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西大分のホーバーターミナルで令和7年12月27日より造船展を行います。
松山市にある「坂の上の雲ミュージアム」の収蔵物である戦艦「三笠」の模型のほか2点をお借りします。これは、本年9月に開催された「愛媛・大分交流会議」をきっかけに実現したものです。
戦艦三笠は、司馬遼太郎さんの「坂の上の雲」で有名ですが、日露戦争時の日本海軍の旗艦であり英国で建造されました。日英同盟も背景に、英国と日本は親密な関係を築き、当時世界一であった英国の造船技術を学び、その後、造船王国とまで呼ばれるに至った我が国の造船業の隆盛に繋がったとのことです。
瀬戸内に面する本県も、愛媛県と同様に造船業が盛んであり、地域の大事な産業の一つです。今回は、県内全ての造船会社に協力をいただき、船体構造の模型や映像資料なども展示します。
また、イギリスで発明され進歩したホーバークラフトですが、本県で16年ぶりに復活した定期航路でも英国製のものが使われています。
こうした歴史の流れも紐解きながら、造船事業を始めとした海の仕事にも興味をもっていただければと思います。
3月15日まで、西大分のホーバーターミナルで展示していますので、ぜひ皆さんご覧ください。
令和7年12月27日(土曜日)~ 令和8年3月15日(日曜日) 予定
ホーバーターミナルおおいた(西大分) 1階
〒870-0100 大分県大分市大字駄原2905番11
○坂の上の雲ミュージアム収蔵物「戦艦三笠」模型ほか2点(愛媛県松山市)
○船体構造模型や映像資料など(県内造船会社協力)
○ホーバークラフト模型(大分第一ホーバードライブ社、ホーバー継承の会協力)
○海のお仕事紹介パンフレット (大分運輸支局協力)
無 料