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ダム本体建設箇所の転流開始

印刷ページの表示 ページ番号:0001069652 更新日:2017年8月21日更新

ダムを建設するためには、川の流れを一時的に切替えて工事をします。

このため、玉来ダム本体建設工事の基礎掘削着手に先立ち、平成29年8月17日にダム本体建設箇所を流れる玉来川(約250m間)の流れを切り替えました。
※川の流れを一時的に切り替えることを転流(てんりゅう)と呼んでいます。

玉来川を、ダム本体の上流に設置した仮締切堤によりせき止め、転流トンネルへ転流しました。

転流はダム本体完成まで続き、その後転流トンネルをコンクリートにより閉塞します。

【説明図】川が流れていると工事ができないので、工事のじゃまにならない場所にバイパストンネルを掘り、川の流れを切り替えます

【写真】ダム建設箇所を上空から見ると元の川は干上がり、川底の岩盤が見えています

【写真】干上がった川を近くで見ると、元々淵だった所が水たまりになり、魚が取り残されています

転流後、ダム本体建設箇所の水が引き、長い年月激流に磨かれ丸くなった岩盤が姿を現しました。

淵に取り残された生物は、専門家の指導のもと関係者により下流の安全な場所へ移しました。

【写真】長い間激しい水の流れに磨かれ、川底の岩は丸くなっています。 【写真】水たまりに取り残された生き物を、タモを使って保護しました。

【写真】保護された魚を水槽に集めています。およそ6種1000匹の魚が保護されました。 【写真】保護した生き物を工事現場下流へ放流しました。