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消費者庁では、高齢者の事故防止の取組を進めるため、厚生労働省「人口動態調査」の調査票情報及び東京消防庁「救急搬送データ」を基に高齢者の事故の状況について分析を行いました。
その結果、平成19年から平成28年までの「人口動態調査」において、「誤嚥えん等の不慮の窒息」による事故は、高齢者の「不慮の事故」の中で最も死亡者数が多く、このうち約半数を「気道閉塞を生じた食物の誤嚥」が占めていました。
特にお正月(年始)は餅による窒息事故が多発するため、注意が必要です。加齢と共にかむ力や飲み込む力は衰え、食品による窒息事故のリスクが高まります。高齢者の方本人だけでなく、家族の方など周りの方も一緒に注意し、事故を防止することが大切です。
※消費者庁からの注意喚起の詳細や窒息事故が起きたときの応急手当については、下記の消費者庁ホームページからご確認ください。