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豊後大野市三重町森迫における人・農地プランの取組事例
5.豊後大野市三重町森迫
(1)取組に当たって課題になっていた点とその解決策
農地中間管理機構を活用し集積に取り組もうとしましたが、相続未登記の農地があり取組が困難でした。そこで、負担となる相続登記費用に地域集積強力金を活用し、権利関係を整理することで、農地の集積が進みました。
(2)プランに基づく取組の成果
高齢化、後継者がいない等により地域の農業の担い手が不足しているため、(農)親正生産組合をプランの中心経営体に位置づけ、将来的には一集落一農場を目指し集積を進めています。
地域の農地に相続未登記の農地があったことから、機構をとおして利用権を設定するのに相続人の過半の合意が必要などのハードルがありました。そこで相続登記費用として、地域集積強力金を地権者に配分することで、権利関係を整理して集積を進めました。この結果、地域の農地の権利関係が整理されたことで各種施策や制度の支援を受けやすい環境も整い、持続的な農業経営が行いやすくなりました。