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国道沿いなどの農産物直売所で地元産の新鮮な野菜やおまんじゅう、かりんとうなどの加工品を購入したことがありますか?
全国的に「地産地消」(※1)「スローフード運動」(※2)が注目される中で、生産者名を書いた朝採れの野菜や、手作りの加工品が人気を集めています。 |
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直売所や加工所、農村レストランなどの多くは農村女性起業家が運営し、県内の女性起業数は344(平成15年3月現在)に上っています。うち、17%の事業所は年間販売額が一千万円を超え、11事業所は既に法人化しています。
県では、県内各地で地域の農産物を直売したり、加工品の製造・販売を行う農村女性の企業活動を軌道に乗せ、法人化を目指すため、さまざまな支援を行っています。 |
支援策の一つ「おおいた農村女性田舎グルメリレーショップ」は、大分市内の各会場に期間限定の販売コーナーを開設して県下の女性起業家の皆さんが自慢の商品を販売するものです。5月下旬にわさだタウンで9日間開催したのに続き、7月(トキハ本店)、10月(JR大分駅)、2月(トキハ本店)で行う予定です。
それぞれの開催期間中に日替わりで各地域の女性起業家が出店します。生産者の顔が見え、安心・安全なものばかりです。なつかしい味、新鮮な味を探しにぜひお出かけください。 |
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おおいた農村女性起業活動運営協議会会長
渡辺 晃子さん(天瀬町)
私が働いている畦道グループ食品加工組合は、昭和58年に法人化しました。それよって、グループの全員に経営感覚が養われ、それぞれの農業経営にも役立っています。また、労災保険や雇用保険も手続きをしていますので、保証があることも安心です。ほかの女性起業家にも法人化を勧めています。
お母ちゃんたちが元気な農村は活気があります。多くの皆さんに喜んでいただける良い品をどんどん作って、地域を引っ張っていく意気込みで頑張っています。 |
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※1 |
地産地消
地域で採れたものを同じ地域内で消費すること。生産と消費の場所が近いほど、作物が新鮮で健康によく、地域農業の振興にもつながるため、国内の各地で進められている。 |
※2 |
スローフード運動
郷土料理や質の良い食品を守ること、質の良い素材を提供する生産者を守ること、消費者全体に味の教育を進めていくことを進める運動。イタリアで発祥し、世界的に広がっている。 |
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