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防犯ボランティアQ&A

印刷ページの表示 ページ番号:0000012280 更新日:2017年2月1日更新

Q1  自主防犯活動とは、どのようなことをするのでしょうか?
Q2  自主防犯活動は、どのような活動から始めれば良いですか?
Q3  防犯ボランティア団体を結成したいのですがどこに相談すればよいですか?
Q4  防犯ボランティア団体を結成した場合、警察や地区防犯協会等に届け出る
    必要が ありますか?
Q5  規約を決める必要がありますか?
Q6  活動の重点や活動計画は、どのように定めれば良いですか?
Q7  防犯ボランティア団体への参加者の募集方法はありますか?
Q8  防犯ボランティア団体の活動拠点は必要ですか?
Q9  防犯活動の研修は、ありますか?
Q10 防犯パトロールでは、どんなことに気をつければいいのですか?
Q11 防犯パトロールは、昼間も行うのですか。
Q12 防犯パトロールの、服装や必要な物品を教えてください。
Q13 防犯パトロール中には危険がありませんか?
Q14 防活動中に負傷した場合の保険制度はありますか?
Q15 防犯ボランティア団体への助成制度にはどのようなものがありますか? 
Q16 地域安全マップとは、どういうものですか?
Q17 大分県防犯協会とは、どういう団体ですか?

 


Q1 自主防犯活動とは、どのようなことをするのでしょうか?

Answer各団体で異なりますが、主な取組としては、防犯パトロール、防犯広報、環境浄化、子どもの見守り保護・誘導活動、危険箇所点検などの活動が行われています。駐在所や交番の警察官と共同で防犯パトロールを行うこともあります。


  Q2 自主防犯活動は、どのような活動から始めれば良いですか?

Answer「無理をせず・できることから」始めてください。日田市では、愛犬家が犬の散歩時にパトロールをするという活動が行われています。隊員自身の生活にあわせて活動するため負担が少なく、長続き出来るといえます。この活動は、愛犬家だけでなく、ウォーキングをする人等にも参加を呼びかけているそうです。
  この他、町内でのあいさつ・声かけ活動や落書きの消去などの環境浄化活動も、地域の共同意識が向上し、地域の管理意識を示すことになり、犯罪の抑止にもつながると言われています。 アメリカのニューヨークで設立され、地下鉄のパトロール活動を行っている防犯ボランティア団体「ガーディアン・エンジェルス」の前身は、街に落ちているゴミ拾いを行う団体でした。「ガーディアン・エンジェルス」は、現在でも、清掃活動を行っているそうです。


Q3 防犯ボランティア団体を結成したいのですがどこに相談すればよいですか?

Answer最寄りの警察署(生活安全課)又は防犯協会へ相談してください。他の地域における取組の事例、防犯対策などの情報の提供等を受けると活動の参考になります。


Q4 防犯ボランティア団体を結成した場合、警察や地区防犯協会等に届け出る必要がありますか?

Answer届け出る義務はありませんが、警察署や地区防犯協会等では、地域安全情報の提供、パトロール隊に対する研修会を行う他、活動に対する支援を行っていますので、支援を受けるためにも結成する場合は、警察署や地区防犯協会に相談をしてください。


Q5 規約を決める必要がありますか?

Answer規約があると、
○ 活動目的、内容を明確にすることができ、実際の活動が目的に沿ったものとなる。
○ 団体を結成しやすく、役員や参加者の役割が明確になる
○ 活動費の管理がしやすい
○ 活動助成金や活動に必要な資機材の支援を受ける場合の申請に必要な場合が
○ ある
以上のことから、策定することをお勧めします。
規約の内容は、団体の名称、目的、活動、構成、事務局、入会・退会手続き、役員、会議及び会計に関することなどが考えられます。


Q6 活動の重点や活動計画は、どのように定めれば良いですか?

Answer地区における祭典等の行事や地域における犯罪、事故、災害の発生状況、団体の活動目的をもとに、地域の実情に応じた重点や計画を定めると効果的です。
活動の重点の例としては、
○自転車盗、車上狙い(車上あらし)が多発している地域における被害防止活動
○年末年始、ゴールデン・ウイークなど留守家庭が増える時期の空き巣被害防止活動
○新学期における子どもの通学見守り等子どもの犯罪被害防止活動
○祭典における、子どもに対する声かけ活動
などが考えられます。さらに、警察や防犯協会の活動と連携することにより、より効果的な活動が期待できます。


Q7 防犯ボランティア団体への参加者の募集方法はありますか?

Answer防犯ボランティア団体の構成員は、自治会、老人会、子どもの保護者、愛犬家、有志の集まりなど様々です。活動しようとする時間、内容や参加を求める対象等に応じて、関係する行政機関の発行するパンフレット、チラシや自治会の回覧板を活用する方法や、幅広く団体の活動を紹介するパンフレット、チラシやホームページの活用などが考えられます。


Q8 防犯ボランティア団体の活動拠点は必要ですか?

Answer活動拠点があれば、自主防犯活動を行う上での集合場所、会議や活動準備の場所となり、構成員が集まりやすく活動が促進されます。また、団体の活動が認知されやすく、地域住民の協力や活動への参加が期待されるほか、地域住民や警察官の立ち寄りにより、防犯に関する意見交換の場所として活用できます。
活動拠点としては、自治会集会所、公民館、パトロール隊の母体となる団体の拠点等が考えられます。


Q9 防犯活動の研修は、ありますか?

Answer警察署、地区防犯協会による防犯ボランティアの研修会が開催されています。防犯ボランティア団体等の要望により、担当者を地域の会合や防犯パトロール活動へ派遣など行っていますので、最寄りの警察署(生活安全課)または防犯協会へお問い合わせ下さい。


Q10 防犯パトロールでは、どんなことに気をつければいいのですか?

