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第1回中学校教科(国語科)指導力向上協議会の開催の報告

印刷用ページを表示する掲載日:2016年6月3日更新

第1回中学校教科(国語科)指導力向上協議会を開催しました

平成28年5月30日に、文部科学省から杉本直美調査官をお招きして「第1回中学校教科(国語科)指導力向上協議会」を開催しました。杉本調査官の講義の概要は以下の通りです。

第1回中学校教科(国語科)指導力向上協議会

 1.国の動向について

(1)今、何が言われていて、何のために、何を変えようとしているのか

  • 児童生徒は、厳しい挑戦の時代を生きていくことになる。知識・技能を身に付けるだけでなく、それらを使って最善解を求めていかなければならない。
  • ゆえに、自立した人間として、他者と協働しながら価値の創造に挑み未来を切り開いていく力を身に付けるために、教育の在り方を一層深化させようとしている。

(2)次期指導要領改訂に向けて

  • 平成27年8月に教育課程企画特別部会から「論点整理」が出されたが、これについては映像資料があるので参照されたい。
  • 教員の一人一人がカリキュラムマネジメントを見据えながら授業を行う必要がある。
  • 育成すべき資質能力の三つの柱は、学力の3要素を使って、何を行って行くのかという整理をしているものである。

2.子供たちの学力の状況

(1)アクティブ・ラーニングの姿

  • 全国学力・学習状況調査の質問紙調査に「学級やグループの中で自分たちで課題を立てて、その解決に向けて情報を集め、話し合いながら整理して、発表するなどの学習活動に取り組んでいたと思いますか」とあるが、これはアクティブ・ラーニングの一つの姿についての質問と言える。
  • ここに「対話的な学び」、「主体的な学び」や「深い学び」があるかどうかということが重要となる。

(2)国語科のアクティブ・ラーニングの姿

  • 全国調査の質問紙に「国語の授業で目的に応じて資料を読み、自分の考えを話したり、書いたりしていますか」とあるが、これは、国語科におけるアクティブ・ラーニングの一つの姿と言える。この数値が伸びてきていることは、子どもたちの実感として我々の授業改善は進んでいるということを示すデータのひとつと言える。

3.求められる国語科授業のイメージ

中学校国語科の授業の課題は「言語活動の質の向上」にある。言語活動の質的向上が見られるかどうかについては、以下の4点から判断することができる。

  • 観点1.課題解決的な活動を通して、思考・判断・表現しているか?
  • 観点2.生徒が主体的・協働的に学習しているか?
  • 観点3.指導事項に即した付けたい国語の力が確実に身に付いているか?
  • 観点4.観点別評価、目標に準拠した評価を適切に行っているか?

4.実践発表への指導助言

国語科の授業を構想するに当たっては以下のことに留意することが大切である。

  1. 付けたい力(指導事項)が明確に位置付けられているか。
  2. そのために有効な言語活動を設定され、生徒の学習意欲を引き出すものになっているか。
    (=主体的に学習できるか)
  3. 具体的に評価できるか。