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小中学校理科の資質・能力データベース(主体的・対話的で深い学びを実現する授業改善のために)
本県では、平成29年度より「新大分スタンダードのすすめ」(平成31年4月現在第3版)を作成し、授業改善を推進しているとことろです。
「01_新大分スタンダードのすすめ(理科補足資料):PDF」では、「主体的・対話的で深い学び」は教師が授業を見直す視点であり、「新大分スタンダードのすすめ」では、「めあて・課題・まとめ・振り返り」の適切な設定による授業づくりのポイントを示しています。
新大分スタンダードのすすめ [Wordファイル/1.32MB]
上記の授業改善が進むことで、「理科の見方・考え方」を働かせながら「学習指導要領の目標」を達成していく子どもの姿を評価することができるようになります。
目標を達成した子どもの姿が「深い学び」になっているか、学習指導要領に示された目標(資質・能力)に沿って評価することができます。
そこで、本県では理科の資質・能力を『小中学校理科目標・内容(データベース版)』により示しました。すると、目標及び内容の末尾の標記に着目することで、各単元や各学年の特徴が見えてきました。
○小学校
・調べる(第3学年~第6学年)
・見いだして表現する(第3学年)、発想して表現する(第4、5学年)、つくりだして表現する(第6学年)
・捉えるようにする(第3学年~第6学年)
○中学校
・理解する(第1学年~第3学年)
・見いだして理解する(第1学年~第3学年)
・関連付けて理解する(第1学年~第3学年)
・認識する(第1学年~第3学年)
『小中学校理科目標・内容(データベース版)』は、必要な学校種、学年、単元を選択して閲覧できるように作成しています。詳しい使用方法は『データベースの使い方:PDF』に記載しています。
また、『理科の資質・能力(一覧):PDF』を参照して、小学校の「第3学年:(3)光と音の性質」と中学校の「第1学年:(1)身近な物理現象」を選択して閲覧することで、小・中学校のつながり方を明確に見ることができます。