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蚊を媒介して感染する感染症に注意しましょう!

印刷ページの表示 ページ番号:0002071333 更新日:2019年8月28日更新

 蚊に刺されることによる感染症とはどのような病気がありますか?

  ウイルスを保有した蚊に刺されて感染する病気として知られているものに、デング熱、チクングニア熱、ジカウイルス感染症があります。これら以外にも、マラリア、日本脳炎、ウエストナイル熱などがあります。
    
蚊の種類と代表的な感染症
蚊の種類イエカ

ヤブカ
(ヒトスジシマカ)

ハマダラカ
疾患

日本脳炎
ウエストナイル熱

デング熱
チクングニア熱
ジカウイルス感染症
マラリア
蚊の活動時間夕方~夜間日中夕方~夜間
屋内/屋外屋内または屋外主に屋外主に屋外
  デング熱、チクングニア熱、ジカウイルス感染症については、いずれも日本国内に広く分布するヒトスジシマカが媒介するので、海外感染する例(輸入感染症例)を起点として国内での感染が拡大する可能性があります。
  マラリアについては、媒介蚊であるハマダラカが国内の人口が密集している地域には生息していないので、輸入感染症例を起点として国内での感染が拡大する可能性は低いとされています。
  日本脳炎については、効果的なワクチンが既に存在し、予防接種法に基づく定期の予防接種が実施されています。
  ウエストナイル熱については、発症している際のヒトの血中におけるウイルス量が少なく、媒介蚊のみを介したヒトからヒトへの感染環が成立していないことから、デング熱やチクングニア熱と比して、輸入感染症例を起点として国内感染症例が発生する可能性は低いと言われています。

デング熱、チクングニア熱、ジカウイルス感染症の特徴は?

 発熱、関節痛・筋肉痛、頭痛、紅斑、後眼窩痛、結膜充血、リンパ節腫脹、白血球・血小板減少などが主な症状です。
 また、感染して全員が発症するわけではなく、症状がないか、症状が軽いため気がつかないこともあります。

海外旅行中(流行地域)に蚊に刺された場合はどこに相談すればよいですか?

 すべての蚊がウイルスを保有している訳ではないので、蚊に刺されたことだけで過分に心配する必要はありません。
心配な場合は、帰国された際に、空港等の検疫所でご相談ください。また、帰国後に心配なことがある場合は、最寄りの保健所等に御相談ください。なお、発熱などの症状がある場合には、医療機関を受診してください。

予防するには?

 日本脳炎以外は予防のためのワクチンがないため、蚊に刺されないことが重要です。
特に、日中に屋外で活動するヒトスジシマカの対策を心がけましょう。
 ◇幼虫対策
 (1)幼虫は、植木鉢やプランターの水の受け皿、庭先に置き忘れたバケツや壺、古タイヤなどにたまった水に発生するので、水がたまらないよう注意をお願いします。
 
 ◇成虫対策
 (1)ヒトスジシマカは、ヤブや木陰を好みますので特に注意が必要です。
 (2)長袖、長ズボンを着用し、素足でサンダル履き等は避けましょう。
 (3)虫除け剤の使用等によって、屋外だけでなく屋内でも蚊に刺されないように注意しましょう。

予防啓発ポスター

蚊ダニ啓発ポスター            蚊

蚊媒介感染症

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