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平成27年度 海水浴場水質調査(開設中)について
平成27年度水浴場水質調査(開設中)の結果について
県では、年間利用者数がおおむね1万人以上の4水浴場について、水質調査を実施しました。
開設中の水質については、4カ所で「水質B」でした。
開設中の水質については、4カ所で「水質B」でした。
また、海水中の放射性物質濃度については、いずれも不検出であり、砂浜における空間放射線量率は、大分県内の通常の検出範囲内でした。
詳細については以下のとおりです。
詳細については以下のとおりです。
調査概要
1 調査対象水浴場
住吉浜リゾートパーク海水浴場、糸ヶ浜海水浴場、黒島海水浴場、瀬会海水浴場
2 調査日
【開設中】 平成27年7月29日(水)
3 水質調査項目
ふん便性大腸菌群数、油膜の有無、化学的酸素要求量(以下CODという。)、透明度 等
4 放射性物質に関する項目
海水中の放射性物質濃度、砂浜の空間放射線量率
住吉浜リゾートパーク海水浴場、糸ヶ浜海水浴場、黒島海水浴場、瀬会海水浴場
2 調査日
【開設中】 平成27年7月29日(水)
3 水質調査項目
ふん便性大腸菌群数、油膜の有無、化学的酸素要求量(以下CODという。)、透明度 等
4 放射性物質に関する項目
海水中の放射性物質濃度、砂浜の空間放射線量率
水質判定基準
判定は、下表に基づいて以下のとおりとする。
1 ふん便性大腸菌群数、油膜の有無、COD又は透明度のいずれかの項目が「不適」であるものを「不適」な水浴場とする。
2 「不適」でない水浴場について、ふん便性大腸菌群数、油膜の有無、COD及び透明度によって、「水質AA」、「水質A」、「水質B」あるいは「水質C」を判定し、「水質AA」及び「水質A」であるものを「適」、「水質B」及び「水質C」であるものを「可」とする。
なお、
(1) 各項目の全てが「水質AA」である水浴場を「水質AA」
(2) 各項目の全てが「水質A」以上である水浴場を「水質A」
(3) 各項目の全てが「水質B」以上である水浴場を「水質B」
(4) これら以外のものを「水質C」
とする。
1 ふん便性大腸菌群数、油膜の有無、COD又は透明度のいずれかの項目が「不適」であるものを「不適」な水浴場とする。
2 「不適」でない水浴場について、ふん便性大腸菌群数、油膜の有無、COD及び透明度によって、「水質AA」、「水質A」、「水質B」あるいは「水質C」を判定し、「水質AA」及び「水質A」であるものを「適」、「水質B」及び「水質C」であるものを「可」とする。
なお、
(1) 各項目の全てが「水質AA」である水浴場を「水質AA」
(2) 各項目の全てが「水質A」以上である水浴場を「水質A」
(3) 各項目の全てが「水質B」以上である水浴場を「水質B」
(4) これら以外のものを「水質C」
とする。
水質調査結果
区分 | ふん便性大腸菌群数 | 油膜の有無 | COD | 透明度 | |
適 | 水質AA | 不検出(検出下限2個/100mL) | 油膜が認められない | 2mg/L以下 | 全透(1m以上) |
水質A | 100個/100mL以下 | 油膜が認められない | 2mg/L以下 | 全透(1m以上) | |
可 | 水質B | 400個/100mL以下 | 常時は油膜が認められない | 5mg/L以下 | 1m未満~50cm以上 |
水質C | 1,000個/100mL以下 | 常時は油膜が認められない | 8mg/L以下 | 1m未満~50cm以上 | |
不適 | 1,000個/100mLを越えるもの | 常時油膜が認められる | 8mg/L超 | 50cm未満 |
※ 判定は、同一海水浴場に関して得た測定値の平均値による。
「不検出」とは、平均値が検出下限未満のことをいう。
水浴場水質測定結果(集計値)は以下の表のとおり、4カ所で「可 水質B」でした。
水浴場名 | 所在市町 | 調査時期 | 判定 | ふん便性 大腸菌群数 (個/100mL) | 油膜の有無 | COD(mg/L) | 透明度 |
住吉浜リゾートパーク海水浴場 | 杵築市 | 開設中 | 可 | 不検出 | なし | 2.3 | 1m以上 |
水質B | |||||||
糸ヶ浜海水浴場 | 日出町 | 開設中 | 可 | 2 | なし | 3.5 | 1m以上 |
水質B | |||||||
黒島海水浴場 | 臼杵市 | 開設中 | 可 | 不検出 | なし | 2.2 | 1m以上 |
水質B | |||||||
瀬会海水浴場 | 佐伯市 | 開設中 | 可 | 不検出 | なし | 2.6 | 1m以上 |
水質B |
海水に含まれる放射性物質の測定結果
調査した海水浴場のいずれにおいても、放射性セシウム、放射性ヨウ素は検出されませんでした。
海水浴場名 | 市町村名 | 採水日 | 海水中の放射性物質濃度 | ||
セシウム134 | セシウム137 | ヨウ素131 | |||
住吉浜 | 杵築市 | 7月29日(水) | 不検出 | 不検出 | 不検出 |
糸ヶ浜 | 日出町 | 7月29日(水) | 不検出 | 不検出 | 不検出 |
黒島 | 臼杵市 | 7月29日(水) | 不検出 | 不検出 | 不検出 |
瀬会 | 佐伯市 | 7月29日(水) | 不検出 | 不検出 | 不検出 |
海水中の放射性物質濃度 検出下限値 | 0.28Bq/L | 0.33Bq/L | 0.27Bq/L | ||
参考 水浴場の放射性物質に係る水質の目安 | 10Bq/L(Cs134とCs137の合計) | 設定なし※ |
※ 平成23年度の暫定値では、ヨウ素131の目安は 30Bq/L未満であったが、半減期が約8日と短いことから
平成24年6月8日に示された新しい指針では、目安の設定は無くなった。
砂浜の空間放射線量率(放射線量)の測定結果
砂浜における空間放射線量率は0.020~0.050(マイクロシーベルト/時)であり、大分県内における過去最大値を超える測定値はありませんでした。
また、県内に設置されたモニタリングポストと同程度の放射線量であることから、健康には影響が無いと考えられます。
また、県内に設置されたモニタリングポストと同程度の放射線量であることから、健康には影響が無いと考えられます。
海水浴場名 | 市町村名 | 測定日 | |||
地上1cm | 地上50cm | 地上1m | |||
住吉浜 | 杵築市 | 7月29日(水) | 0.042 | 0.040 | 0.040 |
糸ヶ浜 | 日出町 | 7月29日(水) | 0.028 | 0.030 | 0.028 |
黒島 | 臼杵市 | 7月29日(水) | 0.020 | 0.022 | 0.022 |
瀬会 | 佐伯市 | 7月29日(水) | 0.040 | 0.040 | 0.040 |
<参考>
7/1~7/31における県内モニタリングポストの 空間放射線量率測定値 (単位:μSv/hr) | |||
最小値 | 平均値 | 最大値 | |
国東市 | 0.035 | 0.038 | 0.095 |
大分市佐賀関 | 0.038 | 0.040 | 0.086 |
大分市高江 | 0.049 | 0.051 | 0.078 |
佐伯市 | 0.047 | 0.050 | 0.093 |