるということで、ワクチンの調整枠もきますし、そういうことも頭に置きながら、よく調整をしたいと思っています。

 まずはどのぐらいの方に、打ち終えたのか。そして、希望者でまだ打っていない方が、どのぐらいいて、それに対して今、手持ちのワクチンがどのぐらいあるのかという、そのあたりを市町村毎に細かく見ながら調整をして、11月末までに皆さん、全部終わるというふうにしたいと思っています。


記者 現状示されているワクチンの供給スケジュールを見た上でも11月までに終わるというふうにお考えですか。


広瀬知事 現状は8月に幾つ、9月に幾つと数字が向こうから示されているわけではなく、向こうは全体の進み具合を見ながら調整します。

 こっちはこっちで、全体の進み具合を見ながら、その調整枠を使わせていただくということになりますが、国全体で見れば希望者に全部行き渡るだけのものはあるので、そういった意味では、これから細かな調整をすれば、11月までに全員に行き渡るだろうと。

 我々も国とよく連携をとりながら、国には申し上げたいことはたくさんあるのだけれども、そこは前向きにいろいろ調整をしながらやっていくことになると思います。幾つあげるよと言ってくれるのなら、簡単なのだけれども、まだ幾つというのが具体的に見えてこないというところはありますが。


記者 具体的に県として国に、供給に対して強く要望されているというのはあるのでしょうか。


広瀬知事 それは全国知事会を通じて十分なワクチンの量の確保と、それから配分の迅速化と、少なくとも情報だけはくださいということを要請はしています。していますが、これを、引き受けたというなら問題はないのですが、なかなかいい返事は返ってきません。

 なかなか向こうも全体として掴めてないところがあるのではないかと思いますので、よく連絡を取りながらやるしかないです。


記者 全国の自治体では10代、20代、30代の接種に向けて、様子を見てなかなか接種が進まないというような報道も出ていますが、県内ではこうした調査をする予定があるのか、何か、知事としてそのあたり、どういう動きになるのか警戒している部分はありますでしょうか。


広瀬知事 最近の状況もよく相談をしてみますが、今のところ特に18歳前後の高校3年生までは、できるだけ優先して打ちましょうとしておりまして、現にしていますが、それ以下の若い方、あるいは児童・生徒は、今のところ考えていません。急いで打ってくださいという中には、入れていないですが、ぜひやったほうがいいということであれば考えますが、今のところは入れておりません。

 それから、お子さん、児童・生徒については、保育園や幼稚園や、小中学校の先生方など、子どもさんのお世話をする皆さん方に対する接種を急いでやっています。


記者 関連して。高校3年生の接種を、できるだけやっているということで、それよりも上の20代、30代、40代の方の接種率は、なかなか海外でも伸び悩んでいるという課題のある中で、県としてその年代をターゲットとして対応を考えているところがあれば。


広瀬知事 それは特にしていないです。いろんな風評がありますので、専門家の公式のQ&Aみたいなものをご覧いただきながら、やってもらうことが大事だということをいろいろな機会に申し上げているところです。

 若い人は本当によく考えて判断していただく方、それから風評で打たなくてもいいかなと思っておられる方、いろいろあると思いますが、大事なときだから、正しい情報を得て正しい判断をしていただくことが大事だと思います。


記者 昨年、国のカーボンニュートラルが打ち出されて脱炭素化の取り組みというのが注目されていると思います。

 その中で水素エネルギーについて、この間の日曜日に、九重町で大林組の製造実証実験が開始されて、知事もご挨拶で述べられておられましたが、改めて、水素関連産業が大分県にとっての可能性と、大分県として産業育成のビジョンをどうお考えになっているかをお聞きしたいです。


広瀬知事 カーボンニュートラルの重要な、数値目標を定めて、取り組むことにしています。そういうことになりますと、実際にエネルギーとして使った後、炭素が出ないという水素エネルギーが非常に有効だという感じはするわけです。

 水素のエネルギーというのは皆さんご存じのとおり、いろんな形でできるわけです。一番単純なのは水を電気分解すれば水素ができ、カーボンを燃やして作った電気で水素を作ったのでは何のための水素エネルギーか分からないので、グリーンな形で水素を作るというのが大事です。

 それから、バイオマスに高温の水蒸気を吹きかけて水素を作るというやり方。それからコンビナートで石油精製や製鉄の過程で水素が出てくると、副生ガスとして出てくるので、それを精製して使える水素にしていくというような方法とか、いろんなことがあります。

 いずれも大分県にとっては、恵まれた条件にあるので、好条件を生かして、水素エネルギーの製造をやっていくことは非常に大事なことと思っています。逆に、そこをきちんとやらないと、我々が世界に誇る最先端のコンビナートが負の遺産になるということもあり得るわけで、非常に大事なことだと思っています。

 今、国の方で、どういうテンポで水素を作っていくのか、そして、その作る時に、どこにどのぐらいの資金を投入しながらやっていくのかということについて、総合的なエネルギー計画を作っている最中だと思いますので、それを見ながら我々としても、対策を打っていくことが必要になってくると思います。


記者 今、おっしゃられている水素に使う地熱のエネルギーと、コンビナートの水素ガスでも大分は恵まれていて、これは全国に先駆けて水素関連産業を振興していく可能性があるということですか。


広瀬知事 あると思いますね。非常に恵まれた環境を生かして、現実のものにしていくことは立場上いいポジションにあると思いますが、ただ例えば地熱発電の電力を使って水を電気分解して水素ガスを取るということについても、相当、技術開発をしないと取れる水素の量というのは本当に少ないです。まだあのプラントでは、1日動かしても1カードルの4割程度しか取れないというぐらいですから効率が非常に悪いです。

 あと水素ガスがあると言っても、コンビナートの副生ガスを細かい濾過膜か何かを使って相当上手に精製しないと駄目で、まだまだ技術開発要素が多いので、いいポジションにいることは事実ですが、まだやらなければいけないことは随分多く、決して安心はできないと思っています。


幹事社 他にある社はありますでしょうか。
以上で、よろしいでしょうか。以上をもって、今日の知事会見を終了させていただきます。


広瀬知事 ありがとうございました。


※知事及び記者の発言内容については、単純ミスと思われる字句、重複した言葉づかい等を整理の上、作成しています。[記録作成:企画振興部広報広聴課]

 

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