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新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえた学びの保障について(令和2年7月回答)

印刷ページの表示 ページ番号:0002108747 更新日:2020年8月18日更新

ご提言の内容

 休校による学習の遅れに対しては学校でしっかり教育してやることが本筋だと思います。宿題等を課しても十分に家庭学習ができるか、夏休みを短縮しても本来の学習を取り戻せるのか疑問です。土曜日や休日を利用してもっと学習を積み重ねてほしいです。県教育委員会はそのための詳細な施策を立ち上げてほしいです。

回答

 3月2日からの全国一斉学校臨時休業以降、本県では、刻々と変わる状況を見極めながら、学校での学びを取り戻す努力を続けてきました。県立高校では、4月8日の学校再開後、新学期のオリエンテーションを終え、本格的に学習に取り組み始めた頃、全国的な感染状況の拡大により、やむを得ず17日に再び休校となりました。その後5月11日から学年別の分散登校を開始し、ようやく6月1日から、完全再開に移行したところです。
 臨時休業中、各学校においては生徒一人一人の学習状況を把握するとともに、個に応じた学習支援を行ってきました。特に、3年生については卒業後の進路に支障が出ないようサポートに努めてきたところです。
 県教育委員会では、臨時休業による学習の遅れへの対応として、夏季休業期間中の授業日を今年度は20日間まで設けることを可能とし、県立学校に通知しました。
 また、この臨時休業の経験から、ICT等を効果的に活用した学習も、生徒の学習を補完する有効な方法の一つであると考えています。今後、新型コロナウイルス感染症の状況によっては、学校での学びが再び中断されることも考えられます。そういった事態に備えるためにも、生徒一人に対し一台の端末を整備することによりオンライン学習の環境を整えるとともに、平素の授業においてICT等を活用して授業と家庭学習との連動を図り、生徒の効果的な学習に繋げる取組を進めていきます。

この回答に関する問い合わせ先

教育庁高校教育課

Tel:097-506-5612


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