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健康に関する指標は、両県でどちらがリードしているのでしょうか?また、気になる「全国1位の都道府県」「厚生労働省の定める目標値」との比較は?改善の仕方も含め、3回シリーズ(歩数、食塩摂取量、野菜摂取量)でご紹介します。・・・数値出典:平成28年国民健康・栄養調査(厚生労働省)
▼大分県vs宮崎県「コラボレーション・ポスター」▼
H28 | 男性 | 女性 |
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大分県 | 10.4g (全国9位) | 8.8g (全国11位) |
宮崎県 | 10.7g (全国ワースト23位) | 9.4g (全国ワースト9位) |
両県の比較では、男女とも「大分県」がリードする結果でしたが、両県ともに”塩味を好む味付け”が定着しており、塩分摂取量の順位(少ない順)では、全国上位ではありませんでした。では、全国のトップに位置する都道府県は、どこでしょうか?
H28 | 男性 | 女性 |
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全国1位 | 沖縄県 9.1g | 沖縄県 8.0g |
男女とも1位に輝いた沖縄県は、地域独自の”多彩な旨みを織り込んだ食生活”が定着しています。よって、大分県・宮崎県ともに塩分摂取量の減少を”意識”した食生活を進める必要があります。
塩分摂取量の減少を”意識”した食生活(例) |
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1) うま塩レシピを参考に、食事を作ってみる →うま塩レシピとは、「旨み」を持つ食材を「上手く」活用した「美味しい」塩分控えめのメニューです。(管理栄養士等作成) 2) 調味料を購入する際に、『減塩に配慮された製品』を選んでみる 3) 麺類(ラーメン、そば、うどん等)のつゆは、半分残す 4) 醤油は、「かけず」に「つける」 5) 一食で、味の濃いものは1品だけにする |
厚生労働省の定める目標値【日本人の食事摂取基準2015】との比較は、以下のとおりです。
大分県では、「旨み」を持つ食材を「上手く」活用した「美味しい」塩分控えめのメニュー「うま塩レシピ」を提供しています。主食、主菜、副菜、汁物等、幅広くレシピを用意していますので、一度ご覧ください。