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ようこそ知事室へ

令和3年8月17日知事定例会見

印刷ページの表示 ページ番号:0020210817 更新日:2021年8月17日更新

動画は「おんせん県おおいた!ちゃんねる」へ (動画は近日中に掲載します)                                                   
日時:令和3年8月17日(火曜日)14時30分~
場所:正庁ホール

記者会見時に配布した資料を掲載します。会見録は近日中に掲載します。


新型コロナウイルス感染症に関する今後の対応について

知事写真

 全国的に新型コロナウイルス感染が急拡大しておりまして、今日、国の方でも緊急事態宣言地域、あるいは、まん延防止等重点措置地域を大幅に拡大するという手が打たれることになっております。

 大分県でも、ここ数日、急速に感染拡大しています。今の状況をどう認識し、どう対応したらいいかということについて、よく考えてみなきゃいかんという事態になったということで、新型コロナウイルス関係の合同本部会議をやったところです。そこで新たな対応策の決定をいたしましたので、まずそれからお話をしたいと思います。

 お手元に今日現在の感染状況評価表をお配りしています。これをご覧いただきますと病床使用率ですけれども、210床で47.8%まで上がってるということです。しかも、この分母になる病床の数、439は第4波の時に比べますと40~50床増やした後の数ですけれど、それでも47.8%まできてるということです。

 感染経路不明者の割合も37.3%と、これもなかなか大変な数字です。10万人当たりの新規感染者数、週間で見ますと57.36ということです。実数で見ますと651名となっております。今日が148名ですから、それを入れて651名と57.36になってまして、これも大変大きな数字になってるということもありまして、ステージを3に上げる必要があるか、3に上げた場合の対応はどのようにするか、いろいろ議論したところです。

 お手元に今後の対応についてという紙をお配りしています。それをご覧ください。感染の状況というのがあります。この感染の状況の7行目までは今、申し上げたようなことです。8行目からご覧いただきたいんですが、こういう状況を踏まえまして総合的に見てステージ3というのが結論です。

 そのようなことから、医療提供体制を強化するために、受け入れ病床の確保に取り組むということで、先ほどのように第4波の時は390床ぐらいだったものを、439床まで増やしたということです。それから、宿泊療養施設も逐次、増やしておりまして、第4棟目を明日、18日から開設します。

 もう一つ、今日の感染者は148名と申し上げましたけども、そのうち22名が中津市、6名が日田市です。感染者が急増している県境の中津市や日田市でも、宿泊療養施設の早期の開設を検討します。新規感染者を大分の病院まで搬送するのも大変ですから、地元に宿泊療養施設を設置するため、探しておこうということです。

 また、宿泊療養施設のホテルの一部では、医師を常駐させて、重症化予防に効果の高い抗体カクテル療法にも対応できるようにします。抗体カクテルという点滴薬を使えるお医者さんにいてもらうことも、一部のホテルで出来るようにしておくと安心ということで、そういうところまでやっておこうと思います。

 併せて、県としても、積極的な疫学調査や迅速な検査を実施して、県民への情報提供もやっていくというような努力をします。国も宣言の期限を9月12日までとしてますから、県民の皆さんには、それと日にちを合わせまして、9月12日まで、感染対策のさらなる徹底をお願いします。

 具体的な取り組みとして、一つは感染力の強いデルタ株の広がりもあるため、不要不急の外出自粛をお願いします。5月6日にステージ3を宣言した時に、外出自粛をお願いしたんですけれども、それと同じレベルで外出自粛をお願いします。外出をする場合には、人混みを避けるなど、感染症対策を徹底してください。

 それから、県をまたぐ移動については、地域の感染状況に留意して、臨機に行動してください。感染が拡大しているような所への移動には、非常に慎重にしてください。そうでもないところへの移動も十分に注意してください。そういう考え方から、感染が拡大している地域との不要不急の往来は極力控えてください。

 そうやって自粛をお願いしているんですけれども、いろんな事情で移動せざるを得ない場合は、検温など体調管理に十分努めてください。大切な方を守るためにも、移動前後にはできる限り、民間の検査センター等を活用してPCR検査、もしくは抗体検査をお願いします。 県内では大分市、別府市、宇佐市が検査センターを開設していますので、利用してください。

