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令和3年9月7日知事定例会見

印刷ページの表示 ページ番号:0020210907 更新日:2021年9月7日更新

映像機器のトラブルにより、今回動画はありませんのでご了承ください。
日時:令和3年9月7日(火曜日)13時30分~
場所:第一応接室


新型コロナウイルス感染症について

知事写真

 8月21日の新規感染者が215名となり、大変深刻に受けとめていたのですが、外出自粛、あるいは県境をまたぐ移動の自粛、さらには飲食店による時短のご協力等々によりまして、おかげさまで少し落ち着いてきました。

 昨日の新規感染者が52名でした。本日の新規感染者が55名となり、だいぶ下がってきたと思っています。しかしながら、病床の使用率は依然として50%を超えている状況で、ステージは3のままです。予断を許さない状況だと思っています。

 県といたしましては、医療提供体制が逼迫することになったら大変ですから、病床は456床確保されておりますが、加えて、宿泊療養施設の確保もやらせていただいているところです。9月9日から日田市に新たな宿泊療養施設を開設いたしまして、その時点で8施設となり、1,019室の宿泊療養施設となります。

 また、抗体カクテル療法を適切に使用しながら重症化を防ぐということで、病床の負担を軽くして、できるだけ宿泊療養施設で受け入れます。感染しないのが一番いいのですが、万一感染したときには治療が受けられるように、しっかり宿泊療養施設を確保しておこうと思っています。

 関東の方で、妊婦さんが感染をして大変痛ましいことになったということが言われております。大分県では、産婦人科にかかっておられる妊婦さんには、「コロナウイルスワクチンの投与も勧めてください。そういう方のためのワクチンは準備しますから」と申し上げて、優先接種のお願いをしているところです。

 それでも間に合わないで陽性になる方もおられます。その場合には、県内に配置している入院調整コーディネーターが、入院先を調整して、妊婦さんが決して心配をしないでいいように手を打っているところです。

 もう一つ新型コロナ対策の切り札はワクチン接種です。第5波では優先接種をした高齢者の感染は大幅に減少し、未接種の多い若い世代の感染が続いているのは、皆さんのご存知のとおりです。そこで、若い方が接種できるような体制を早く作ることが大事です。

 県営接種センターは、9月1日から県内で居住する12歳以上の方なら、どなたでも接種可能となっています。もちろん市町村でもやっておられますが、お仕事の関係で、どうしても時間が合わないとか、市町村では予約が取れないというようなときには、こちらを利用していただいたらと思います。

 9月1日から10月12日までを第1クールとして、8月21日から予約を開始いたしましたが、予想を上回る予約が入っております。新たに接種レーンを増設して、第1クールは7,500人分から2,500人増やして、1万人の接種ができるようにします。

 10月13日からは第2クールとして、9月5日から1万人分の予約を開始しておりますが、こちらの方も多くの予約をいただいております。県としてもしっかり対応していきたいと思いますのでよろしくお願いします。

妊産婦が新型コロナウイルスに感染した場合の支援について [PDFファイル/162KB]

新型コロナウイルス感染症対策~妊婦の方々へ~ [PDFファイル/226KB]

新たな県営ワクチン接種センターについて [PDFファイル/69KB]

2022年東アジア文化都市の選定及び第23回大分県民芸術文化祭について

 9月というと、ちょっと忘れがちですけれども芸術の秋です。芸術文化といいますと、8月30日に、大分県は日中韓、三カ国において文化芸術による発展を目指す東アジア文化都市の2022年、日本の開催都市に選ばれました。萩生田文部科学大臣から選定証書をいただいたところです。

 中国は済南市と温州市。韓国は慶州市が選ばれております。この三市と合わせて、日本は大分県が開催県になるということで選ばれました。大分県も、この機会を生かして、三つの目標を掲げて取り組もうと思っています。

