本文
平成21年度にいただいた寄附金は、ふるさと大分を守り、元気づける以下のような取組を実施するための経費の一部として活用させていただきました。(原則として、前年度に受け入れた分を、翌年度の事業に充当しています。)
寄附をしてくださった皆様、本当にありがとうございました。
★地区内の名水を活用した地域づくりの取組
平成の名水百選に認定された「下園妙見様湧水」を活用した豆腐等の加工品づくりや都市との交流行事に集落が一体となり取り組んでいます。
いただいた寄付金は加工担当者の研修費や交流行事に必要な物品整備に活用しました。
★高齢者に優しい防災体制の整備
日野浦地区は地震発生時に津波災害が予想される佐伯市鶴見の沿岸部にあります。
いただいた寄付金は、高齢者に優しい避難場所の整備や防災グッズの購入に活用し、住民が安心して暮らし続けられる仕組みを作ることができました。
★地区住民の活動拠点の整備
いただいた寄付金を活用して、旧診療所を改修し、高齢者が気軽に集まることのできる「お集まり処」と地域産品の加工所を兼ねた施設を整備しました。
地元住民で結成した「けやきの会」が、この加工所を活動の拠点にして、ふるさと小包の販売や高齢者の見守り活動など集落を守る取組を続けていきます。
★牛の放牧による耕作放棄地の解消
いただいた寄附金で簡易牛舎などを整備し、住民全体で牛の飼育をはじめました。
牛の放牧によって、耕作放棄地の除草をするとともに、猪や鹿が牛を警戒することにより鳥獣被害の減少につながりました。
寄付金を活用して県内の小・中学校に大分県に本拠地を置くプロスポーツチーム(大分トリニータ・大分三好ヴァイセアドラー、大分ヒートデビルズ、バサジィ大分)のコーチ・選手を派遣しました。
普段はテレビやスタジアムでしか見ることができないプロスポーツ選手とプレーを通じて交流することができ、児童・生徒の一生の思い出になりました。