本文
本県の森林は、県土の71%を占め、そのうち植栽されたスギ、ヒノキ等の人工林の割合は53%です。この人工林では、46年生以上の森林の割合が42%に達しており、今まさに利用の時期を迎えています。
しかしながら、木材価格の長期低迷等により、これまでの手法では林業経営が成り立たず、必要な森林の管理や林業生産活動が停滞しています。一方で、近年、台風や豪雨等による自然災害が多発する中、森林の有する公益的機能の発揮に対する県民の期待は益々高まっています。
このため、「持続的な林業経営を可能にする低コストで合理的な森林施業」や「災害に強い森林の整備」、「生物多様性の保全」など、新たな考え方を取り入れた林業関係者の森林づくりの指針となる「次世代の大分森林(もり)づくりビジョン」を平成25年3月に策定しました。
間伐から主伐への本格移行、成長産業化に向けた取り組みなど、林業を取り巻く諸情勢が変化する中、これまでの取組などを検証し、必要な施策等の変更、追加などを目的として、平成30年3月に改訂を行いました。
ダウンロードはこちらから
次世代の大分森林(もり)づくりビジョン【H29改訂版】 [PDFファイル/8.02MB]
次世代の大分森林(もり)づくりビジョン【H29改訂版】(簡略版) [PDFファイル/6.46MB]
「次世代の大分森林づくりビジョン」のモデルとなる先駆的な取り組みを実践している県内15カ所の森林について、次世代の大分森林づくりモデル林に選定しましたので、お知らせします。
★モデル林一覧パンフレット 次世代の大分森林づくりモデル林 [PDFファイル/5.91MB]