令和4年度第1回グローバルリーダー育成塾事前課題について
グローバルリーダー育成塾の年間テーマ
グローバルリーダー育成塾では、これまで延べ5000名以上の高校生が「世界の課題解決に向けて、私ができること」
をテーマに議論を深め、起業家・投資家や国連機関に「世界の課題を解決するアイディア」を発信してきました。
これら5000個以上のアイディアは、今も修了者たちの手によって磨かれ続けています。
育成塾出身のグローバルリーダーが、本当に世界の課題を解決する日も近いのです。
そして第6期を終えた今、育成塾は新たな視点から、再び同じテーマに挑戦します。
これまで育成塾が取り組んできたのは、SDGs(持続可能な開発目標)などを参考にしながら、与えられた課題の解決策を探すことでした。
しかし、今回も課題を見つけるのは皆さん自身です。皆さん1人ひとりが社会問題を「自分ごと」としてとらえ、変化の担い手となってほしいと思います。
Take action!
第1回の事前課題について(概要)
自分の関心がある社会課題を探す
身近にある「なぜ?」や困り、自分の「好き」を大切にして、興味・関心がある社会課題を探してみましょう。国連が定める全17分野のSDGsについて、それぞれの内容を理解することも重要です。詳細は、国連広報センターのホームページ上で確認できます。2020年は「行動の10年(Decade of Action)」がスタートしました。2030年までにSDGsを達成するためには、取り組みのスピードを速め、規模を拡大する必要があるのです。
現状の把握
未来を構想するため、先ずは書籍、新聞、インターネットなど、あらゆるメディアを活用して幅広い情報を集めましょう。また、関係者に直接インタビューしたり、アンケートをとったりすることで、自分だけの貴重な情報を得ることができます。
未来の構想
2030年の世界はどんな世界でしょうか。数年前に現在のコロナウイルス感染症拡大の世界を予想できた人はいないはずです。大きく変化する時代において、未来を「予測」するだけでなく、どんな未来を実現したいか、未来を「構想」してみましょう。広い視野で、高校生らしい独創性溢れる未来を構想してください。
5W1Hの検討
皆さんは、なぜ(Why)その未来を構想したのですか? どこで(Where)、いつまでに
(When)、誰を対象にして(Who)、何を(What)実現するのですか? 特にWhyは、
あなたが仲間を集め、アイデアを実現する原動力です。Howは第2回以降に考えます。
ストーリーの創造
皆さんが描く未来は、一人の力では実現できません。多くの仲間を集めるためには、アイデアに「共感」してもらうことが必要です。そこに誰もが「共感」するようなストーリー性はありますか?「あなた」が取り組まなければならない理由は何でしょうか?あなたの熱意を伝えましょう。
発表の準備
発表時間は日本語で2分間です。発表方法はA4用紙(横)、写真、動画、資料、物品、プレゼンテーションソフト(Keynote, PowerPoint)など、どの手段を使っても構いません(様式・枚数自由)。もちろん口頭のみの発表でもOKです。大切なのは「共感」されるかどうか。
第1回グローバルリーダー育成塾事前課題 [PDFファイル/226KB] 17分野のSDGs