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「冷蔵庫スッキリ大作戦」で食品ロスを減らしましょう!
「冷蔵庫スッキリ大作戦」にチャレンジしてみよう!
まだ食べることができるのに捨てられてしまう”食品ロス”は、日本国内で年間約570万トンも発生しています。これは国民1人あたり、毎日お茶碗1杯分のご飯を捨てている計算になります。もったいないですね!
このうち家庭から排出される食品ロス量は、全体の約46%を占めています。家庭からの食品ロスを減らすことは、家計の節約になるのはもちろん、ゴミとして廃棄処理される時にかかるエネルギーの抑制や、焼却処理される時に発生する二酸化炭素の削減等にもなり、最近の気候変動の要因とされる地球温暖化の防止対策にも貢献します。
そこで、 大分県では、「冷蔵庫スッキリ大作戦」として、冷蔵庫内の食材の在庫管理により、家庭内で発生する食品ロスの削減に取り組めるチェックシートの活用を勧めています。あなたも食品ロスを減らして、家計にも地球にやさしいライフスタイルに取り組んでみませんか?
実施方法
1. まず、冷蔵庫の食材を印刷したチェックシートに記録します。それぞれの食材で、賞味・消費期限のあるものは、そ
の日付を記入し、期限のないものは、いつまでに食べ切るかの期限を記入し、冷蔵庫に貼っておきます。
2. 毎月10日と30日に記録した食材を食べきれたかを確認します。チェック日以降に購入した食材があれば、この時
にその食材と食べ切る期限を書き足しましょう。
3. 取組の目安は3ヶ月間。チェックシートを追加し、記録を続けることで、どの位の食品ロス量があったかや、「食べ残
しが多いな」「使わずに腐らせてしまうことが多いな」等、見えてきた我が家の食品廃棄の傾向から今後の食品ロス削
減の対策について考えてみましょう。
チェックシート記入例 [PDFファイル/100KB]
◎あなたもチェックシートを活用して、冷蔵庫内の食品ロス削減に取り組んでみましょう!
チェックシートはこちら → 冷蔵庫スッキリ大作戦 チェックシート [PDFファイル/187KB]
定期的なチェックで家庭からの食品ロスを減らしましょう!
「冷蔵庫スッキリ大作戦」は、誰でも家庭でできる食品ロス削減の方法です。
次のポイントを意識して、毎月の定期的なチェックで家庭から出る食品ロスを減らしましょう!
ポイント1 買いすぎや作りすぎを防ぐため、必要な分だけ購入しましょう。
ポイント2 消費期限や賞味期限の近いものから食べるようにしましょう。
ポイント3 チェックシートやメモなどの記録を参考に献立を考え、冷蔵庫内の食材を使い切りましょう。
