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10月2日に、農業研究部のネギ圃場にて、ドローンプラットフォーム・X R O S Sとの共同研究による防除試験を実施しました。本試験では、農薬が植物に均一に付着し、その効果を高める役割を持つ展着剤を混合することで、ドローン防除における「付着ムラ」の改善や、ネギアザミウマに対する殺虫効果の向上を目指しています。今後も引き続き現地における病害虫防除の課題に取り組んでいきます。
●問合せ先
農業研究部 病害虫対策チーム
0974-28-2078
クルマエビに標識をつけて放流することがあります。あとで標識個体が漁獲されれば放流の効果を推定できるためです。また標識に番号を付せば個体識別も可能であり、さまざまな室内実験でも活用できます。このため、当グループでは 実験用に標識を付けたクルマエビを飼育しており、定期的に成長や標識の脱落の有無などを調べています。
●問合せ先
北部水産グループ 養殖環境チーム
0978-22-2405
9月8日に、大学生1名をインターンシップとして受け入れました。将来の職業として大分県の林業部門を一つの候補として検討しているとのことで、県庁林務管理課をはじめ、振興局等での研修を行う一環で、試験研究部門としての研修を行いました。早生樹や木材利用に関する研究課題を体験してもらったのですが、近い将来、大分県の林業研究員として着任してくれることを期待しています。
●問合せ先
林業研究部 企画指導担当
0973-23-2146
9月26日、大学生3名がインターンシップの一環として当部を訪れました。
栽培漁業や資源解析、種苗生産、魚病診断といった業務を体験し、当部の研究と役割について理解を深めていただきました。
今回のインターンシップが、参加した学生の皆さんの大分県の水産業や水産職への関心を高め、将来の進路選択の一助となれば幸いです。
●問合せ先
水産研究部 企画指導担当
0972-32-2155
水稲採種生産者に供給する種子「原種」の収穫作業が始まりました。本年は「なつほのか」、「ヒノヒカリ」、「にこまる」の原種を生産しており、10月2日に「なつほのか」の収穫を行いました。大きな病害虫の被害もなく充実の良い種子が収穫できました。残りの品種についても、随時収穫を進めていきます。
●問合せ先
水田農業グループ 企画指導担当または水田農業チーム
0978-37-1160
水田農業グループでは、来年以降の水稲栽培に使われる原種について、異形個体の抜き取り(雑穂抜き)を行っています。本作業は、種子の純度維持にかかわる重要な作業で、収穫前までに複数回実施します。
今回で「なつほのか」の雑穂抜きを終えることができました。その他の品種についても収穫に向けて雑穂抜きを丁寧に行い、優良種子の確保に努めていきます。
●問合せ先
水田農業グループ 企画指導担当または水田農業チーム
0978-37-1160
おおいたA F F女性ネットワークは、大分県内の農林水産業に携わる女性で組織され、各種セミナー等で経営能力等の向上や会員同士の交流・研鑽が図られています。
令和7年9月17日に温州ミカンチームで室内・圃場研修が行われました。研修ではカンキツの垣根樹形に多くの関心が寄せられ、活発な意見交換が行われました。
●問合せ先
果樹グループ 温州ミカンチーム
0978-72-0407
九重町の新規就農者のトマトハウス建設にあたり、西部振興局から現地調査を要請され、就農予定者を含む関係者11人で土壌断面調査を行いました。今回の調査結果と土壌分析結果を用いて、土壌改良方法やハウスの造成方法について検討していく予定です。
●問合せ先
農業研究部 土壌・環境チーム
0974-28-2072
9月5日に、野菜担当の2年目普及指導員等を対象とした研修を行いました。今回は、県の普及指導員2名の他に大分市の職員2名、農協の職員2名の計6名が参加し、トマトのホルモン処理や摘葉、収穫作業などを体験し、トマトの栽培について理解を深めました。
●問合せ先
農業研究部 果菜類チーム
0974-28-2081
県では漁業後継者育成のため、県漁協と連携して新規漁業者を対象とした漁業学校を開校しています。今回は当グループの研究員が講師となり、漁船漁業に従事する研修生に赤潮などの基礎知識の講義と簡易な採水器の作成実習、それを使った採水と顕微鏡観察を行いました。
●問合せ先
北部水産グループ 養殖環境チーム
0978-22-2405
畜産研究部では毎年、九州大学農学部学生の視察研修を受け入れており、今年度も6月~9月に計94名の学生が研修を行いました。
畜産研究部の研究概要について説明した後に牧場を見学し、畜産研究部の取組みや種雄牛造成について知っていただきました。
受講した学生の皆さんが農業畜産の発展に貢献されることを期待します。
●問合せ先
畜産研究部 企画指導担当
0974-76-1214
9月8日に当センターで標記研修会が開催され、JA、普及指導員など13名が参加しました。当チームから、I P M(総合防除)技術の事例として、タバコカスミカメを活用したコナジラミ類の防除、アザミウマへの赤色防虫ネットの効果やピーマン斑点病への肥培管理による発生軽減対策について紹介しました。参加者からは、試験結果の生産現場での活用について要望がありました。今後も研修会などを通じて病害虫防除の情報共有や技術の向上に取り組んでいきます。
●問合せ先
農業研究部 病害虫対策チーム
0974-28-2078
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