 第1は、県内各地で展開されている、特色ある様々な芸術文化に光をあて、さらに磨きをかけていく。第2は、様々な交流を通じて芸術文化の力を観光や産業にも活かす創造的な地域づくりに取り組む。第3は、3国1県3市の皆さんと芸術文化の楽しみと感動を分かち合ながら、相互理解と連携を深めていく

という、この三つを目標にしてしっかり対応していこうと思っているところです。

 県庁内で今日、早速、関係部局によるプロジェクトチームを発足させました。チームリーダーは企画振興部長にお願いをしています。また、できるだけ早く実行委員会を設けて、県内の幅広い人材に参加していただき盛り上げていこうと思います。

 それからもう一つ、芸術の秋に忘れてはならないのは大分県民芸術文化祭です。もう23回になります。今年は「心をつなぐアートの力」というテーマでやろうと思っております。

 お手元にお配りしている冊子のとおりですが、開幕行事は10月2日にiichikoグランシアタで、バレエや児童合唱など他の分野の方ともコラボをしながら、オペラ「カルメン」を開催することにしております。

 それから、閉幕行事は12月12日に、おおいた第九を歌う会の皆さんによる、「第九」を歌い継ぐということで、お願いしたいと思っています。

 また、恒例の大分県美術展の方も9月14日から10月17日まで行われることになっております。伝統の民謡の方も頑張っていただいておりまして、期間中に「第1回おおいた民謡の祭典」も行われることになっております。また、様々な芸術文化が楽しんでいただけると思います。どうぞよろしくお願いいたします。

「東アジア文化都市」の概要 [PDFファイル/349KB]

第23回大分県民芸術文化祭(パンフレット) [PDFファイル/4.74MB]

令和3年度全国学力・学習状況調査の結果について

 全国学力学習状況調査についてです。調査の結果は、もうすでに発表したとおりです。

 中学校が随分成績を上げてくれまして、小学校、中学校共に全国トップ10に位置づけられ、非常に良かったと思っているところです。

 これも現場の先生方の努力のおかげです。昨年度のコロナの臨時休業等による影響が心配されましたが、現場の先生方が臨時休業の間に補充学習などを行って、児童生徒の学びを保障する取り組みを各学校で行われたことにより、一定レベルの学力を身につけることができたと思っています。

 また、小・中学校ともに組織的な授業改善も進んでいます。「新大分スタンダード」というやり方で、黒板の書き方から、いろいろ工夫してやっていただいているところです。そのような現場の先生方の努力によりまして、小中学校、共に全国トップ10になったということです。

令和3年度全国学力・学習状況調査 [PDFファイル/244KB]

「全国豊かな海づくり大会」について

 全国豊かな海づくり大会についてです。

 全国豊かな海づくり大会は、ご存知のように昭和56年に第1回大会が行われました。それが行われたのが大分県の佐伯市でありまして、それから毎年、各県で開催されています。

 全国豊かな海づくり大会発祥の県でございまして、それからだいぶ経ちますので、大分県で2回目となる令和6年度の招致に向けて大会推進委員会に開催申請を行おうと思っています。改めて水産業の振興発展の契機にしたいと思っています。

 式典や種苗放流等を通じて、「水産資源の保護や管理」と「海や河川の環境保全の大切さ」を広く国民に訴える。そして、「つくり育てる漁業」の推進を通じて、漁業の振興を図ろうということです。

全国豊かな海づくり大会について [PDFファイル/85KB]

令和3年「秋の全国交通安全運動」の実施について

 令和3年秋の全国交通安全運動の実施についてです。

 9月21日から30日までの10日間、秋の交通安全運動を実施します。県内の交通事故の発生状況ですが、9月5日現在、事故件数、死者、負傷者ともに昨年に比べて減少しています。しかしながら、21名の方が犠牲になっています。交通安全運動をしっかり展開していきたいと思っております。

