平常展&終戦80年記念企画展プレ展示「”向陽”重光葵文化祭」のお知らせ
平常展&”向陽”重光葵文化祭が開催中です
5月24日(土曜日)より、先哲史料館では平常展「大分の先哲たち2」、終戦80年記念企画展プレ展示「”向陽”重光葵文化祭」を開催しています(7月6日まで)。
平常展は大分の先哲の業績および人間像を紹介するものです。今回はペトロ岐部カスイや前野良沢、田能村竹田、毛利空桑といったおもに江戸時代に活躍した4名の先哲、また福沢諭吉の門下生や矢野龍渓、堀悌吉、野上弥生子、生野祥雲斎といったおもに明治時代以後に活躍した4名の先哲について、それぞれ関係する史料とともに紹介しています。また、展示室の中央のテーブルには大友宗麟・三浦梅園・福沢諭吉に関わる史料を展示しています。
企画展コーナーおよび2階特設ギャラリーでは、終戦80年記念企画展プレ展示「”向陽”重光葵文化祭」を行っています。終戦時に、政府代表として米戦艦ミズーリ号で降伏文章に調印した大分県出身の外交官・政治家重光葵(しげみつまもる)。4度の外務大臣を務めた葵が収集した絵画やレコード、自作の詩歌など、従来あまり取り上げられることのなかった文化・教養の側面を紹介し、葵の類まれな外交手腕を支えた「真髄」に目を向けたいと思います。ちなみに「向陽(こうよう)」とは葵の雅号です。葵の漢詩や和歌などに使われています。
展示史料は、いずれも大分の歴史や文化を知る上で貴重なものです。これらの史料を通して、郷土の歴史に関心を持っていただければ幸いです。ぜひご覧ください。
終戦80年記念企画展プレ展示「”向陽”重光葵文化祭」については下記のチラシを参考ください。