企画展『Bvngo Nambanー宗麟の愛した南蛮文化ー』記念シンポジウムを開催しました!!
企画展『Bvngo Nambanー宗麟の愛した南蛮文化ー』記念シンポジウムを開催しました!!
11月29日(日曜日)に、大分市平和市民公園能楽堂において、企画展『Bvngo Nambanー宗麟の愛した南蛮文化ー』記念シンポジウムを開催しました。平尾良光氏(帝京大学・別府大学/客員教授)の基調講演では、鉛同位体比分析によって明らかになってきた南蛮貿易の実像について、詳しく紹介をしていただきました。研究報告では、山下俊雄氏(津久見市教育委員会)から、津久見市所属の南蛮関連資料とそこからみる南蛮貿易について、また、吉田寛氏(大分県立歴史博物館)から、南蛮屏風に描かれた町や「南蛮人」等の景色と、実際の考古資料との対比について、お話しいただきました。そして各講師を交えてのシンポジウムで、宗麟が愛した南蛮文化とはどのようなものだったのかを、さらに深く掘り下げていただきました。今回も県内外から多くの方にご参加いただき、会場は熱気に包まれました。ご参加・ご協力くださいましたみなさま本当にありがとうございました。
平尾良光氏( 帝京大学・別府大学/客員教授) 山下俊雄氏(津久見市教育委員会)
吉田寛氏(大分県立歴史博物館) シンポジウムの様子
なお、企画展は12月13日(日曜日)までの開催です。展示中の「救世主像」は11月18日(水曜日)にNHKで放映された『歴史秘話ヒストリア』で、細川ガラシャが教会を訪れたシーンで登場していました。この機会にぜひ、ご覧ください。
企画展救世主像公開のお知らせ [PDFファイル/604KB]はこちらからご覧ください。