4 製造品出荷額等
   
(1)概 況
   平成14年の製造品出荷額等は 2兆8542億円で、前年に比べ203億円の増(前年比 0.7%増)となり、2年ぶりに増加となった。(利用上の注意5(2)
 
 (表8)
   
(2)業種別状況
   前年に比べ増加したのは鉄鋼、電気機器など9業種、減少したのは電子部品・デバイスなど15業種となった。
 
(表8,図13)
   増加業種では鉄鋼の増加額が621億円で一番大きく、減少業種では電子部品・デバイスが742億円で一番の減少額であった。しかし、電子部品・デバイスが製造品出荷額等全体の占める割合は14.7%で24業種のうち最大であった。
         

                                 

表8 産業中分類別製造品出荷額等(従業者4人以上)
 
表9 従業者規模別製造品出荷額等(従業者4人以上)

(3)従業者規模別状況
   大規模層では前年を3.2%上回ったが小規模層、中規模層では、それぞれ1.0%、3.2%下回った。
 
・規模別構成比
小規模層 ( 4〜 29人 )  8.1% (    2324億円 )
中規模層 ( 30〜 299人 ) 32.1% (    9161億円 )
大規模層 ( 300人 以上 ) 59.8% (1兆7057億円 )
 
(表9,図15)


(4)市郡別状況
   前年に比べ増加したのは2市12町5村、減少したのは9市24町6村となった。
 
・主な増加市町村 ・主な減少市町村
大分市 (前年比 701億円・ 5.3%増) 日出町 (前年比 310億円・25.8%減)
安岐町 ( 同   570億円・38.9%増) 竹田市 ( 同   225億円・79.9%減)
挾間町 ( 同     82億円・62.3%増) 国東町 ( 同    152億円・13.3%減)
佐賀関町 ( 同      16億円・ 1.1%増) 山香町 ( 同    111億円・62.9%減)
 
表3


 
(5)地区別状況
   大分臼津地区では前年を4.2%上回ったが、その他の地区では大野直入で25.8%減など前年を下回った。
 
表3,図17)


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