大分県庁のホームページ 『新時代おおいた』のバックナンバー
新時代おおいたVol.52(2007年5月発行) 新時代おおいたVol.52表紙
特集1 第2期広瀬県政スタート
特集2 みんなで盛り上げよう! 「おおいた国体・おおいた大会」
風紋 これからもよろしくお願いします
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特集1
改革から挑戦へ!
第2期広瀬県政がスタートしました。
広瀬知事登庁の写真
 4月8日に行われた県知事選挙で、広瀬勝貞知事が再選されました。
 4月12日、広瀬知事は選挙後初めて登庁しました。出迎えた県職員の前で「大分県は大変な時期を迎えています。選挙戦では、農林水産業の振興や過疎地対策などいろいろなご要望をいただきました。こうした課題に気を引き締めて取り組んでいきたい」と述べました。
 その後、県庁正庁ホールで幹部職員らを前に訓示。「これまで以上に県民の声に耳を傾け、自分たちのなすべきことを高い志を持って職務にあたっていただきたい。アンテナを高く張って、世の中の動きを見極めることが大切。政策形成能力を高めるためにも情報を上下で共有し、横の連携も強めて欲しい」とあいさつしました。
 また、4月16日の記者会見では、今年度の県政推進指針を発表しました。「安心」「活力」「発展」の3本柱の下、福祉コミュニティづくりや人づくりなど8つの重点戦略を掲げ、これに基づき、高齢者対策や子育て支援、農林水産業の振興などに取り組むこととしています。
 「改革から挑戦へ」。県民中心の県政が再び動き出しました。

● 広瀬知事に期待します
 
 
神田さんの写真 県南育児サークルネットワーク
「きらきらの会」 
神田 芳(佐伯市)


 多くの母親が、経済面や育児の苦労などでもう一人子どもを生もうかどうか悩んでいます。育児の負担を減らし、不安を共有しようと、親同士で助け合っていますが、行政には違った部分からの支援もお願いしたいと思います。中小企業などは、収入減や昇進に影響するなど、育児休暇の取得が難しい部分があります。県庁や大企業等が率先して、こうした休暇の取得を広げていただきたいです。また、母親になる、子どもを生むということを理解できていない人が見受けられます。子育ての体験談や性教育の充実など、親になるということはどういうことか、学校での教育などを通じて教えていただきたいと思います。
 
 

 
 
武内さんの写真 有限会社武内陶器店
専務取締役
武内 義典(中津市)


  商人塾の1期生でもあり、これまで商店街の活性化に取り組んできました。わたしが商店を営む新博多町は、歴史ある商店街ですが、大型店の撤退、郊外店の進出など商店街を取り巻く環境は厳しいものがあります。現在、中心市街地を活性化するための計画づくりを関係者と進めています。行政には、これまでさまざまな支援をいただきました。商人にとって行政のサポートを受け、新しいことがらにチャレンジするのは心強く、楽しみでもあります。商店街と県との橋渡しになりたいと思いますので、これからも支援をお願いします。
 
 

 
 
藤田さんの写真 県PTA連合会会長 
藤田 千克由(大分市)


  「いじめ問題」「子どもの安全対策」など、教育を巡る課題が山積しています。学校・家庭・地域が協力して「協育」に取り組んできましたが、これからは、わたしたち両親が前面に出て行くことが大事だと思っています。広瀬知事には、30人学級の小学校2年生への拡大など教育関係で配慮していただいていますが、多くの保護者が登下校時の子どもの安全・安心に不安を抱いています。こうした部分にさらに取り組んでいただきたいと思います。また、学校の統廃合が進むと、地域の過疎化が心配です。そうした際には、地域の意見もよく聞いたうえで、対応していただくようお願いします。
 
 

 
 
野田さんの写真 JA大分ひた梨部会長 
野田 昌利(日田市)


  日田市の梨は、共販体制が確立されており、市場との信頼関係も構築されています。台湾など海外への輸出も県の積極的な支援で伸びており、広瀬知事に命名していただいた「豊里(ほうり)」などの新品種づくりにも取り組んでいます。農林水産業の衰退が叫ばれていますが、前向きでやる気のある農家は、着実に安定経営、もうかる農業へとつながっています。販路開拓に続き、これからは意欲のある農家、人づくりが大切です。農家は「井の中の蛙」の面もあります。県の指導体制を充実していただき、農家と一体感をもって市場経済に対応できる産地、人づくりをお願いします。
 
 


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