ある日、グローバル教育を通して平和な社会作りを目指している市民団体の活動に参加しました。その日の活動は、留学生の出身地の料理を作ることで、その国の文化を知り、お互いの理解を深めようと企画されたものです。
参加者は、大学生や高校生、小学生、一般の方など幅広く、どうなることかと最初は少し不安に思っていました。
でも、料理が始まると、留学生を中心にワイワイがやがや、作り方や味付けなどお互い工夫しながら進んでいき、大分の「とり天」も含めた各国の料理が完成しました。できあがった料理をバイキング方式で楽しい会話を交わしながら、おいしくいただくことができました。
参加された方の「料理を一緒に作り、食べることでその国のことが少しわかったような気がする」という言葉が、とても印象的でした。
その団体は、9月30日から2日間、ビーコンプラザで開催される「全国人権啓発フェスティバル」に参加して、世界のドリンクの提供や子供の遊びなどを紹介することで国際理解を深めてもらう予定だそうです。
今、人権や民族、宗教の違いなどが原因と思われる紛争が世界各地で起きています。さまざまな違いを認めあい、異文化の理解を深めることで、お互いの人権を尊重した平和な世界を築く一歩になればと思っています。
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