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新型コロナウイルス感染症で社会全体が沈んでいる現在、県政の運営において各課の管理職がリーダーシップをしっかり取り、迅速に対応することを県民は期待しています。
本県では、令和2年3月に最初の新型コロナウイルス感染者が確認されて以降、感染拡大の防止と早期の社会経済の再生及び活性化に向け、各種施策を実施しています。
また、7月には県西部を中心に甚大な豪雨災害に見舞われましたが、被災市町の復旧・復興に向けた支援に全力を挙げて取り組んでいます。
この他、危機管理事案に限らず様々な県政の課題解決にあたり、知事はじめ部局長、所属長といった管理職には、迅速に判断し的確に部下職員に指示を与えるなど、リーダーシップの発揮が求められます。
一方で、管理職のリーダーシップを具体の成果に繋げるためには、日頃から部下職員の能力や特性を見極め、議論が活発に交わされる風通しのよい職場環境を整えるなどのマネジメント力も重要となります。
こうしたことから、県では毎年、所属長以上の管理職を対象に、大規模自然災害など様々な危機事象が発生した際の対応能力の向上を図る「危機管理研修」や、組織指導者としてのあるべき姿や心構えを学ぶ「トップマネジメント研修」を開催するなど、意識啓発に取り組んでいます。
今後とも、県政の課題解決に向け、積極果敢に取り組むことのできる、リーダーシップやマネジメント力に優れた管理職員の育成に努めていきます。
総務部人事課
Tel:097-506-2035