 さらに、少しでも体調に異変がある場合は、無理をせずに次の機会としてください。外出、それから県境をまたぐ移動についてのお願いです。

 それから2番目が県内旅行ですけれども、「新しいおおいた旅割」については、県内各地域の感染拡大を防止するためにも、本当にやむを得ないんですけれども、新規の予約は明日、18日から停止をします。なお、既予約分については利用を妨げませんということで、感染状況を踏まえて慎重な行動をお願いします。

 それから飲食店ですけれども、県内全域の飲食店に対して、国の方も20日からになってますから20日、やむを得ない場合は23日から、夜9時までの営業時間の短縮を要請します。5月の時もそうだったんですけども、夜9時までの営業時間の短縮であります。夜8時までという所もありますけども、大分県の場合は前回と同じ夜9時まででお願いをします。 ご協力をいただく飲食店の方々には協力金を支給させていただきます。

 それからもう一つ、飲食店を止めるとお酒が売れない酒販店やタクシーなど、県の外出自粛とか営業時間短縮の要請等の影響で売り上げが急減しながら、国の支援や県の協力金の対象とならない事業者には支援金を支給します。50%以上減りますと国の支援金が出ますが、40%減ったという所は出ないもんですから、前回と同様、30%以上減った所については、県の方から支援金を給付します。

 それから5番目に、会食についてです。時間短縮をお願いしましたけれども、会食を行う場合にはマスクの会食、短時間、少人数、もしくは席移動を行わない少人数ごとの相席など、引き続き感染防止の徹底をお願いします。少人数というのは頭にあるのは4人程度です。4人以上で行くときには4人ずつ座って席の移動をしない。これもすでにお願いをしているところです。

 これは会食一般ですけれども、特に飲食店を利用される場合には、第三者認証を受けた「安心はおいしいプラス」の認証店など感染拡大、予防ガイドラインを遵守した店舗を選んでください。

 「安心はおいしいプラス」の認証店での感染が最近ありましたが、デルタ株の強い感染力を踏まえて実態を調査の上、認証基準も逐次見直して、店舗にとっても利用者にとっても安心していただけるように県としても取り組みます。それにしても、接待を伴う飲食店では今月だけでも約20店舗で50名を超える感染者が確認されておりますので、特段の注意をしてください。

 それから6番目、カラオケですけれども、カラオケは残念ながら空気中にウィルスを含む飛沫が浮遊して感染リスクが極めて高くて、最近もカラオケを利用したクラスターの発生事例がありました。そこで、ご家族でマスクを着用してもらう場合を除き、カラオケの利用は引き続き自粛をしてください。

 それから7番目が職場や学校での対応です。感染経路を追跡していくと、職場とか学校から家庭内に持ち込まれて、家族全員が感染した事例も増えております。申すまでもありませんけども、すでによく気をつけていただいていると思いますが、引き続き、入念な手洗いと手指消毒に加えまして、3密は元より1密もできる限り回避してください。

 また確実なマスクの着用が極めて重要です。屋内では不織布マスクを着用すると共に、それで安心というわけではありませんので、十分な距離の確保だとか短時間の会話にとどめる工夫をお願いします。

 それから、職場感染を防ぐために、できるだけ職場におけるテレワークの活用も引き続きお願いします。夏休みを終えた学校では、授業や部活におきまして、できるだけ対面や身体接触を回避する工夫を行うなど、感染対策の徹底をお願いします。教育委員会の方から各学校にお願いをすることにしております。職場と学校も油断なりませんので、ぜひ気をつけてください。

 それから8番目が大規模集客施設です。東京を中心に大規模集客施設での感染が報告されていますので、デルタ株を前提として、来場者が密集することのないように、人数制限やイベント簡素化など、感染対策を見直してください。この間、山の日全国大会のレセプションでは、定員の3分の1に限定し、飲食も控えるという、大変堅苦しいレセプションになったんです。そういう工夫をしながら感染拡大の防止に努めていただきたいです。

