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国重要文化財(美術工芸品)の新指定について(答申)

印刷用ページを表示する掲載日:2019年3月18日更新

 国の文化審議会は、平成31年3月18日(月曜日)に開催された同審議会文化財分科会の審議・議決を経て、新たに国宝・重要文化財(美術工芸品)を指定することを文部科学大臣に答申しました。
県内からは、「大分県府内大友氏遺跡出土品」を新たに指定するよう答申がなされました。
本文化財については、今後官報告示をもって正式に指定されることとなります。

新指定の文化財
〇 大分県府内大友氏遺跡出土品 [おおいたけんふないおおともしいせきしゅつどひん]
      種 別:重要文化財 美術工芸品 考古資料
      員 数:陶磁器・土器(555点)、土製品・瓦(138点)、金属製品(324点)、
                 木製品(140点)、石製品(72点)、ガラス製品(27点)、骨角製品(11点)、       
                 油煙墨(2点)     計 1,269点
      所有者:大分県(大分県立埋蔵文化財センター保管)
      時 代:鎌倉時代~安土桃山時代
      概 要:中世に豊後を支配した大友氏が拠点とした府内における、居館周辺の町屋や旧万寿寺跡などの寺
     院跡等からの出土品一括。居館跡とその周辺は、都市開発により平成11年から17年間に亘って
     発掘調査を実施し、 当時の治世を特徴づける資料や住民の生活を示す様々な遺物が出土している。
      今回指定された資料は、それらのうち主要な出土遺物で構成され、土器・土製品、木器・木製品、
     金属製品、骨角製品やガラス製品など、内容は多彩である。中でも鉛や青銅を素材としたメダイや
     ガラス製品のコンタツなど、キリスト教信仰に関わる遺物は注目される。また、中国・朝鮮・東南
              アジア産の陶磁器など、当時の幅広い交易や他地域との交流を示す遺物も多く、国際貿易都市とし
     て栄えた府内の様相を良く示す。大友氏治世下の都市の様相を良く示し、わが国の中世都市の実態
              を解明するうえで貴重な出土遺物である。

大分県府内大友氏遺跡出土品(主な遺物)