豊の国考古館のご紹介
旧石器時代から現代へ 時代を変えて大分に生きた人々の歴史
豊の国考古館では、大分県の各地で発掘された遺物を展示しており、それぞれの時代に大分に生きた人々がどのように暮らしていたかを窺い知ることができます。
また、旧石器時代から近世まで時代ごとに展示を行っており、社会見学など、子ども達の学びの場として活用することも可能です。

ここでは、「豊の国考古館」に展示されている魅力あふれる展示の一部をご紹介します。
ナウマンゾウは「そこ」にいた
「豊の国考古館」で、まず最初に目を引くのが旧石器時代の「ナウマンゾウの牙の化石」です。
この化石は大分県豊後大野市代ノ原で発見され、約6万年~9万年ほど前のものではないかと考えられています。
実物の化石を目の前に、子ども達に、
「大分県にも、昔はゾウが生きていたんだよ。」
と説明をすると目を輝かせます。
私たちの住んでいる場所に、昔はゾウが生きていた。
それは何と浪漫にあふれる事実でしょうか。

時代を超え、「技術の高さ」を伝える編袋(あみぶくろ)
この編袋は推定3,700年前(縄文時代後期)のもので、龍頭遺跡(杵築市)で発掘されました。
ツル植物を編んで作られたものですが、貯蔵穴から出土したことから、どんぐり等の運搬に使用されたものと考えられます。
よく見ると、部分的に編み込む位置を変えており、装飾的な効果を出しています。
保存の状態が非常によく、縄文時代の技術の高さを今に伝えている出土品です。

仏教の伝来と多くの遺物
6世紀に仏教が全国に伝わり、大分にも多くの寺院が建立され、仏教に関係する遺物が出土しています。
写真の壺は12世紀代のもので、妙楽寺経塚(宇佐市)から出土しました。
これは、仏教の経典(経巻)を納めて地中に埋めるための容器で、当時、「末法思想(まっぽうしそう)」を背景に、釈迦の教えを未来(弥勒菩薩の出現する時)まで残す目的で作られたものです。
底面を鏡で映しているのは、底面に書かれた「文字」を見ていただくためです。
何と書かれているのか?
それは豊の国考古館の展示を見て、ご確認ください。

大迫力の土器ウォール
最後にご紹介するのは、大迫力の「土器ウォール」です。
縄文時代から近世までの土器を時代順に並べて展示しています。
それぞれの土器には「個性」があります。
人々はどのようにそれらの土器を作り、生活に使用してきたのか?
是非、想像しながら、ご覧になってください。

他にも魅力たくさん!!
これまでご紹介した展示物は、豊の国考古館で観覧できる資料のほんの一例に過ぎません。
豊の国考古館では、それぞれの時代に大分に暮らした人々の生活を感じる遺物を多数展示しています。
大人から子供まで、歴史の魅力を体験できる豊の国考古館に是非いらしてください!!
