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竹田市九重野地区における人・農地プランの取組事例

印刷ページの表示 ページ番号:0001039691 更新日:2016年8月3日更新

4.竹田市九重野地区

竹田市九重野

(1)取組に当たって課題になっていた点とその解決策

 人・農地プランの作成前から、地域の農業の担い手である(農)九重野にある程度農地の集積が進んでいましたが、効率的な農作業の実施の観点から面的に集積を進めていく必要がありました。また、地域内の農家の高齢化が進んでおり、出し手となる農家が増加傾向にありました。このため、法人だけでなく地元の担い手が協力した取組が必要になっていました。

(2)プランに基づく取組の成果

 九重野地区では、平成8年に九重野地区担い手育成推進協議会を設立し「大きく纏めてロマンを語ろう」を合い言葉に地域の活性化に向けた各種活動を実践してきました。平成19年には下部組織の九重野受託組合を法人化し、(農)九重野を設立しました。
 しかしながら、高齢化や後継者不足といった問題が依然進行していることから、人・農地プランにも取組み、プランの中心経営体に(農)九重野を含めた地域の担い手を位置づけ、農地の集積を図ってきました。労力不足が課題でしたが、人・農地プランに取組み、話合いの場を持つことで、地域間の交流がより活発になり「谷ごと農場」の取組がすすむ、複数集落の労力や作業を調整できるようになり荒廃の進行がゆるやかになった、などの成果も見え始めています。