 今回の安全運動では「子どもと高齢者を始めとする歩行者の安全の確保」などを重点に掲げてやりたいと思います。交通事故の中では多数を占めている高齢者の交通事故、また、この間いたましい千葉県での事故もありましたので、子どもと高齢者をはじめとする歩行者の安全確保を重点に掲げてやろうと思います。

 9月21日の午前8時から県庁舎の本館玄関前広場で開始式を開催します。開始式では、全国区のオーディションでグランプリを受賞した県出身の高校生タレント、白石花恋さんを一日交通警察官に任命し、交通安全宣言をしていただくことになっております。お楽しみ願いたいと思います。

 先日、交通安全功労者の表彰をいたしました。その際に、令和2年度の交通安全ファミリー作文コンクールで、最高の内閣総理大臣賞を受けた臼杵の中学生、白根美里さんの作文が、ご披露されました。「思いやりの連鎖が生み出す交通安全」というものです。

 このお話は横断歩道を渡るときに、渡る人、それから車を止めて渡る人を通すと、お互いのコミュニケーションといいますか、思いやりが大事だというお話で、いろんな方の思いやりの連鎖で、交通安全を確保していきたいと思います。

秋の全国交通安全運動実施要綱 [PDFファイル/1.33MB]

秋の全国交通安全運動(チラシ) [PDFファイル/3.56MB]

県西部地域の観光情報サイト「オーワ!」について

最後に県西部地区地域の観光情報サイト「オーワ!」についてです。

 この度、アフターコロナを見据えた新たに西部地域(日田市、九重町、玖珠町)のアウトドアの観光情報などをワンストップで発信するポータルサイト「OWA(オーワ)!」(おおいたウエストアドベンチャー)を開設しました。

 ちょっとまずご覧をいただきたいと思います。

<画面でポータルサイト「OWA」紹介>

 こんな具合で、この「オーワ!」いうポータルサイトでは、毎月、管内の旬な話題を写真と動画を交えて、「オーワ!マガジン」として紹介していきます。

 県西部地域は、昨年7月の豪雨、それからコロナの感染により、宿泊業や飲食業をはじめ、大きな打撃を受けています。「オーワ!」によって、旬の情報を発信しながら、お客さんにお越しいただこうというものです。

 ウェブサイトの開設に合わせて、現在、フォトキャンペーンを実施しています。9月から11月までの期間中に、西部地域の観光地などの写真を投稿していただいた方の中から抽選で140名に宿泊割引券や地元の特産品をプレゼントしますので、多くの皆さんの参加をお願いします。

 私からは以上です。

県西部地域アウトドア観光施設情報発サイト「オーワ!」 OPEN !! [PDFファイル/147KB]

県西部地域フォトキャンペーンの実施について [PDFファイル/151KB]


幹事社 ありがとうございました。

 まず幹事社から1点、伺いたいと思います。

 先ほど県内のコロナの状況に関して、予断を許さない状況とのことでしたが、まん延防止等重点措置を要請せずに、県独自の施策を展開してきました。その評価と、飲食店の時短要請の期限が迫る中での今後の見通し、判断についていつ頃されるかお願いします。


知事 国の緊急事態宣言や、まん延防止等重点措置の地域に手を挙げずにやってきました。今の状況は、国、県がどうするとかいうことよりも、県民の一人一人が自分事として、どうやって感染を防止するか、しっかり対応していただくことが非常に大事な段階にきているということを改めて訴えたかったので、国の措置はお願いしないで県民の皆さんお1人お1人にお願いするというつもりでやらしていただいたところです。

 ただ、外出の自粛、県境をまたぐ往来の自粛、また飲食店の営業時間短縮も、中身は大体同じことです。それから学校で特に気をつけていただくよう、必要ならば分散投稿などいろいろ取り組んでいただいています。

 大事なことは、とにかく一人一人の行動変容だと申し上げたものの、人数が減らなかったら困るなと思っていました。しかし、県民の皆さんが、お願いしたとおりしっかり対応していただき、215人から今や50人まできたところですから、この調子で、油断をせずに、さらに状況を良くしていく努力をしていきたいなと思っています。

