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おおいた和牛について(令和2年5月回答)

印刷ページの表示 ページ番号:0002101387 更新日:2020年6月10日更新

ご提言の内容

 先日、湯布院で食事をした際に牛肉がおおいた和牛であると聞きました。A5の豊後牛でしたが、おおいた和牛との違いがわかりません。全国的には大分の美味しい牛肉は豊後牛がブランドです。せっかく築いたブランドを捨て、新しいブランドを浸透させるのは大変です。違いを明確にしてほしいです。

回答

 「豊後牛」という名称の歴史は古く、大正10年の畜産博覧会での一等賞の受賞をはじめ、平成29年の第11回全国和牛能力共進会種牛の部での内閣総理大臣賞の受賞など、数々の栄えある成果をあげてきました。しかしながら、「豊後牛をどう読めばよいのかわからない」、「豊後牛は和牛に含まれるかわからない」、「中津市、宇佐市の牛を含めるのは違和感がある」と言った声も多く、残念ながら全国的な知名度も低い状況でした。
 このため、県では畜産農家や流通関係者、実際に豊後牛を提供している飲食業者等と全国に通用するブランドの立ち上げについて検討を開始し、平成30年9月に、本県産の牛肉を牽引する新たなブランドとして「おおいた和牛」を立ち上げました。「おおいた和牛」は、県産和牛肉の中でも肉質4等級以上の上位等級で、かつ、飼料用米又はビール粕を給与したものであり、美味しさにこだわった独自のブランドです。
 誕生して2年目となる「おおいた和牛」ですが、生産者をはじめ、多くの関係者に賛同いただいており、県内外への浸透に向けて関係者が一丸となって取り組んでいるところです。今後は「おおいた和牛」を全国に通用するブランドとするため、サポーターショップ等を起点とした情報発信の強化や取扱店の拡大、さらなる肉質の向上、生産量の増加などに取り組んでまいります。

この回答に関する問い合わせ先

農林水産部畜産振興課

Tel:097-506-3676


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