Answerまず、安全を第一に取り組んでください。犯罪や不審者を発見した場合も実力行使はせず、警察に通報しましょう。地域の皆さんによる防犯パトロールは、地域ぐるみで街の安全を見守ることにより、犯罪者に対して大きな抑止力があるものですが、警察が行うパトロールとは、違うからです。

○パトロール方法
・複数でしましょう。
一人で行うよりも安全ですし、いろいろな視点で見るので、危険な場所に気づくことなどの機会が多くなります。
・徒歩で行いましょう。
一般的には、徒歩で行うことが効果的です。ただし、地域の事情により車の方が効果的な場合等もあります。
・声かけをしましょう。
 「おはようございます」「こんにちは」と声をかければ、まちが明るくなりますし、犯罪を行おうとしている者は、声をかけられることや見られることを嫌いますので、
犯罪を未然に防ぐ効果があると言われています。

○パトロール中の着眼点
・防犯灯の故障や整備の必要な場所はないか。
・少年のたまり場となっている場所はないか。
・公園などの遊び場、通学路、公衆便所に異常はないか。
・廃屋、空き家などに異常はないか。(外周から見える範囲で確認)
・見慣れない人(車)はいないか。
・防犯パトロール隊を見て、立ち去る人(車)はいないか。
・水難事故等、事故の発生が心配される場所はないか。


Q11 防犯パトロールは、昼間も行うのですか。

Answer空き巣等は、日中起きていますし、子どもに対する不審者による声かけ事案は、放課後の時間等に多く起きています。犯罪は、24時間発生していますので、昼間の防犯パトロールも有効です。


Q12 防犯パトロールの、服装や必要な物品を教えてください。

Answer防犯パトロール中であることが、周囲にわかるように、防犯パトロール中であることや団体名が記載された服装が望ましいです。犯罪を行おうとしている者に、防犯パトロールが行われていることを気づかせることや他の地域住民に防犯パトロール中であることがわかるようにするためです。
夜間の活動では、特に蛍光色の生地や夜光チョッキなどにも配意すると交通事故防止にも効果があります。
携行する資機材には、夜間の暗がりの点検、不審者の発見や事件・事故を目撃した場合の警察への通報、地域住民への周知などのためものがあるとよいでしょう。

○ 夜行チョッキ等の服、タスキ等(防犯活動中であることがわかるものが望ましい)
○ 懐中電灯、赤色灯などの灯火
○ 防犯ブザー、ホイッスル(笛)
○ 携帯電話、トランシーバー
○ 筆記用具

などが考えられます。
なお、日誌を作り、他の人に引き継ぐようにすると注意点を引き継ぐことや問題点の改善状況などが担当した人以外にもわかりますので、日誌を作ることが望ましいです。


Q13 防犯パトロール中には危険がありませんか?

Answer防犯パトロール中に、犯罪者や不審者(車)に遭遇することが予想されますが、遭遇した場合は、人相や着衣の特徴、進行方向などを、速やかに警察に通報してください。無理な追跡は行わず、危険を感じたときは、防犯ブザーやホイッスルを吹鳴させるなどして、周囲へ危険を知らせ、避難するなど自分の安全を第一に考えてください。車は、ナンバーを控えましょう。メモ帳や筆記具がないときは、石で地面に書いたり、携帯電話のメモ帳機能を使うなどの方法もあります。
また、歩く際は、歩道を通行し、蛍光色の服装や夜光チョッキ、懐中電灯の携行など交通事故の防止にも十分注意してください。


Q14 活動中に負傷した場合の保険制度はありますか?

Answer損害保険会社各社で、ボランティア保険を取り扱っています。(インターネットのホームページ等では、掲示されていなくても、取り扱っている場合があります。
詳細は、最寄りの損害保険会社または代理店にお問い合わせください。) なお、大分県防犯協会を通じて申し込む「防犯協会員団体総合補償保険制度」
があり、掛金は、100円から360円です。補償の対象には、防犯活動を行う者として地区防犯協会又は警察署に登録された方も含まれる制度です。保険の対象となる防犯活動は、防犯パトロールだけでなく、青少年の非行防止と健全育成、暴力排除、社会環境浄化、防犯についての研修会・集会等も含まれています。
最寄りの地区防犯協会へお問い合わせ下さい。


Q15 防犯ボランティア団体への助成制度にはどのようなものがありますか?

Answer地域によって助成制度の有無、助成の内容が異なります。最寄りの警察署(生活安全課)または防犯協会へお問い合わせ下さい。


Q16 地域安全マップとは、どういうものですか?

Answer犯罪が起こりやすい危険な場所を地図にまとめたものです。学校では、子どもたち自身が、まちを歩くこと(大人が付き添います)によって得られた危険な場所や安全な場所についての情報を地図にまとめる地域安全マップづくりの取り組みが行われています。不審者が出た場所や犯罪が起きた場所を記したものは、ここでいう地域安全マップではありません。犯罪が起きた場所で、その後も犯罪が起き続ける訳ではないので、その場所だけ注意していては、不十分ですし、マップづくりの目的は、子ども自身に犯罪が起きそうな危険な場所がどういうところか見極める力をつけさせることにあるからです。犯罪が起きそうな危険な場所を子ども自身が区別できれば、危険な場所をさけることができますし、どうしても通らなければならないときは、注意して通ることにより、犯罪の被害にあう危険を低くするのです。


Q17 大分県防犯協会とは、どういう団体ですか?

Answer正式な名称は、財団法人大分県防犯協会といいます。子どもの安全対策や県民の
防犯意識を高め、犯罪のない安全で住みよいまちづくりを推進する等の公益的事業
を行う法人です。