豚コレラの発生について
印刷用ページを表示する掲載日:2019年2月12日更新
岐阜県で豚コレラが発生
平成30年9月9日、岐阜県の養豚農場において、日本では平成4年以来26年ぶりに豚コレラの発生が確認されました。本病は、豚やイノシシに感染する病気であり、強い伝播力と高い致死率が特徴で、口蹄疫と同様に家畜衛生対策が重要となる家畜伝染病です。
なお、本疾病は中国において続発しているアフリカ豚コレラとは別の疾病になります。
正確な情報に基づいて、冷静に対応していただきますようお願いします。
※平成31年2月6日に愛知県、長野県、滋賀県、大阪府でも発生しました。
今後も、他県に広がる恐れがありますので関係者の皆さんにおかれましては、細心の注意お願いします。
豚コレラの特徴
○ 豚コレラは豚やイノシシに感染するウイルス性感染症で伝播力が強く、致死率が高く、感染豚や汚染物品等との接触等で感染が拡大します。
○ 有効な治療法はなく、日本では口蹄疫と同様に特定家畜伝染病に指定されています。
○ 毎年、全国で清浄性維持確認のモニタリング検査を実施しています。
○ 豚コレラは、豚・イノシシの病気であり人には感染しません。
○ 有効な治療法はなく、日本では口蹄疫と同様に特定家畜伝染病に指定されています。
○ 毎年、全国で清浄性維持確認のモニタリング検査を実施しています。
○ 豚コレラは、豚・イノシシの病気であり人には感染しません。
豚コレラの予防対策の重要ポイント
○ 衛生管理区域、豚舎への出入りの際の洗浄・消毒の徹底
○ 衛生管理区域専用の衣服、靴の設置と使用の徹底
○ 人・物の出入りの記録
○ 飼料に肉を含み、または含む可能性があるときは、あらかじめ70℃・30分間以上または80℃・3分間以上の加熱処理を徹底
○ 死亡家畜の処理までの間、野生動物に荒らされないよう適切に保管
○ 衛生管理区域専用の衣服、靴の設置と使用の徹底
○ 人・物の出入りの記録
○ 飼料に肉を含み、または含む可能性があるときは、あらかじめ70℃・30分間以上または80℃・3分間以上の加熱処理を徹底
○ 死亡家畜の処理までの間、野生動物に荒らされないよう適切に保管
豚コレラに有効な消毒薬
○ 逆性石けん(界面活性剤)等の通常使用している消毒薬で効果があります。
○ 用法用量に従い、適正な希釈倍率で使用して下さい。
○ 消毒薬が汚れたり、古くならないように随時交換して下さい。
○ 用法用量に従い、適正な希釈倍率で使用して下さい。
○ 消毒薬が汚れたり、古くならないように随時交換して下さい。
豚コレラの発生対応・調査状況
(1) 豚コレラの発生対応の概要について
※農林水産省HPより抜粋
(2) 豚コレラ感染野生いのししの発見状況について
118頭陽性(平成31年2月5日時点) ※農林水産省HPより抜粋