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平成30年度 国語科の授業改善の方向性

印刷用ページを表示する掲載日:2018年3月23日更新

平成30年度の国語科実践に向けて

1.国語科の授業づくりの基本的な考え方

 平成29年3月に告示された新学習指導要領には、「単元など内容や時間のまとまりを見通して、その中で育む資質・能力の育成に向けて、児童(生徒)の主体的・対話的で深い学びの実現を図るようにすること。その際、言葉による見方・考え方を働かせ、言語活動を通して、言葉の特徴や使い方などを理解し自分の思いや考えを深める学習の充実を図ること。」とあり、引き続き、言語活動の充実が不可欠であることが明確にされました。
 小中学校の国語科においては、主体的・対話的で深い学びを促すために、引き続き、以下の8点について注意し、単元構想と授業実践を行うことが大切です。

  1. 児童生徒が興味をもつ教材・題材
  2. 魅力的な課題の提示、児童生徒による課題の発見
  3. 学習の見通し、本時の目標(めあて)の明示
  4. 課題解決的な学習、既習事項を活用する学習
  5. 自分の考えを発表・交流する機会
  6. 「できた」「わかった」 実感
  7. 「できたこと」「わかったこと」の振り返り
  8. 日常生活、社会生活への広がり

→資料 「これからの国語科授業のために」[PDFファイル/236KB]

2.平成29年度の実践で見られる問題点

 本県の小中学校国語科では、付けたい力(指導事項)を明確にした単元構築がなされるなど、授業改善が着実に進みつつあります。しかしながら、以下の問題点も見られました。この中には、継続的に問題となっている点もあり、各地域や各学校で特に注意すべき点でもあります。

(1)適切な言語活動の設定ができていない 教師主導の教材文の読解が主たる活動となっている

  1)付けたい力を付けるのに適切とは言えない言語活動
  2)教材の特性や活動の必然性を考慮していない言語活動
  3)活動の意義を子どもたちに理解させない、または見通しを持たせないまま進める言語活動
  4)必然性のない少人数活動
  5)言語活動を行ううえで、子ども自身が気付くことと教師が教えるべきこととの整理がついていない授業

(2)より具体的な評価規準の設定ができていない

  1)評価規準が具体的でないため、子どもの状況の見取りが不十分な授業 
  2)課題解決のための手法が適当でないため、一人一人の見取りが十分にできない
    ※上記のため、
      「指導の充実につながらない」
      「支援を要する子どもの見取りが適切でなく、十分な支援ができない」
     などの問題点が発生している

3.平成30年度の国語科授業改善のポイント

 平成29年度の国語科の授業を振り返り、平成30年度の国語科の授業改善のポイントを以下に示します。なお、ポイントは複数にわたるため、その軽重については、各地域や学校ごとに決めて、実践を進めていただきたいと考えます。

(1)適切な言語活動とその充実が図られる単元設定 

  1)付けたい力を付けるにふさわしい言語活動であるか
  2)多様な図書資料等が有効に活用されているか
  3)既習事項(または知識・技能)を活用する言語活動であるか
  4)3)のために知識・技能の確実な定着を図っているか

(2)児童生徒の主体的な学びを促す「めあて」等の設定、指導に生かすことができる「より具体的な評価規準」の設定

  1)適切な「めあて」「課題」「まとめ」「振り返り」の設定があるか
  2)指導事項・指導領域・評価の焦点化が見られるか
  3)「おおむね満足できる」状況が具体的に想定され、それを判断する場面や方法は適切であるか
  4)「C 努力を要する状況」の児童生徒への指導や支援は行われているか

→資料 小学校国語科授業改善のポイント [PDFファイル/376KB]
     中学校国語科授業改善のポイント [PDFファイル/377KB]

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