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刈払機(草刈機)による事故に注意しましょう!

印刷ページの表示 ページ番号:0002100718 更新日:2021年5月26日更新

-手指の切断、目の負傷などの事故が発生しています- 

人力で行うと重労働である草刈りを動力で行うことができる刈払機(草刈機)は、便利で身近な農器具です。
しかし、高速で回転する刈刃が露出しているため、十分安全に注意して使用しないと大変危険です。
消費者庁には刈払機を使用中の事故情報が平成27年4月から令和2年3月末までの5年間に計88件寄せられています。
刈刃への接触や巻き込まれによる事故が半数以上を占めており、手指の切断などの重大な事故が発生しています。
1年のうち5月と7~8月に事故が多く、これから夏場を迎えるに当たり、刈払機を使用する際には、以下の点に注意しましょう。

(1)刈払機を使用する前には必ず取扱説明書を読みましょう。
(2)作業に適した服装、装備で行いましょう。
(3)作業前に各部の点検をしましょう。特に刈刃、飛散保護カバー、肩掛けバンドやハンドルは正しく装着しましょう。
(4)作業をする際は、地面の異物を除去し、15m以内に人がいないことを確認してから開始しましょう。
(5)回転する刈刃が障害物や地面に当たって跳ね返るキックバックに注意しましょう。
(6)刈刃に巻き付いた草や異物を取り除く際は、必ずエンジンを止めてから行いましょう。
(7)農協及び販売店等が実施する刈払機の使用講習会を受講しましょう。

キックバックによる事故

 刈払機では、回転している刈刃の前端から右側部分に障害物や地面が当たると、回転方向と反対側に(右側)に刈刃が跳ね返ってしまうこと(キックバック)があります。
 キックバックが起こると、刈払機の制御が難しいため、重大な事故につながる危険性があります。

       キックバック
           (一般社団法人日本農業機械工業会「刈払機の正しい使い方」より)

 キックバックが起こると、跳ねた刈刃が作業者自身や周囲の人に当たる可能性があり、大変危険です。刈払機を使用する際は、刈刃の左側の前1/3で草を刈るようにしましょう。右側で草を刈らないように、往復刈りではなく右から左の一方向に動かすようにしましょう。

※消費者庁からの注意喚起の詳細については、下記の消費者庁ホームページからご確認ください。