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農林基盤部

印刷用ページを表示する掲載日:2020年2月3日更新
農林基盤部は、農林業の振興と農山村における生活環境を維持するための基盤整備をおこなっており、効率的で維持性のある生産体制の確立、定住・生活環境の整備、農村及び森林の多面的機能を発揮するため、農業農村整備事業と林道・治山事業を実施しています。

農業農村整備事業

  ○農業・農村地域の生産基盤の整備促進
  ○多面的機能の維持保全と快適な生活環境の整備促進
  ○農業水利施設等の適正な保全管理による長寿命化や防災・減災対策の推進

農地防災事業

      ・ため池等整備事業

         県内のため池は約9割が明治以前に築造されており、老朽化により法面の侵食や漏水が発生して

         いるため池があります。これらのため池を計画的に改修していくとともに、あわせてハザードマップ等

         のソフト対策を行うことにより、災害の未然防止及び被害の最小化を図り、地域の防災安全度の向

         上に貢献します。

         ため池着工前写真      ため池竣工写真

             ( ため池 改修前 )                ( ため池改修 完成 )

       ※ハザードマップ作成状況

          大分市 47箇所     臼杵市 19箇所     由布市 14箇所

      ・農業用河川工作物応急対策等事業

         河川内にある農業用河川工作物の構造が不適当、不十分であるものまたは耐震補強対策の必要

         がある農業用道路横断耕作物について、整備・補強等を実施することにより、洪水、高潮及び地震

         等による災害発生を未然に防止し、国土の保全と民政の安定に貢献します。     

               馬代頭首工 

                       (馬代頭首工 H27完成)

      ・海岸保全施設整備事業

         高潮・津波・浸食等の自然災害から国土を保全し、国民の生命・財産を守るため、海岸保全施設の

         新設または改修を行います。また、良好な景観及び環境を保全するため、海岸環境の整備を図り、

         県民の安全で快適な生活環境づくりを創出します。

                農地海岸

                        (農地海岸 串ヶ鼻地区)

      ・地すべり対策事業

         地すべりの発生が心配される農地・農業用施設において、地すべり等防止法に基づき地すべり防止

         区域に指定し、この区域の状況を詳細に調査した上で必要な対策工事を行い、地すべり被害を未然

         に防止します。

         集水井    水抜工

                     (集水井)                           (水抜きボーリング工)

          ※集水井とは、縦井戸を設置して地下水を集水及び自然排水させる井戸のこと

          ※水抜きボーリング工とは、地下水を排除することにより、滑り面に働く間隙水圧の低減

            や地すべり土塊の含水比を低下させる工法

総合整備・水利整備事業

      ・中山間地域総合整備事業

         地形的、位置的に不利な条件にある中山間地域において、それぞれの地域の立地条件にあった生

         産基盤の整備と生活環境の整備を総合的に実施し、地域の活性化を図るとともに、あわせて定住の

         促進と国土・環境の保全に努めます。

      ・農村振興総合整備事業

         農村地域が自ら考え設定する個性ある農村振興の目標の達成が図れるよう、地域住民の参加のも

         と、関係機関と連携を図りつつ、地域の多様なニーズに応じた農業生産基盤及び農村生活環境基盤

         等の整備を総合的に実施します。

              土づくりセンター完成写真

                ( 土づくりセンター 完成 )

      ・かんがい排水事業

         ダム・頭首工・揚排水機場・用排水路等の新設・改修を行い、用水不足の解消、洪水被害防止、湿

         田の乾田化による汎用化等、農業生産性の向上・農業経営の合理化を図ります。

      ・基幹水利施設補修事業

         既存水利施設の劣化状況等を診断し、診断結果により補修や補強等の最適な計画を策定し、計画

         に基づく対策対策工事までを一貫して行います。あわせて、突発的な事故により、施設の機能が失

         われた場合に対する緊急補修工事を実施します。

農道整備事業

    農道は、農地への機械搬出入や、農作物の積み込み、集出荷場、市場までの運搬に必要な道路です。

    農道を整備することで、市場など目的地への運搬時間が短縮されることや、悪路による車のガタつきも解消

    されるので、野菜などがつぶれたり変形したりすることも妨げます。さらにコンバインなど大型の農業機械を

    走らせることができるので、労働時間も大幅に短縮でき農作業の効率化が図られます。

      ・広域農道整備事業

              農道開通写真

                     ( 農道の開通 )

     ・基幹農道整備事業

     ・農道保全事業

多面的機能の維持保全

        多面的機能支払制度を活用し、水路の草刈り・泥上げなどの基礎的保全活動や、水路・農道の軽微な

        補修などの地域資源の質的向上を図る共同活動を支援します。

          多面的機能支払交付金のあらまし(農林水産省)

治山(ちさん)事業

  ○森林を健全な状態に保つことで、山崩れなどの災害を起こりにくくします。
  ○山崩れや土石流などが発生した箇所や発生のおそれが高い箇所に治山ダム等を設置し、災害から人家や道路などを守ります。

ハード対策(山地災害を防ぐために森林を維持・造成する治山工事)

 1.渓流での治山(ちさん)工事

    谷(川)を流れる水の力で、川底や川岸が削り取られることを侵食作用(しんしょくさよう)といいます。

           侵食作用

    この侵食作用による山地の崩壊などを防ぐために「治山ダム」を設置します。

    治山ダムの上流に土砂をとどめることで、谷の両岸を支えて山の斜面を崩れにくくしたり、土石流などで流れ出た土砂を

    その場にとどめます。

    ・ 治山工事の実施状況(渓流)

