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県民ひろば 太陽光発電、始めてみませんか?
最近、太陽光発電ってよく耳にするよね。仕組みやメリットについて、詳しく教えてほしいな! 昨年7月、低炭素社会の実現に向けた国の行動計画が策定されました。その中で太陽光発電の導入量を2020年に10倍、2030年には40倍にすることを目標に、導入量の大幅拡大を進めることを宣言しました。今年1月には、住宅用太陽光発電システム設置に対する国の補助金が復活しています。地球にやさしい太陽光発電、今こそ導入を検討してみませんか?

Q1 太陽光発電ってどんなもの?

 太陽光発電は、太陽の光を「太陽電池」と呼ばれる装置を用いて、直接電気に変換する発電方式です。太陽光は巨大なエネルギーであり、枯渇する心配もないことから、純国産の石油代替エネルギーとしてエネルギーの安定供給の確保に役立っています。
 また、発電の際にCO2を全く排出しないことから、環境にやさしいクリーンなエネルギーだといえます。
 太陽光発電は、太陽光の当たる場所が確保できれば、騒音や排出物もないので、設置場所を選びません。また、設置する場所の広さや予算に応じて、システムの規模を自由に決めることができるので、自宅の屋根の未利用スペースなどを活用して個々人に応じた発電を行うことができます。

エコでクリーンなエネルギーなんだね。めじろんの家にも設置できるかな?
地球全体に降り注ぐ太陽エネルギーを100%変換できるとしたら、世界の年間消費エネルギーをわずか1時間でまかなうことができるといわれています。
 

Q2 家庭で設置すると、どのくらいの発電量になるの?

 最も消費電力量の少ない月には、家庭で使う電力のほぼ全てを太陽光発電による発電量でまかなえたという実績もあるそうです。
〈実際に標準的なシステムを設置している家庭では…〉
 
 発電量は日射量や設置状況、各家庭の電力使用量など個別の条件にもよりますので、設置前に施工業者等によく相談することが大切です。

電気の売り買い

 一般の住宅用の発電システムでは、電力会社の配電線とつながっており、発電電力が消費電力を上回った場合は、余った電気を買い取ってもらうことができます(売電)。また、曇りや雨の日など、発電電力が足りない場合や夜間には従来通り電力会社の電気を使います(買電)。なお、電気の売り買いは自動的に行われるので、毎月の手続きなどは必要ありません。※電力会社との契約は別途必要となります。
電力売買図

Q3 設置するときの補助ってあるのかな?

 一般住宅への太陽光発電システム設置については、国の補助金が交付されます。
     補助金額:太陽電池出力1kW当たり7万円(最大出力3.5kWの場合 7万×3.5kW=24.5万円
 補助金を受けるためには一定の要件がありますので、詳しくは下記ホームページをご覧いただくか、下記窓口までお問い合わせください。

      HP http://www.pref.oita.jp/14200/sunlight/
      問い合わせ 財団法人大分県建築住宅センター
              097-537-0300


県内のさまざまな施設で、太陽光発電を行っています
子どもたちに環境問題やクリーンエネルギーを身近に感じてもらうため、小中学校への太陽光発電システムの導入を支援しています。
太陽光発電への理解を広めるため、県の施設にソーラー照明灯の設置を進めています。
県庁舎でも、太陽光発電を行っています。

 エネルギー問題への対応や低炭素社会の実現に向け、太陽光発電への期待が世界的に高まっています。県では今後、下記の施設に太陽光発電システムを導入し、環境にやさしいクリーンエネルギーの普及促進を図ります。

平成21年度に太陽光発電設備を導入する施設
大分スポーツ公園  大分農業文化公園  産業科学技術センター  県立学校(12校)


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