 それからワクチン接種、これも非常に大事でして、65歳以上の高齢者については希望者への接種が完了しました。県民の8割が接種出来る量が、10月上旬までに国から供給される目処が立っております。

 県といたしましては、市町村や職域接種に取り組む企業・大学等を支援すると共に、9月以降は県民全般を対象として、県庁舎新館14階展望ホールに県営接種会場を確保し、現役世代のために、平日の夜間と週末、接種が行われるようにして、8月21日、午前9時から受付を開始します。これらによりまして、国全体の目標の11月末の接種完了を、できるだけ前倒しするように全力で取り組みます。

 その次は、念のためです。申すまでもありませんが、ワクチン接種については不安や疑問をお持ちの方も多くて、特に若い世代が接種に慎重になる傾向があるようです。ワクチン接種の効果は、副反応のリスクを大きく上回るというのが、関係者の共通認識です。県民の皆さんには、ワクチンに対する正しい理解の下に、積極的な接種をお願いします。

 結びに、デルタ株の感染力及び感染スピードは格別のものがある。これまで以上に警戒感も高めて感染対策をより一層徹底してくださいということの他に、早期の受診や速やかな治療がご自身のためにも、感染拡大防止のためにも大変大事ですので、重症化を防ぐためにも、他の人に感染をさせないためにも、とにかく早期の受診・治療をお願いします。

 少しでも異変を感じられた場合には、躊躇せずに医療機関に相談してください。このことをくれぐれもお願いしておきます。非常に感染力が強いですから、ちょっと油断をしてると、本当に家族全員に移してしまうということがありますので、是非よろしくお願いします。

 今日、市町村長にも、これをお配りしまして、これまでも、よく協力をしていただいておりますけれども、また引き続き協力方、要請をしたところです。4~5ページもあると読んでいただけないんで、県民の皆さんに分かりやすく見ていたけるように、こういう一枚紙を作りましたんで、注意事項としてお願いをしたところです。

 もう一つ、これも県民の皆さんへのお願いです。新型コロナワクチンついて皆様に知ってほしいことということで、国の方からこういうご案内が出てます。さっきのワクチン接種によるメリットが副反応のリスクより大きいので、接種をお勧めしますというのは、ここから引用しております。そういうことで、是非ワクチン接種について、ご理解願いたいと思います。

 それからもう一つ、新たな県営ワクチン接種センターの開設についてという紙がお配りしています。先ほど申し上げましたように、県庁舎の新館14階の展望ホールに、9月1日から11月30日まで設けます。

 予約の開始は、第1クールが8月21日から、第2クールが9月5日から始まります。第1クールの対象者は、50歳以上ですが、50歳未満でも緊急に接種が必要な方は受けることができます。どうしても海外出張に行かなきゃいけないとか、そういう方で打ちたいというお話があれば打ちます。9月5日以降は全年代で受けます。こんなことで、市町村の接種、それから職域接種をカバーして、できるだけ11月末の期限を前倒ししようと考えております。

 それから最後に、飲食店に対する協力金、あるいは各種事業者に対する支援策を採らしていただきますと申し上げましたけど、そのために補正予算を組む必要がありますので、今日補正予算を組みまして、知事専決をさせていただきました。総額31億8500万円でございます。

 以上が新型コロナウイルス対策です。

新型コロナウイルス感染症に関する今後の対応について [PDFファイル/106KB]

大分県における感染状況の評価 [PDFファイル/75KB]

県民の皆様へのお願い [PDFファイル/43KB]

新たな県営ワクチン接種センターの開設について [PDFファイル/75KB]

新型コロナワクチンについて皆さまに知ってほしいこと [PDFファイル/2.13MB]

新型コロナウイルスワクチンの市町村接種状況 [PDFファイル/32KB]

8月11日からの大雨による被害について

 もう一つ、定例記者会見の項目として、いくつか、簡単にご報告をさせていただきます。

 まずは、8月11日からの大雨による被害です。時ならぬ前線の停滞によりまして、線状降水帯が発生し、季節外れの大雨になりました。大分県の場合には、激しく雨が降った時期もありますけども、時々中断するということもありまして、被害が案外少なかったです。

