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令和7年度特別展 豊後国行平―「祈り」の刀剣―開幕

印刷用ページを表示する掲載日:2025年9月19日更新

概要

 平安時代後期に始まる日本刀の歴史において、九州では、筑後国の光世、薩摩国の波平行安とともに、豊後国の行平が俗に「古作」の名工として知られています。郷土おおいたを代表する刀工行平は、一説に後鳥羽上皇の御番鍛冶を務めたともいわれ、またすでに鎌倉時代には偽銘が切られていたと伝わるなど、その作品は古くから高く評価されていました。実際、現存する行平の作品は、そのほとんどが奉納刀、あるいは将軍家や有力大名家に伝来してきたもので、800年余りにわたる日本の歴史とともに伝わってきた日本刀ということができます。
 この特別展では、名工行平の作品を一堂に集め、作品の背景にある歴史とともにその魅力を紹介します。また、定秀や神息など、おおいたの古刀期を代表する刀工たちの作品や、行平に関連する作品をあわせて展示し、おおいた刀剣史上における行平の位置を紹介します。
 展示を通して、豊後刀の「美」とは何か、さらに刀剣に込められた「祈り」とは何だったのか、改めて考える機会となれば幸いです。
令和七年度特別展 豊後国行平

会期

 令和7年9月19日(金曜日)~11月3日(月曜日・祝日)
[開館時間] 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで。

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    ※9月19日(金曜日)は午前11時開館

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[休館日] 毎週月曜日(祝日・振替休日の場合はその直後の平日)

 

※国宝「古今伝授の太刀」は10月15日(水曜日)からの展示となります。

 

観覧料

[一   般] 個人510円、団体360円 
[高・大学生] 個人310円、団体200円
 ※団体は20名以上
 ※中学生以下および土曜日の高校生の観覧は無料
 ※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳のいずれかをお持ちの方とその付添いの方1名は無料

会場

大分県立歴史博物館 企画展示室

主催

大分県立歴史博物館

後援

大分合同新聞社、西日本新聞社、朝日新聞大分総局、読売新聞西部本社、毎日新聞社、NHK大分放送局、OBS大分放送、TOSテレビ大分、OAB大分朝日放送、株式会社エフエム大分、Noas FM、J:COM 大分ケーブルテレコム、宇佐神宮御鎮座1300年 奉祝・勅祭記念事業実行委員会

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