 それから飲食店の営業時間の短縮をこれからどうするかということですが、県独自にやっているため、国の決定を待つのではなくて、大分県の状況を見ながら規制を解除するかどうか決めることができます。しかし逆に言うと、それだけ我々も十分に責任を持って考えていかなきゃいけないという面はあります。

 今の段階はまだステージ3の段階ですから、なかなか厳しい状況と思っています。確かステージ4のときに、ゴールデンウィーク明けに一段と強い規制のお願いを申し上げた時に、それを解除できるのはステージ2になって、しかも1をうかがえるようなさらに安定した段階でということを申し上げたと思います。そんなことも頭に入れながら判断をしていくことになると思いますね。


幹事社 時期的には迫っていますが、ぎりぎりまで見極めたうえでということですか。


広瀬知事 そうですね。従って今週の12日までが期限ですから、それをどうするかについて、今週しかるべき時にデータを集めて判断することになると思います。


幹事社 今おっしゃったように、やはり前回と同様に、ステージ1がうかがえるレベルまで、しっかり押さえ込まない限りはなかなか判断が難しいと。


広瀬知事 前回はそういうことで申し上げましたけども、それにこだわるわけではないですが、そんなことも頭に思い浮べながら判断をすることになると思います。これはケースバイケースで弾力的にやらなければいけないと思いますから、よく状況を見ながら判断していきます。


記者 今、ステージ3で、病床利用率も50%。今の状況だと、時短要請の解除は厳しいという見通しですか。


広瀬知事 ステージ3だと難しいでしょうね。だけど、指標が一つだけステージ3だけども、あとは非常にいい状況になっているような時には、ステージ2でもいいかもしれないし、それはそれぞれの状況でだいぶ違うと思います。


記者 冒頭でもちょっとお話ありましたように、病床使用率が知事の頭の中ではかなり重要なファクターかと伺ったつもりですが、判断されるときには病床率が一番重要な指標になってくる。


広瀬知事 今回の第5波は、全国的に見てみますと、病院やホテルにも入れず、自宅で苦しんでいるというような、本当に医療崩壊に近い状況が見られる県もあるわけです。そんなことになってはいけないという気持ちは非常に強いです。

 したがって、病床や宿泊療養施設を増やすというような努力を毎日しているところですが、今の状況は、それでも50%をちょっと超えている状況ですから、なかなか大変だと思っています。


記者 今回第5波では、県内でも215の新規感染者数のピークを迎えたところです。知事がお盆前の段階で、帰省について、かなり前向きというか、ふるさとの責務としては受け入れるというようなことでメッセージを出されたのですが、帰省がきっかけとなって、県内の感染がかなり広がったことは間違いないと思います。

 抑えようという一方で県外からの人を受け入れるというところが、県民から見てわかりにくいので、メッセージをだされた思いと、今現段階で実行評価としてどうとらえておられるか。


広瀬知事 ちょうどお盆の帰省シーズンでした。従って全国的にも帰省をしてはいけません、動いてはいけませんということではなく、動く場合には健康管理を十分にして、できればPCR検査や抗体検査をして安全を確認してから来てください、熱がある時には来ないでくださいということですから常識的なメッセージだと思います。

 あの時そういう判断をしたのは、ちょうど帰省のシーズンです。都会に出かけているお子さんにしてみると久しぶりに閉じこもっている都会から、何とか家に帰ってきて息抜きをしたいという気持ちがあるかもしれないし、いろんな意味で実家に帰ってきたいという方もおられる。

 それを帰ってきちゃいかんというのは、きっとそれを言っても守られないだろうと。むしろ、なぜいけないということになるので、いいですよ、いいけども十分に健康に気をつけてやって来てくださいと申し上げたわけで、それはそれでよかったのではと思っています。