 ただし、他の県では大きな被害がありました。亡くなった方もおられます。亡くなられた方に心からご冥福をお祈りすると共に、被災された皆さんにお見舞いを申し上げたいと思います。

 大分県は、8月17日7時現在、人的被害は0です。避難者は、最大時には280世帯507名が避難をしておりましたけども、今は45世帯55名です。住家の被害ですけども、床下がえぐられたり浸水があったりということで11棟の被害がありました。

 道路の関係では、大分自動車道が一時、湯布院・日田間で不通になりました。それから、国道210号も一時不通というようなことがありましたけれども、今は通行止めも解除されております。県管理の道路についても24件の被害がありましたけども、これも大きなものではありませんでした。

 今のところ被害が少なくて済んでおりますけども、相当水を含んでますから、これからまた雨が降るということになると、まだまだ心配がありますんで、我々は非常に緊張感を持って警戒本部で対応をしてるという状況です。

令和3年8月11日大雨警報に関する災害情報について(第17報) [PDFファイル/2.4MB]

「おおいた和牛」推しプロジェクトについて

 「おおいた和牛推し」プロジェクトについてです。

 中村獅童さん、去年に引き続きまして、今年もPR大使にご就任をいただきました。獅童さんも大変熱心に応援をしていただいておりまして、獅童さん自身がおおいた和牛を調理する動画を公開するなど、非常に力を入れているところです。これから、「おおいた和牛」の特設サイトで公開されます獅童さんの応援メッセージ動画をご覧いただきたいと思います。

<<VTR>>

 ということで、PRをしっかりやっていきたいと思っております。
 今日から、羽田空港や大分空港に広告看板を設置するとか、東京品川駅とか大阪駅にデジタルサイネージ広告を出してPRするといったようなことで進めていきます。また、関東・関西でおおいた和牛が買える店舗、あるいは食べられるお店の開拓も進めてまいります。 

 もう一つ、3年前「おおいた和牛」のブランドを発表したのが9月4日でして、この9月4日を「おおいた和牛デビューの日」ということで、「おおいた和牛の日」として記念日登録を致しました。関東・関西エリアでおおいた和牛が食べられる店舗、買える店舗をこれから逐次増やしていきたいと思っております。どうぞよろしくお願いします。

令和3年度「おおいた和牛推し」プロジェクト [PDFファイル/82KB]

「おおいた和牛」の記念日登録について [PDFファイル/286KB]

関東・関西エリアで「おおいた和牛」が食べられる店舗・買える店舗 [PDFファイル/51KB]

カーボンニュートラル電力調達の開始について

 カーボンニュートラル電力調達の開始ということで、カーボンニュートラルに国をあげて取り組むことになっております。

 大分県もこれから電力の調達に当たっては、できるだけカーボンニュートラルのものに変えていこうと思っております。その第一弾として、大分県産業科学技術センターにおける電力の調達をカーボンニュートラルで行おうということで入札をいたしまして、新電力大分株式会社のプランを採用させていただくことにいたしました。

 第2弾としては、来年3月1日から契約開始を目指して、また次の施設と会社を選んでいきたいと思っています。逐次、大分県が調達する電力をカーボンニュートラル電力に変えていくということをやっていきたいと思います。

産業科学技術センターにおける「カーボンニュートラル電力」の調達開始について [PDFファイル/103KB]

 大分県マリンカルチャーセンターについて

 マリンカルチャーセンターについてです。

 平成29年に売却又は貸付けとする方針を定めまして、利活用策を検討してきましたけども、売却貸付に応じる方がおられません。結局解体して更地にして、土地所有者である佐伯市にお返しすることになりました。そういう手続きを、今から始めていきたいと思います。

 マリンカルチャーセンター設置以来、270万人ぐらいの方に利用していただきましたけども、役割を果たして廃止ということになるわけです。

大分県マリンカルチャーセンターについて [PDFファイル/234KB]

最低賃金の引上げについて

 最後に、最低賃金の引き上げについてです。

 大分地方最低賃金審議会において、8月10日付けで大分労働局長に対して、現在の大分県最低賃金時間額を792円から30円引き上げて、822円とする旨の答申が行われたところです。

