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大分県女性農業経営士養成講座 第5回(大分会場)を開催しました
第5回(大分会場) 2月9日
【開催日】 平成30年2月9日(木)
【会 場】 大分市美術館 研修室、ArtTableいろのわ
【日 程】 1 経営日ション発表会 10:30~12:20
発表者:受講生
アドバイザー:大分県農山漁村女性アドバイザー 安達由美子氏
大分県地域農業振興課広域普及指導班 倉園江里子主査
2 食の魅力を伝える交流会 12:30~13:45
講演「生産者。料理人。作り手の物語と取組を伝えます」
(生産者の話) 愛彩ファーム九重 専務取締役 松尾崇史氏
(料理人の話) ArtTableいろのわ 料理長兼店長 坂本昌弘氏
3 講演会 14:00~15:30
「私、農業やめてもいいですか?」
NPO法人田舎のヒロインズ 理事長
オーツーファーム経営 大津 愛梨氏(熊本県南阿蘇村)
講座の様子
経営ビジョンの発表会
受講生7名が自分で考えた経営ビジョンを発表
食の魅力を伝える交流会 ~講演と自分たちの食材を使ったランチ交流会~
大津さんのベリーツ、安部さんのニラを 愛彩ファームのパプリカと松田さんの乾椎茸 佐藤さんのお米、石井さんの紫黒米甘酒
使った前菜 出汁がしみるメイン料理 阿南さんのイチゴのデザート
講演会
講座の内容
【経営ビジョン発表会】
大分会場では、7月から講座を受講している7名による経営ビジョンの発表会を行いました。
どの経営ビジョンも、自分の経営をよく見つめて作成しており、多彩で聞き応えのあるものでした。
発表することで、考えをまとめることができ、質問により新たな気づきもあった発表会でした。
(他の8名の発表は、湯布院会場で行う予定です。)
【食の魅力を伝える交流会】
地熱エネルギーを活用し、次世代型農業を展開する(株)タカヒコアグロビジネス 愛彩ファーム
九重の取組と、そのパプリカを使った料理を提供する農園のレストランであるArtTableいろのわの
取組を学びました。
その後は、参加者の材料を使った本日限定の『作り手たちのランチ』を食べながら受講生や
女性農業者同士の交流会を行いました。
農作物が形を変えて出てくるランチは、驚きと食べる楽しさ満載で、話も弾みました。
【講演会】
熊本県阿蘇郡南阿蘇村で、水稲栽培、赤牛の放牧を営む傍ら、NPO法人田舎のヒロインズの
理事長を務める大津愛梨さんから、女性農業者だから伝えられるメッセージや、定点からの情報発信の
大事さ、熊本地震からの復興の取組(レストランバス、都市農村交流での教育プログラム、グランピング)
について、お話がありました。
等身大の女性農業者から語られる自然体の農業とその取組は、農業の可能性を再確認させてくれました。