      平成29年台風18号の豪雨により大きな被害を受けた、津久見市の勢山(せやま)地区の1期工事の治山ダム工が

      平成31年3月に完成しました。今後、2期工事を計画的に実施し、災害が発生しにくい山地への復旧を進める予定

      です。 

               【 勢山地区 着工前 】

              勢山着工前 

                                矢印

               【 勢山地区 1期工事完成 】

              勢山完成

 2.山腹(さんぷく)での治山工事

    山崩れが起きたところや崩れかけている斜面は、雨などの侵食作用により表面の土が繰り返し削られるので、植物が育つ前に

    更に土が流されてしまいます。

              山崩れ山腹工

    このようなところで、山崩れの拡大や人家などへの被害を防ぐために「山腹工」を実施します。

    山腹工には、斜面をおさえるためにコンクリートなどで壁を作る「土留工(どどめこう」や、崩れたところに木や草を生やす

    ことで森林に戻すための「植生工(しょくせいこう」などがあります。

    ・ 治山工事の実施状況(山腹)

      津久見市の鯛網代(たいあじろ)地区では、平成28年8月の降雨により事業所裏の斜面で小崩壊が発生したため、治山

      工事を実施しました。

      平成29年9月には台風18号の豪雨による土砂の流出被害も発生しましたが、幸い大きな被害には至らず、平成31年

      3月にのり枠工や土留工などの対策がすべて完成しました。 

               【 鯛網代地区 着工前 】

              鯛網代着工前1 鯛網代着工前2

                             矢印

               【 鯛網代地区 完成 】

              鯛網代完了   

ソフト対策(山地災害の被害軽減に向けた普及啓発活動など)

 1.山地災害に対する早期の警戒避難態勢整備への取り組み

   治山事業の実施予定地区などを中心に、地域の方々に対して山崩れや土石流などの「山地災害」のおそろしさや早めの避難の

   重要性などを説明する出前講座(減災説明会等)を実施しています。

        減災説明会1        減災説明会2

 2.森林と防災について学習する「移動 もりりん教室」の開催

   私たちの暮らしの中にある森林との関わりや森林が持つ多様な機能(森林の恩恵)を子供達にわかりやすく解説して、「森林と

   防災」について学習する「移動 もりりん教室」を管内4市(大分市、臼杵市、津久見市、由布市)の小学校を対象に実施しています。

        【 授業風景 】                                【 模型を使った実演 】

        授業風景        模型実演

森林と防災の学習 「移動もりりん教室」 を開催しました(中部振興局)

 3.山地災害危険地区の点検

   大分県では、梅雨等の本格的な出水期を前に、山地災害危険地区の点検を市町村と共同で実施しています。

   県内には、点検箇所以外にも多くの危険地区があり、梅雨前線や台風などの豪雨によって山地災害の発生のおそれがあるので、

   気象情報に注意を払い、周辺の危険な箇所や避難路、避難場所の確認など、「日頃の備え」と「早めの避難」をお願いします。

                            【 平成31年度の点検の状況 】

        点検状況1        点検状況2

山地災害危険地区の情報へ

林道事業

  ○森林の手入れや木材を運び出すために必要不可欠な道路(林道など)を整備します。

          路網イメージ

 1.林道開設事業

    林道は、土木・建築や様々な場面で使用される木材や林産物を搬出するだけでなく、良質な木材を育てるための下草刈りや

    不要な木を間引きする「間伐(かんばつ)」など、森林を手入れするときの移動時間の短縮や労力を軽減するために欠かす

    ことのできない施設です。

    また、伐採した木材を運搬する際のコストを縮減したり、計画的で効率の良い林業経営を行うためにも重要な施設であり、

    森林内の道路において「幹線」としての役割を担います。

    そのほか、森林浴やバードウォッチングなど、人々が気軽に森林と親しむためのアクセス道としての機能を持っています。

               【 林道 吉四六線(臼杵市野津町) 】

              吉四六線

     ・ 林道工事の実施状況(林道開設)

         大分市大字沢田で開設中の林道「入蔵大峠2号線」の平成30年度工事が平成31年1月に完了しました。

               【 林道 入蔵大峠2号線 】

              入蔵大峠2号線

       【 入蔵大峠線の沿線における木材の伐採・搬出の状況 】

       利用状況1     利用状況2

2.林業専用道整備促進事業

    「林業専用道」は、幹線の位置付けである「林道」と木の伐採など森林内の作業に直接利用する「森林作業道」とをつなぎ、

    森林の中を通る道路の密度を高くすることで、木材の搬出をより低コストに行うことを目的とした道路です。

    よって、林道に比べ、より地形(等高線)に沿った道路の線形を有し、小規模な切土と盛土で構成する比較的簡易な構造に

    なっています。

    林業専用道にあわせて森林作業道を作ることで、高性能な大型林業機械を森林内に運び込むことができ、安全で効率的な森林の

    手入れや木材(丸太)の生産が可能になります。

              林業専用道の構造

        【 林業専用道による木材の生産 】         【 高性能林業機械の作業状況 】

        林業専用道       高性能林業機械

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