 人口減少、中でも社会流出が大きな課題となっている本県にとりまして、できるだけ優秀な人材を確保したいという観点から、本県の賃金全体が上がって行くことは望ましいと思っており、今回の答申内容は歓迎をしたいと思います。

 ただ申すまでもありませんけども、最低賃金の引き上げは、経営基盤の脆弱な中小企業、小規模事業者、特にコロナで売上が下がっているという足元の状況では、非常に厳しい面があるということも事実であり、政府としても、引き上げの勧告があった時に、いろいろ応援をしなきゃいかんということを言っていたわけですけれども、県といたしましても、そのことは非常に大事だと思います。

 業務改善助成金の活動だとか価格転嫁をしやすくする環境づくりなど、できるだけ効果的な支援をやっていきたいと思っています。8月16日、国と連携して緊急相談窓口を設置しました。いろいろ話を伺いながら必要な施策をやっていきたいと思ってます。

 私からは以上です。


幹事社 今日、過去最多の感染発表となって、また時短の要請や不要不急の外出自粛の要請を出されたと思うんですけれども、お盆に入る前に出された対策の効果、こういうふうに感染拡大につながったことの率直な受け止めを、まずお聞かせください。


広瀬知事 夏休みに入る前は、1日10人台、10人以下、それも数人程度という一桁で推移して非常に良いところがあったんです。その後、デルタ株の発生、それから人の移動等もいろいろあり、こういうことになったのかなと思っています。

 しかし我々としては、こういうこともあるんじゃないか、ステージを引き上げざるを得ない場合には、どういう手を打てばいいかということは、いろいろ議論をしていたところです。残念ながら、そういう事態になったということで、外出の自粛、県境をまたぐ移動の自粛、飲食店の時短、このあたりは効果があるのではと期待をしているところです。


記者 先行して感染拡大した他の地域でも、今日出された対策と同じような対策をすでに採ってるところがあると思うんですけど、なかなか感染拡大が収まらないという、デルタ株への置き換わりとか、桁違いに全国的に感染が広がってる中で、今回この対策で大分県として感染拡大に歯止めをかけられるかっていうところはどうお考えですか。


広瀬知事 押さえられると思っています。

 これまで外出自粛も、こちらから積極的にお願いしたわけじゃありませんけれども、今回は外出自粛と、県境をまたぐ移動についてお願いをしています。県民の皆さんの気持ちを、ご協力いただくためにはやむを得ないことだと思うんですけれど、「おおいた旅割」の停止も効果があるんじゃないかなと思ってます。

 前回、5月6日からお願いした時も随分効果が出ました。県民の皆さんのご協力が非常に大きかったと思います。今、いろいろ考えられる新たな協力をお願いしてるところです。引き続き、ご協力をいただきたいと思います。


記者 まずはじめに、呼びかけについて2点お伺いです。一点目は今回デルタ株がかなり広がっているという事もある一方で、県民の皆さんからするとコロナが始まってもう1年以上で、自粛の呼びかけというのもかなり続いていて、夏休みっていうこともあって、なかなか皆さんに行動変容を促すのが難しい時期なのかなと思うんです。

 今、知事も呼びかけしていただいたんですが、皆さんに届くような危機感みたいなものを、もう少し知事の言葉で伝えていただけないかなと思います。


広瀬知事 県民の皆さんのご理解のおかげで、夏休み前は非常にいい状況がありました。

 したがって今回の夏休みは外出自粛をお願いしたわけでもありません。それから旅行も、されてもいいですよ、しかし十分に気をつけて体調管理をしながらやってくださいということでしたので、県民の皆さん結構、東京や大阪からお子さんが実家に帰ってきたとか、いろんなことで、夏休みらしい過ごし方をしていただいたんじゃないかと思います。

 私は、それは県民の皆さんがこれまで、いろいろやっていただいたおかげだと思います。

 それで、今度は感染が拡大しましたんで、ここは、もう一度5月の時を思い出していただいて、引締めていただければということでして、のんべんだらりと規制をお願いしているわけではありません。また今こそ、再度引締める時期ということで、県民の皆さんにお願いをします。そこのところをよくご理解をいただきたいです。


