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ホーバークラフトの発着候補地について(令和2年5月回答)

印刷ページの表示 ページ番号:0002101372 更新日:2020年6月10日更新

ご提言の内容

 2023年以降に運行予定のホーバークラフトについて、大分市の大在にある「青崎」エリアを発着候補地に追加して欲しいです。
 現在、候補地とされている西大分地区や旧ホーバー基地よりも整備費用が節減でき、また、周辺の交通渋滞も緩和されるのではないでしょうか。

回答

 平成30年度の大分空港利用者数は、16年ぶりに200万人を突破し、今後も、中長期的にはインバウンド需要の高まりやLCC(格安航空会社)のシェア拡大等により、更なる増加が見込まれています。人口減少や少子高齢化が進む中、こうした航空需要を確実に取り込み、交流人口の拡大を図ることによって、本県の地方創生を加速させていかなければなりません。そのためには、平成21年にホーバークラフトが運休して以降、県中心部まで約60分かかるという、他の地方空港と比較して著しく時間を要する状況が続いている大分空港のアクセス改善を図る必要があります。
 そこで、県では、陸路に比べて時間短縮効果が高く、災害時のリダンダンシー(冗長性)の確保にもつながる海上アクセスの実現可能性について、時間短縮効果、空港側のアクセスの良さ、整備のための費用と期間等の面から約2年間にわたり調査・検討を行ってきました。
 その結果、ホーバークラフトの導入等に加え、大分市側の発着地については、市中心部までのアクセスの良さを前提に、新産都工場群に近くビジネス需要を取り込みやすい西新地地区と、大分駅・西大分駅や別府方面に近い西大分地区を候補地とする結論に至りました。
 なお、ご提言いただきました大分港大在地区青崎の用地については、高まっている貨物需要に対応し、「九州の東の玄関口」としての物の流れの拠点としての港湾機能を強化するため、今後、国と協力してRORO船(貨物専用フェリー)のターミナル機能を移転・集約する計画となっています。
 しかしながら、発着地は運航事業者の事業提案を踏まえて最終的に決定することとしており、その検討過程において、いただいたご提言も参考にさせていただきます。
 今後、外部有識者等による選定委員会を立ち上げ、運航事業者の募集に着手する予定にしていますが、事業者選定にあたっては、大分市側の発着地を含めて、採算性の確保を前提に、利用者にとって利便性の高い事業計画を採用していきます。

この回答に関する問い合わせ先

企画振興部交通政策課

Tel:097-506-2157


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