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みんなの暮らしを守る治山事業

印刷用ページを表示する掲載日:2017年12月20日更新

みんなの暮らしを守る治山事業

1. 治山事業について

2. 治山事業の歴史(大分県)

3. 山地災害に備える 
    山地災害危険地区情報の閲覧

4. 「もりりん教室」 

5.木材利用(木づかい)の取組み

6. トピックス等紹介

7. 治山施設の効果 

8. 保安林について

9. 問い合わせ

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○大分県の地勢
   大分県は瀬戸内海と豊後水道に面した九州東岸に位置し、地形、地質、気候、植物、動物、温泉、水など豊かな自然を持っている。それは大分県の複雑な地質構造と地形に深く関係している。
 平成19年10月1日現在の総人口は1,204,772人(男567,707人、女637,065人)で、総世帯数は480,826世帯である。総面積は633,420haでこのうち約2/3の449,551haを山林が占めている。

○大分県の地形・地質
   大分県には松山―伊万里線、大分―熊本線、臼杵―八代線などとよばれる大規模な構造線が通過する。臼杵―八代線より北方の地域は領家帯とよばれ、花崗岩類と変成岩類で特徴づけられる。一方、その南方の地域は秩父帯、四万十帯で、プレート運動により付加帯として形成された地質である。秩父帯には石灰岩層がはさまれ、津久見のセメント工業の基礎をなすとともに、多くの鍾乳洞を発達させる。
 これらの古い時代の地質を基盤として、新しい時代の火山活動がみられる。新生代新三世紀から続く火山活動により、現在の火山地域を構成する多くの火山が形成された。国東半島の両子火山、別府地域の由布岳、鶴見岳を主峰とする由布・鶴見火山群、久住山、大船山、黒岳などの成層火山や溶岩ドームからなるくじゅう火山群などがそれである。一方、カルデラが形成された阿蘇火山などの周辺には広大な火砕流台地が形成されている。
 海岸部では第四紀の海水準変動と地殻変動の結果としての海岸地形がみられ、豊後水道域は国内屈指のリアス式海岸を形成している。
 大分平野は、九州の平野の中で海水準変動の歴史が典型的に読みとれる平野であり、他方、中津・宇佐の平野は耶馬渓地域からの堆積物供給による扇状地が広がる地域である。
 大分県の地質と地形は、このように複雑な地球の歴史を反映したもので、それが県内の地域性を作る基盤となっている。

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○大分県の気候
   気候は全体として温和であり、自然災害も比較的少ない。県南部の豊後水道沿岸は、黒潮の影響で温暖湿潤、亜熱帯性植物も生育する。県北部の周防灘から別府湾岸は、夏の天気がよく夕立も少ない。内陸山地は、高度が上がるにつれて気温が下がり、降水量も増す。年間の降水量と冬の天候とによって、大分県の気候は次の四つに分けることができる。  
   (1) 瀬戸内型   県北部は、降水量が少なく、夏の天気はよい。冬季には北西季節風の影響を受けて、曇りや雨(雪)の日が多い。
 (2) 瀬戸内型   大分市を中心とする大分川や大野側の下流域は、降水量が少なく、冬も晴れる日が多い。
 (3) 太平洋沿岸型  津久見市より南の佐伯市の一体は、台風による雨量が多い。冬は天気がよく、沿岸部は温暖である。
 (4) 内陸山地型  県西部(くじゅう連山を中心とする山地の一帯)は降水量が多い。夏は時々夕立がある。冬は曇りがちで、積雪もある。
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○森林の機能
   森林は、洪水や渇水を緩和し、水質を浄化する水源かん養機能、土砂の流出や崩壊を防止する山地災害防止機能、気候緩和や自然とのふれあいの場を提供する等の生活環境保全機能・保健文化機能、さらに野生動植物の生息・生育の場として生物多様性を保全する機能や二酸化炭素の吸収源・貯蔵庫としての機能など様々な公益的機能をもっている。  

○保安林  
   森林には「水をはぐくみ洪水を防ぐ」「山崩れやなだれなどの災害を防ぐ」「森林レクリエーションなど生活にゆとりと潤いを与える」「名所・旧跡などの風景を醸し出す」など様々な働きがある。国や県では、こうした森林のうち、私たちの暮らしを守るために特に重要な役割を果たしている森林を「保安林」として指定している。
 このような保安林ではその働きが失われないように 森林には「水をはぐくみ洪水を防ぐ」「山崩れやなだれなどの災害を防ぐ」「森林レクリエーションなど生活にゆとりと潤いを与える」「名所・旧跡などの風景を醸し出す」など様々な働きがある。国や県では、こうした森林のうち、私たちの暮らしを守るために特に重要な役割を果たしている森林を「保安林」として指定している。
 このような保安林ではその働きが失われないように、1.立木の伐採 2.伐採跡地への植栽 3.土地の形質の変更などの行為に制限や義務を設け、保安林としての働きが維持・発揮されるよう治山事業を実施している。 種類の保安林を指定している。(保健保安林などは兼種指定する場合もある)
 大分県は、県土の約7割にあたる449,551haの森林(民有林・国有林)を有し、
このうち約3割に当たる160,689haが保安林に指定されている。

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