記者 もう一点なんですけど、飲食店の時短要請が今回2回目ということで、これも飲食店とか事業者の方、時短の要請がない間も、かなりお客さん少ないっていう状況とかはあると思いますので、今回も協力金は前回と同様に支払われるということですけれども、この要請についても、飲食店さん応じるのが難しいところもあると思うんですが、知事の方からいかがでしょうか。


広瀬知事 飲食店の時短も、皆さんご協力いただいていたんですけれども、ここに来て大分県含め全国的な感染拡大となりますと、なかなか夜遅くお客さんが繁華街を歩いてないです。従って、そういう現状を踏まえると、もう1度、時間短縮をお願いすることは、今のお客さんの状況からすれば、飲食店の皆さんはやむを得ないと、ご協力いただけるのではないかなと思っています


記者 コロナに関して2点質問があります。

 1点目が県民へのメッセージの件ですけれども、時短要請をすると思うんですが、前回とはデルタ株が流行ってるという状況が違う中で、本当に効果があるのか心配する県民もいると思います。5月の時も伺ったと思うんですが、緊急事態宣言、まん延防止等重点措置を政府に要望するというお考えは現時点であるのか。

 仮に今、打ち出されてる対策が、なかなかうまくいかない時は要請することも知事は、お考えとしてお持ちかどうかっていうのを教えてください。


広瀬知事 政府が、せっかく緊急事態措置やまん延防止等重点措置を作っているんだから、それに乗っかってもというお考えもあろうかと思います。そういう全国一律の取り扱いの中でやるのがいいのか、地域の実情に応じて、地域らしい取り組みをするのがいいのかいろいろ考えたのは事実です。

 だけども結果的には、我々5月にも大変厳しい中、県独自のやり方でやって、効果を上げることができましたので、今回も地域の実情に沿って、弾力的に物事が進められるように県独自の対応でやったらどうかなと思ってやりました。したがって、今のところ国の方の措置を要請することは考えていません。


記者 2点目ですが、コロナの基本的対処方針を、政府が今夜話し合って変更するという話が出ています。大規模集客施設やデパートの地下の入場を制限するように要請すると基本的対処方針変更された場合、知事は県内の施設に要請するお考えというのはありますか。


広瀬知事 大規模集客施設について、人数制限やイベント簡素化など感染対策を見直してくださいとお願いしてあります。どういうふうに見直せばいいのかと考えてたら、国の方がガイドラインを見直すという話があり注目しておりました。それが有効なものであるならば、そこのところを大いにPRをして、国がこういうことで言ってますから、どうぞ、やってくださいとお願いしようと思ってます。


記者 今夜、明日、新しい方針が示されたら、その方針に基づいて別途何か要請する可能性もあるということですか。


広瀬知事 8番に書いているとおりです。


記者 それも含めて対応できるようにということですね。


広瀬知事 主催者として十分そこのところを考えて、やってください。どう考えたらいいんだ、国が書いてくれるから、それを見たらいいんじゃないのというんだけれども、なかなか分からないならば、それぞれ担当のところからガイドラインを出すこともあるかもしれません。 国のやり方を先取りしてるところがあります。


記者 5月にステージ3に上げた時と今回との違いというと、デルタもあるんですが、逆のプラスの材料としては重症者が一人という低水準でずっと止まっている。なおかつ死者が、この2ヶ月ぐらいはほとんど出てなかったように記憶してます。

 そういう意味でいうと、医療機関の負担は、5月に比べてそこまでないかと思うんですが、ステージを上げた理由は、医療への逼迫度合いがこのままだと増してしまうと考えたのかを伺います。


広瀬知事 おっしゃるようにワクチン接種が高齢の方から順番に進んでおりますから、あの時に入院が長期化して病床占有率を高めた高齢の方が非常に減って来て、今回の感染者は若年層が中心になっているということも事実です。

