玉来ダム建設工事　進捗状況について（令和２年５月）

玉来ダムでは、引き続きコンクリート打設作業が進んでおります。
２門の常用洪水吐の放流管（ライニング）周りの打設、減勢工の打設も進み、本体部分に、
丸い管の様なものが設置されてきましたが、これは管理用通路の監査廊となります。

令和２年５月８日撮影

玉来ダムの左岸「久保地区」、久保公民館横に建立された「鎮魂の碑」前には、戦争遺産
として、戦闘機紫電改の部品が展示されております。
これは、昭和２０年５月５日にB29と交戦し、この地に墜落して１９歳で命を落とした
粕谷欣三さんを弔う記念碑として建てられたものです。
この時墜落した、アメリカ軍人を弔う慰霊碑は、同じ竹田市内、平田地区に「殉空の碑」と
して建てられております。
この2つの慰霊碑には、日米あわせて１２名の尊い命が失われた、この出来事を忘れず、
世界の恒久平和を願う地元の願いが込められております。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【鎮魂碑　令和2年5月12日撮影】