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大分県独自のフルーツの研究開発・生産販売について(令和2年12月回答)

印刷ページの表示 ページ番号:0002118002 更新日:2021年1月19日更新

ご提言の内容

 大分県内の気候や土地柄に合ったフルーツを開発しませんか。全国どこでもある柑橘系やブドウ、イチジクなどではなく、大分にしかないフルーツの開発です。そのフルーツがオンリー・ワンになればプレミアが付き、生産農家にも大きなメリットがあります。開発するフルーツを何にするかの検討から始める必要があると思いますが、専門知識を持つ人材を採用し、農林水産研究指導センターのような専門部署とプロジェクトチームを作り、大分県産のフルーツ”X”を開発してはどうですか。

回答

 県では、もうかる農林水産業の実現に向けて、マーケットニーズに沿った魅力ある商品の開発を進めており、これまでに本県の顔となる数々のブランド産品を生み出してきました。
 例えば、イチゴでは、生産者や流通関係者、行政、研究機関から成る「イチゴ品種育成支援プロジェクト」を立ち上げ、消費者ニーズや栽培技術など様々な面から検討や研究を重ね、大分県独自品種の「ベリーツ」を開発しました。
 平成29年に販売を開始した「ベリーツ」は、鮮やかな赤色や甘さと酸味のバランスが良い食味などが特徴です。生産量は年々増加しており、現在では海岸部地域を中心に県内各地で生産されています。販売の中心となる関西地域では、百貨店や市場、生産者団体、行政等が一体となったPR活動を展開するなど、ブランド化に取り組んでいます。
 また、柑橘では「ゼリーオレンジ・サンセレブ」を県オリジナル品種として開発しました。他の柑橘類とは違ったなめらかな果肉とゼリーのような食感が特徴で、津久見市や杵築市などで生産されています。主に県内や関東地域に出荷されており、上品な味や香り、とろけるような食感は消費者に好評です。
 今後も、新たな県オリジナル品種の開発について、消費者ニーズや県内での普及可能性を考慮しながら、将来のブランド化に向けて生産者や関係機関と連携し進めていきます。いただいたご提案につきましては関係者と共有し、今後の品種開発の参考とさせていただきます。

この回答に関する問い合わせ先

農林水産部地域農業振興課

Tel:097-506-3572


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