 若年層は軽症で元気に退院することができることもあるんですが、今のところ若い方でも感染すると急に熱が出て、しばらくは熱に悩まされるという方もいるわけです。そうなると、病院で治療していただく必要があり、何日かして宿泊療養施設の方に移ってもらうことがあります。今のスピードで感染が拡大していくと、病床利用率が増え、病院の負担も増していきます。

 したがって、ここはステージ3を明らかに申し上げて、県民の皆さんにご協力を願う必要があるということでお願いをしたわけです。

 状況は確かに変わってますけども、この勢いで増えていくと病院が持たなくなるなという心配をして、やったところです。かといって、決して病院で看れないから、ご家庭で看てくださいということを、今心配しているわけではありません。

 宿泊施設の一部にお医者さんを常駐させて、抗体カクテル療法にも対応できるよう、皆さんが安心して治療が受けられる体制は確保します。そこは間違いありません。そのためにもご協力をお願いします。


記者  専決処分をされた協力金の部分に関してなんですが、これは5月の時にも発表されていたものと同様のものと考えて良いでしょうか。


広瀬知事 そうです。


記者  変更とか新たな点という部分はないと。


広瀬知事 ありません。


記者 これまで過去1番であった、102人の時の数で見ると、うち42人がクラスター関係で占めていて、当時クラスターを押さえれば、一つ山を越えられるというような状況だと思います。逆に、今回はクラスター関係が8人しかいなくて、家族感染が44、知人が12ということで、身の回りの感染がこれだけの数、148件を積み上げた形になってると思うんです。

 見通しとして、これまでクラスター対策をして大きな感染を防げば、ピークをカット出来るという状況だったと思うんです。

 今回は個別に小さな感染があちこちで起きてる状況で、なかなか見通しがしづらいと思うんですけど、80人越えが6日間ぐらい続いてるこの状況は、しばらく続くと見ておられるのかと、先ほど知事もおっしゃいましたけども、しばらく感染者がかなり出続けるけれども、療養施設を確保しながら医療機関のベッドはなるべく空けて、自宅での療養はさせない。

 きちんと医療体制を担保するというような形で、しばらく乗り切って行かれるおつもりかどうか。そのしばらくということの念頭にワクチンの普及があるのかまで教えてください。


広瀬知事 クラスターを押さえればいいという状況から変わったんじゃないかというご心配ですけれども、まだまだ私は担当の者には、しっかり感染経路をサーベイして、押さえていくというやり方で、感染の拡大を防いでいく、そういう我々の対策の原点をしっかり守ってやってくださいという話をしてるところです。

 したがって、まだまだ状況としては手におえなくなってるということではなくて、対応ができる。また、しなきゃいかんと思ってます。

 しかし、この状況は、そう簡単に落ち着くものではなく、しばらくは続くというぐらいの覚悟を持って対応していく必要があると思っています。コントロール可能の範囲内だけれども、状況については楽観をしてなくて、まだまだ、このレベルで感染状況が続くことを前提にして、医療体制を確保し、宿泊医療を確保する必要があるということでやってるところです。


記者 今現在、もう第5波に入ってるという認識でよろしいですか。


広瀬知事 難しいところですね。5波に入ってるかもしれませんね。今日の明日ですから、もうちょっと見る必要があるんじゃないのかなと思ってます。


記者 学校関係なんですけれども、夏休みが終わって集団生活の場として、学校がこれまでどおりの形で機能することに不安を持ってる方もかなりおられます。子どもから家庭へ、家庭から子どもへという形での感染は現実に起きてる状態の中で、これが普通の学校生活にまた戻れるのかと不安を持ってる方もおられます。

 知事としては、学校の活動は基本的に従来どおりの形で再開出来ると思ってらっしゃるのか、もしくは分散登校なりタブレット端末の普及も進んでますから、できるところはオンラインも取り入れながら、なるべく接触の機会を減らしていくというところまで考えておられるのか、そこを教えてください。


広瀬知事 教育委員会がいろいろ検討すると思います。状況は、今、夏休みで、まだ学校は落ち着いているけれども、夏休みが明ければ、また学校で感染が拡大していく可能性がある。だからこそ、この夏休みの間に学校の先生、放課後児童クラブの方々にもちゃんとワクチンを打っていただいて、感染を予防できるように徹底をしてきました。

