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由布市中恵地区における人・農地プランの取組事例
6.由布市中恵地区
(1)取組に当たって課題になっていた点とその解決策
地域の農業者が高齢化しており、後継者もいなかったことから、(農)なかえをプランの中心経営体に位置づけ農地の集積を図りました。
(2)プランに基づく取組の成果
由布市中恵地区では、任意組織である中恵生産組合が営農に取り組んでいましたが、農地の受け手となり、地域農業の維持と、より安定した経営を目指すため、(農)なかえを平成26年4月に設立しました。あわせて、人・農地プランを策定し、他の認定農業者とともに中心経営体として位置づけました。
プラン策定後は、農地・中間管理事業の活用や、国庫事業等による機械施設整備を行いました。プラン策定前には16%であった集積率が55%まで進み、低コスト化を図りつつの規模拡大が実現できました。