危険な薬物

印刷用ページを表示する 更新日:2016年3月3日更新

薬物が身体に与える危険性について紹介します。

麻薬
MDMA 気分が高揚し、独特の多幸感が得られる。手軽に摂取できるが、摂取を止めると、ひどい鬱状態になり脳に深刻なダメージを与える。

LSD。幻視、幻聴、時間の感覚の欠如などの強烈な幻覚作用を得る。乱用を続けた場合、長期にわたって精神障害に陥る。

マッシュルーム。視覚・聴覚等の鋭敏化等LSDと酷似した作用を得る。幻覚の影響で攻撃的な行動や、自殺を試みるなどの症状に陥る。


大麻

乾燥大麻                     大麻樹脂                  大麻草
乾燥大麻    大麻樹脂    大麻草
 視覚、聴覚、味覚、触覚等の感覚が過敏になる。その後、変調を来たし、時間の概念が混乱して感情が不安定になる。何もやる気が起きなくなったり、筋力の低下、平衡感覚の障害や生殖機能に支障が及ぶこともある。

コカイン。神経を興奮させ、気分が高揚し、眠気や疲労感がなくなる。乱用を続けると幻覚等の症状が現れ、大量摂取で呼吸困難に陥る。

ヘロイン。神経を抑制する作用があり、継続的な使用で強い陶酔感を得る。摂取を続けないと体中に激痛、悪寒、嘔吐などの禁断症状がでる。

覚醒剤
    覚せい剤結晶                    錠剤型覚せい剤
覚せい剤結晶       錠剤型覚せい剤
 神経を興奮させるような作用があり、乱用すると眠気や疲労感がなくなる。頭が冴えたようにな感じになるが、その後激しい脱力感、疲労感、倦怠感に襲われる。精神的依存が強く、幻覚や妄想が現れる。

危険ドラッグ

 危険ドラッグは、覚せい剤、麻薬、大麻などの規制薬物の化学構造に似せて作られています。そのため、どのような健康被害が出るか分からず、大変危険です。「合法ハーブ」などと称して販売されていますが、使用した人が意識障害、嘔吐、痙攣、呼吸障害等を起こし重体になったり死に至る事件が多発しています。
 合法と称して販売する商品の中に麻薬や指定薬物等の違法な薬物が含まれている例もあります。絶対に手を出してはいけません。

◎指定薬物の取締り強化◎
 平成26年4月1日から指定薬物について「所持」「購入」「使用」「譲り受け」が新たに禁止されました。危険ドラッグも処罰の対象になります。

薬物は厳しく規制されています。
「1度くらいなら」「持っているだけで使用はしていないから」などと安易な考えは捨てましょう。
薬物には、絶対に近づいてはいけません。

前のページに戻る このページの先頭へ