記者 他県の話になるのですが、緊急事態宣言が今出ている地域は、これから解除されるかどうかを迎えるのですが、大分県としては特に福岡など縁が深いところもありますので、そういうところの動向については、緊急事態宣言解除するかしないかについてどういうふうに、いま注視されておられるのか。


広瀬知事 それは、それぞれの県の状況を見て、それこそ国の方で判断するということになると思います。レベルは大丈夫かどうか、それから落着き具合はどうかといったことを全体として判断すると思っています。今、私がその予断をする必要はないと思います。


記者 菅総理が今度退任されます。1年間、コロナ対策を第一にやってきた政権と理解していますが、知事、全国知事会の8月の際に濃厚接触者について苦言と言うか、ご自身の思いをおっしゃられたと思いますが、この1年間のコロナ対策を見て、こういうところを何とかして欲しかったとか、あるいは、こういうところが評価できるとか、そういった総括的なお話をいただけたらと思います。


広瀬知事 政府のコロナに対するこれまでの発信というのを安全安心のためにここは我慢してくださいというだけの話で具体的にどこがどうだから、どこをどういうふうにすると、どうなるというところが、あまり見えなかった。

 せっかく総理のほかに担当の大臣と言っていい方が3人おられたわけです。その3者からの明確な発信がなくて全て総理がおっしゃるので、総理はいろいろなことやらなきゃいかんから、どっちかというと大ざっぱな精神論みたいな話になっていると思います。

 本当は国民が知りたいのは、どこが悪い、従って、どう注意してください、そうすると、どうなるということなんだけど、そのことを言わないから対策に説得力がない。

 そうすると国民の皆さんがついてきてくれない、無視されるというようなことになっちゃうので、その悪循環があったと、それは決して総理の責任ではないけれども、せっかく3人も担当大臣がいたのに、そこがうまくかみ合ってなかったと思いますね。


記者 そしたら、迷走と言ったら言い過ぎかもしれないですけども、一本化というか、そういった、いろんなところから話が出るところが何回にもわたる感染のピークを出した一因とも考えられるということでしょうか。


広瀬知事 私は何でもかんでも総理が1人でやるということではなくて、大臣がいるのだから、それを大臣に分担して大事なとこだけ総理が出るとか、そのチームワークが必要なんという。大変、口幅ったいようなことで申し訳ないです。


記者 話戻って恐縮なんですが、県内のステージ判断について、もう1回お伺いしたいのですが、前回、5月、6月の感染拡大の時は病床使用率が21%で直近1週間の感染者が33人でした。

 国の分科会が出しているステージ判断は、去年の4月にワクチンも治療薬もまだ全然なかった時に作ったステージ仕様で、これ今、だいぶ状況が変わっていてワクチンの接種率とか、若年層を中心の感染に変わっています。

 今回の県のステージ判断で引き続きこういう指標を用いて、前回の時短と同じような水準を目指すのか、それとも多少、現状に合わせて見直しをしていく方がいいのか、知事はどういうふうにお考えですか。


広瀬知事 先ほど申し上げましたが、第4波のときにはステージが2になりました。それも1を伺えるような2になった。そういう段階で、いろんなお願いをしていた規制をやめたわけです。先ほどから申し上げているように、それをそのまま引き継ぐというつもりはなく、第4波のときの話も参考にしながら、状況に応じて総合的な判断をしていくことになるだろうと思います。

 お話があったようにワクチンの接種率が桁違いに高くなりました。おかげさまで。そうなると、そこのところも考えなきゃいかんし、それはいろんなことを考えられると思います。


記者 今の段階で知事の中で、この指標を一番、先ほどは病床の話があったと思うんですけれども、どれかの指標で具体的な目標があれば教えてください。


広瀬知事 それは難しいですね。あの指標って医療負担がどうかというところが大きな指標の一つになっていますから、病床使用率っていうのは考えてみななきゃならんでしょうけども、そこは大事だと思いますけども、それだけじゃなくていろんな指標があるので、それを全体として見ながら動きを見ていくということだと思います。

