平成２８年度「大分の農業・農村写真コンテスト」入賞作品

県内の農村風景等を撮影し、鑑賞することで、農業・農村をみんなで守るという
県民意識の向上を図る目的で、「大分の農業・農村写真コンテスト」を実施しています。
本年度は総数にして１５８作品の応募があり、その中から知事賞など１４作品が入選されました。

審査の結果、大分市の山村さんの作品が知事賞に選ばれました。
入選作品は今後の棚田保全活動等にかかる啓発・普及に活用されます。

「　棚田の牧場　」
大分市　　山村　幸子 さん
撮影場所：宇佐市院内町 両合棚田
コメント：両合棚田を訪ねたら牛が放牧されている場所に出会い、シャッターを切りました。

＜　棚田部門　＞

「　田植えの頃　」
別府市　　阿南　伸一 さん
撮影場所：別府市内成　内成棚田
コメント：水面に映った空の色がとても印象的でした。

＜　農業用水理施設部門　＞

「　月夜の跡田川　」
中津市　　瀬戸間　博 さん
撮影場所：中津市本耶馬渓町跡田
 コメント：跡田川では道の駅の横の川辺に堰を築き、農業用に利用しています。
　　　　　　　　　　　 ゆるやかな流れのため、水面は美しい鏡面になり、地上の風景を写しだします。

＜　農村景観部門　＞

「　一番茶の収穫　」
豊後高田市　　石掛　勝彦 さん
撮影場所：宇佐市四日市　小倉の池付近
コメント：春の五月晴れの下で、一番茶摘みの風景を写したくて毎年この農園に通っています。
　　 今年は茶摘み機がよい位置で仕事をしていましたので、広い写真が撮れました。

＜　棚田部門　＞ 「　夕焼け模様の水田　」 大分市　　姫野　貴文 さん 撮影場所：由布市庄内町 コメント：水田と由布岳がキレイなので、 　　　　　　　 何度か通って夕焼けを写せました。	＜　農業用水利施設部門　＞ 「　井路と二連水車　」 大分市　　大杉　勝通 さん 撮影場所：豊後大野市緒方町原尻 コメント：６月始め、全国疎水百選に選ばれている緒方井路 　　　　  に行きました。最初に水車が設置されたのは昭和 　　　　　 初期らしいです。今は観光用に設置していますが、 　　　　　　　　 　当時、水車により、水路の水面より高い土地に揚水して、 　　　　 　 水田にした先人たちの知恵はすごいと思いました。
＜　農村景観部門　＞ 「　両合棚田星景　」 宇佐市　　深蔵　正成 さん 撮影場所：宇佐市院内町小平　両合川橋 コメント：院内町の余谷の東南部にある、両合川橋から  　 　　   田植えをしたばかりの田んぼを入れて、北極星 　　 を撮影してみました。日本の原風景である 　　　山村の、のどかな景色は、田植や稲刈りの  時期に多くの写真愛好家が訪れます。

「　祭りの乙女　」 　　別府市　　牧　ツヤ子 さん 　撮影場所：豊後高田市田染小崎　田染荘 　コメント：田染荘の御田植祭を楽しみに待つ時間、 　　　　　 衣装を整えているところを撮影しました。
「　御田植え　」 大分市　　田中　実 さん 撮影場所：佐伯市蒲江波当津 　コメント：毎年二期作をすることで有名な蒲江波当津。 　 桜の開花した田園では、県下トップの 早期米の田植えが行われていた。	「　里山暮色　」 大分市　　日高　健次 さん 撮影場所：由布市挾間町来鉢  　　コメント：夕方、神楽女湖の花、菖蒲を撮影した帰りだったと 　　　　　　　  思います。車で来鉢付近を通りかかった時に、急に 　　　　　　　　   空が赤く染まり出したので、田植が終わったばかりの 　　　　　　　田んぼに行き撮影しましたが、一人占めしている  のがもったいないくらいの光景でした。
「　実りの秋と或る列車　」 宇佐市　　増山　英範 さん 撮影場所：九重町後野上　九重町役場付近 コメント：九重町温泉館見晴らしの湯、駐車場から見渡す、  秋の小さな棚田の景観がすばらしく、その 　 風景の中をＪＲ九州の観光列車（或る列車） 　　  が景色を楽しむようにゆっくり走っていました。	「　くじゅうの山々を映す彦太郎堤　」 大分市　　永田　英男 さん 撮影場所：竹田市久住町　久住高原　彦太郎堤 コメント：久住町久住高原の潅漑用水施設　彦太郎堤に 　　映る、初秋のくじゅう連山を撮影しました。
「　朝日に包まれて　」 豊後大野市　　栗田　洋蔵 さん 撮影場所：豊後大野市大野町中原 コメント：時代の流れで大野町のたばこ畑もずいぶん 　　 少なくなりました。朝早くからたばこの苗 　の補植を行っている珍しい光景です。	「　秋の白水ダム　」 別府市　　後藤　正勝 さん 撮影場所：竹田市　白水ダム  コメント：秋の紅葉の時に撮りました。このダムのおかげで、 　　　下流の田畑に水が行きます。稲も刈り取られ、 農家の方も豊作を喜んでいると思います。 　　　　　  また、野菜や牛の飲み水などに活用されています。 　　   ダムを見るとありがたいなあといつも思います。