特集 県産木材の家で快適な暮らし
国宝富貴寺のすぐそばにある農産物加工直売所「蓮華(れんげ)」は、昨年10月にオープンし、蕗(ふき)地区営農組合(組合員67人)が運営しています。 蕗地区は、全国的にも珍しい荘園跡地の景観を生かして地域づくりを進めている田染地区の山あいの地域です。 お店のおすすめは、れんげハチミツ入りで自然な甘みの「れんげソフトクリーム」(300円)とよもぎ、黒糖などを使ったヘルシーな手作りまんじゅう(6コ入り300円)。この秋からは、豊後高田名物「豊後アイガモ」を復活させようと、同組合の豊後アイガモ部会が飼育に取り組んでいるカモ肉を使った「ご飯の素」を売り出します。組合長の小川寛治さんは「お店の横にある20aの体験農園を使い、お客さんと交流もしていきたい」と話していました。 営業時間/9:00〜16:00、 店休日/毎週月曜日、 TEL 0978−26−2607
今年2月にNPO法人(特定非営利活動法人)の認証を受けたボランティアグループ「ともだち村」は、高齢者が住み慣れた地域の中で健康で生きがいを持って暮らせるように、毎月1回、町内松木の書曲公民館でお茶のみサロンを開き、ふれあい型の食事サービスをしています。約30人のお年寄りが集まり、血圧などを測って健康チェックを受けるほか、健康づくりについての講話、ゲームなどのレクリエーション、旬のものを使った食事を楽しみながら会話がはずみます。参加料は1回300円。参加者は「同じ地域に住んでいる人たちの集まりなので参加しやすい。毎月この日が待ち遠しい」と言います。春や秋には、県内の温泉、花見、紅葉狩りなどに出かけます。代表の尾方万亀子さんは「町内右田に建設された高齢者の共同生活所の運営にも携わっていきたい」と意欲的に活動しています。 TEL 09737−6−2086