 今はステージがこうだけれども、そのステージは全体としてこういう方向にいっているので、大丈夫だとか駄目だとかいうこともあるだろうし、いろいろなことを考えなきゃいけないと思います。


記者 先ほど他県の状況についてのお話もあったと思うのですが、隣県の福岡県、延長の方向を県の方で出しているという話ですけれども、福岡県等の隣接する県の状況が大分県の判断に影響するかどうかというのは。


広瀬知事 影響すると言ったら嘘になるし。影響しないと言ったら本当かなと思うし、というところで、それこそ他県の状況によるのではないですか。


記者 学力調査の話ですが、学力調査自体は知事おっしゃるように、堅調な形で大分県の子どもたちが一生懸命勉強しているという成果が出たということだと思います。

 同時に行われたアンケート調査のICT教育の部分で、全国よりも昨年度ベースの回答ではあるのですが、若干遅れている部分があって、でも、今のコロナの状況の中でオンライン授業も含めて、ニーズが高まっている中で、動きも少しずつ出ているようですが、そこら辺のところ、これから、さらにオンライン授業とかICTの部分をもっと底上げしていこうというようなお考えがあるかどうかと、コロナの状況で、まさにそこのニーズについて積極的にやってる。これからやるっていうようなとこがあれば教えてください。


広瀬知事 今日、部長会議がありまして、その中で小学校、中学校のICTを使った教育について、まだまだ、やり方が非常にうまいところと、うまくないところとあるという話がありました。

 先生方の工夫ができているところと、もうちょっと工夫してもらったらいいところがあるので、教育委員会としても、せっかく先生が頑張っていろいろやってくださっているわけだから、それを評価して、参考に、横に展開していくといったようなことも大事ですねっていうような話があったところです。

 せっかくここまで来ているので、いろんな意味でICT教育を評価し横展開をしていくことは大事だと思います。


記者 特に数字的に、いつまでに、どんなことをするか、具体的なところは、今やっているところですね。


広瀬知事 そうですね。今、我々の認識としては、先生方がかなり苦労して動かしているので、それを我々は応援するという意味で評価し、こういう良い例があると通知をしていくことが大事と思っています。


記者 冒頭で、日田市に8棟目の宿泊療養施設の話がありましたが、これまで大分市に作っていたと思いますが、中津、日田と大分市以外で宿泊療養施設を設けることのねらいをもう一度改めて聞かせてください。

 


広瀬知事 中津は、一時結構増えましたので、中津の患者さんを大分まで搬送するのはなかなか大変で、むしろ中津の医師会も、中津に宿泊療養施設があれば、患者さんも、お医者さんも助かるという話があったからです。

 その時、日田市の方は、まだ状況が落ち着いていて、今でも案外落ち着いています。しかし、中津と同じように県境であります。先ほどからいろいろ質問が出ている県の近くですから、そういった意味では向こうの影響も受けていろんなことが起こるかもしれない。

 加えて日田の場合には長雨で交通が遮断するということがありました。そこで、日田市も一つ作った方がいいということもありまして、もう1棟作るということになったわけです。これで日田市の皆さんもちょっと安心されるのではないでしょうか。


記者 学力テストの話で、トップ10、九州トップレベルとおっしゃいました。知事もその結果を聞いたときに大分の学力どうなんだというときに、相対的な評価をするために順位を発表したと思うんです。トップ10に入っていると。我々レクを聞いた時には例えば競争を促すのはよくないという気がします。

 大分県、県教委も事前にあった記者発表では順位発表はなく、我々も競争を促すのはよくないという気がします。ただ知事が今トップ10とおっしゃった。


広瀬知事 トップ10と言っても、トップ10に位置付けられると申し上げ、その辺りということで、何位というのはちょっと遠慮しているところではあります。


記者 トップ10とおっしゃった部分、大分県がどの辺の位置付けにあるということを今、発表されたわけですね。県教委はそれを発表しないんですよね。だから、過度の競争を促したくないという国の意思と県の意思って、別に国に従う必要ないと思うので、その辺の発表の仕方はもう少し工夫していただけないかと思います。


