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今後、大分県の産業の柱の1つである観光分野をいかにして復活させるかが腕の見せ所だと思います。
大分県は安全な場所というPRのため、PCR検査をできる場所を増やし検査数を上げることが大切だと思います。また、観光客と直接接する場所には非接触型体温計を常備し、アルコール消毒液の設置などを徹底することでの水際対策が重要で、その対策に関する必要経費を県が助成するのも有効だと思います。
お客様にしっかり防疫してもらいながらも、失礼なくおもてなしできる「大分方式」を作り上げて、宿泊施設や観光地のショップに伝えてほしいです。
大分県の観光を回復させるためには、まず感染症対策を徹底することが必要だと考えます。
そのため県では、3月に県と大分県旅館ホテル生活衛生同業組合で構成する「大分県宿泊施設感染症対策強化委員会」を立ち上げ、他県に先んじて宿泊施設における感染症対策強化の検討を始めました。
その結果、宿泊施設で実施することが望ましい感染症対策を4月にチェックリストとしてまとめ、旅館ホテル生活衛生同業組合加盟の221施設において、体温計の貸出、消毒液の設置、宿泊者と対面する場所へのアクリル板の設置、食事時間や入浴時間の調整、レストランのグループ間での2m以上の距離の確保など23項目の対策を実践しています。宿泊したお客様からは、これらの対策について特に気になる点はなく、安心して泊まれたとのご意見をいただいています。
県内では、新型コロナウイルスの新規感染者は1ヶ月以上発生していませんが、引き続き感染防止対策を徹底していくとともに、検査体制を強化して第2波対策にも万全を期していきます。また、観光産業においては、宿泊施設でのチェックリストの徹底や業種ごとに策定された「感染拡大予防ガイドライン」の実践を広く呼びかけることで感染症対策強化を図りながら、安心・安全な「おんせん県おおいた」の実現に努めます。
商工観光労働部観光政策課
Tel:097-506-2133