 そうしますと、後は子どもたちが家庭と学校の間を行き来するだけですけれども、先生方を防御できる体制をしておけば、だいぶ様子が違ってくるんじゃないかなと思ってます。 今のところ、二学期が始まったら、これまでと同じように、学校で最大限の感染拡大防止措置を取りながら、授業をやっていただくことを考えています。


記者 ワクチンのことです。

 今県内のワクチンの接種の状況って、1回接種が57万人を超えていて、県民の半分に達している状況です。2回接種も多分40何万人いかれていて、4割ぐらい。一時期、集団免疫の話、1回接種が4割ぐらい行けば効いてくるんじゃないかという期待感を示されたこともあると思うんですけど、今のワクチンの状況と、この感染状況を見て、集団免疫についてどう考えていらっしゃるかを教えていただければ。


広瀬知事 私は、半分まで行けばいいんじゃないかなと思って期待をしてたんですけれども、どうも収まらないなという感じです。専門家に聞いても、最初の頃は50%ぐらいかなと言うことでしたけれども、今はそう言ってくれる人はいませんので、今はどのくらい行けばいいのかというのはクエスチョンです。

 したがって、できるだけ多くの方に早くワクチンを打っていただくということが大事かなと思ってます。おっしゃるとおり、30%も行けばいいかな、50%なら十分だなと思ったのはちょっと甘かったですね。


記者 ステージ3に上げるのは、今回が2回目ということだと思いますが、前回のステージ3に上げた時と、今回の呼びかけで大きく違うところがあれば教えていただけますか。


広瀬知事 あんまり違うところはないんじゃないでしょうか。アルファー株からデルタ株になり、より感染力の強いところを相手にせざるを得ないが、ワクチンの接種率はずいぶん高くなったので、高齢者の方は今、案外感染してませんよ。


記者 今おっしゃったように、若い方の感染が増えているということで、特に若い方に向けて知事から何かメッセージがあればお願いします。


広瀬知事 ワクチン接種のメリットは、リスクを大きく上回ると言われてますから、ぜひワクチンを早く打っていただくようにお願いします。


記者 不要不急の外出の自粛ですけど、行動変容に関しても若い人に何かメッセージがあればお願いします。


広瀬知事 私は、若い方もずいぶん気をつけてやっていただいてると思います。最初の頃は、従来どおりの行動でいいと言って、元気よくやっておられた方もいましたけども、いろんな方の感染の実態をご覧になって、自分を守るためにも愛する人を守るためにも気をつけなきゃいかんという気持ちは大部分の若い方に持っていただいてます。

 それを実現するためにはワクチンかなと思ってます。ワクチンを2回打って感染をしたという方が、おられるのはおられるんですけれども、その割合は1万人に1人という割合ですから、ずいぶんワクチンの効果はあるわけです。あとは罹ってないということですから。


記者 先ほど第5波の認識について、知事はもうちょっと見る必要があるとお話しされました。まだ第5波と断言できない、そのところの見解を教えてください。


広瀬知事 断言してもいいんですけども、今、感染が100何名のところを下方に持っていきたいなと努力をしてるし、また担当の者にもきつく尻を叩いてるとこですから、「はい、5波ですね」と簡単に言う気持ちにならないというだけで、だからといって5波じゃないからと言って安心してるわけじゃ決してありません。


記者 冒頭にお話しがあった宿泊療養施設の件なんですけれども、明日から開設される4棟目というのも大分市内というご予定でしょうか。


広瀬知事 そうです。ホテルの名前は分かっていると思いますから後で。


記者 中津と日田については、これは開設することは決めてらっしゃるということですか。


広瀬知事 医師会もやった方がいいなという気持ちですから、その方向でホテルをあたってるんじゃないかと思います。


幹事社 発言のある方いないですか。


司会 よろしければ、これで終了させていただきます。

 ありがとうございます。


広瀬知事 ありがとうございました。


※知事及び記者の発言内容については、単純ミスと思われる字句、重複した言葉づかい等を整理の上、作成しています。[記録作成:企画振興部広報広聴課]

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