広瀬知事 学力テストの件については、どの辺にあるのか、テストをやって、その結果どうだったのかということについて過度の競争にならない程度に、トップ10とかわかりやすく説明することが大事かなと思っています。

 これは文部科学省の方針で言わないようにしてくれという話らしくて、全体としてある程度の位置付けを言うのと、どの学校が何番だったというのと全然レベルが違うと思うので、少しは弾力的に考えてもいいんじゃないかなと、文科省の話をどこまでまともに受けとめるかによるのではないかなと思います。


記者 あと、もう一点。新型コロナウイルス感染のクラスター発表する際に、誹謗中傷があったということで、中学か小学校か高校かの区分も言わないようになっています。

 それは差別をしているという意味で、それでいいのか、もしくは例えば小学校で感染、クラスターが起きているので、みんな気をつけようと受けとめられるのか。県教委の発表の仕方がそれでいいのか疑問に思っていて。その辺、どうお考えか。


広瀬知事 コロナの学校の件は、私はむしろ感染の拡大を防止するためにも、学校名を発表した方がいいと言っていました。その方針でやっていたのですが、具体的にコロナが、こういうふうに長引いて、気持ちが荒んでいる方もおられるので、誹謗中傷が出てきちゃったんですよね。

 そこで教育委員会、保健所として、何か対策を打たざるを得ないということで、感染拡大防止に支障がない限りで、発表しないこととなりました。ご理解願えればと思います。何でも隠そうというつもりはないのですが、現にそういう問題ができたもんですから。


記者 小学校でクラスターが発生したとか、高校でクラスターが発生したと、学校の区分ぐらい発表しても問題はないのでは。


藤内理事 児童と生徒という区分は明確にしますので、クラスターが起こった時に小学校なのか中学校、高校なのかは区別してお知らせします。

 ただ、中学校と高校は同じ生徒というくくりなので、中学校、高校っていうのは、今のところは、こういう表記でしょうか。


広瀬知事 小学校と中学校なら、言えるかもしれないけど、高等学校っていうと、もう大体わかっちゃうじゃない。由布市の高等学校って言ったらだいたい。だからそこを気をつけています。おっしゃるように、小学校なら日田市の小学校という程度はいいのではと思いますけどね。


幹事社 私から最後一つだけ、東アジア文化都市についてお伺いしたいんですけど。

 今回アルゲリッチ音楽祭や国民文化祭が評価されたということですが、これまでと違って自治体というよりも県全体での選定ということになっていると思いますので、かなり広域的な取り組みもできるのではないかと思いますが、そこの具体的な中身はこれからプロジェクトチームや、実行委員会のイメージだと思います。知事としてはどういうような展開、アルゲリッチとか組み込んでいくつもりなのか。

 


広瀬知事 大分県ではアルゲリッチ音楽祭もそうですけども、まさに東アジア芸術文化にふさわしい朝倉文夫さんを記念して国際彫刻展をやっています、ビエンナーレは本当に韓国や中国から若い人が作品を出してくれています。それからTAOの太鼓も随分、韓国や中国でも評判が良いわけですから、そういった意味では、いろいろなものがあるので国際的に評価を受けているもの、受けそうなものを遠慮なく出していったらいいと思っています。


幹事社 うまく組み込んで、4月から12月にかけて織り込む。


広瀬知事 そうです。これに限るとか、これしかないとかいうことは決してなくて、今からどんどん俺もちょっと出したいっていう人がいれば、どんどん募集していこうと思っています。


幹事社 時間もそろそろ来ましたので、この辺で終わりたいと思います。


広瀬知事 よろしいですか。ありがとうございました。


※知事及び記者の発言内容については、単純ミスと思われる字句、重複した言葉づかい等を整理の上、作成しています。[記録作成:企画振興部広報広聴課]

 

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