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高齢者の詐欺被害防止について(令和2年9月回答)

印刷ページの表示 ページ番号:0002115418 更新日:2020年10月20日更新

ご提言の内容

 毎日のように新聞紙上に高齢者の詐欺被害事件が載っています。
 詐欺被害防止には色々な対策が取られていますが、相手の声を録音する迷惑電話防止機能付電話機の設置を老人クラブや各自治体を通じて呼びかけることが大事だと思います。

回答

 オレオレ詐欺などの特殊詐欺の昨年の発生件数は118件で、最も多かった平成29年の237件から半減しています。しかし、手口は巧妙化しており、被害額については依然として年間2億円を超える深刻な状況が続いています。
 そのため、県警と協力して、高齢者向けの消費生活に関する出前講座やラッピングバスを活用した注意喚起・広報をはじめ、金融機関やコンビニと連携した未然防止の取組など様々な対策を講じています。
 また、大分県特殊詐欺等被害防止条例を昨年12月に制定し、県・県民・事業者が相互に協力しあう「オール大分による総合的な対策」や、県内に犯行グループを入れないための「犯行拠点対策」、犯行グループに名簿を渡さないようにする「架電先リスト対策」の3つの対策を開始したところです。
 さらに、犯人に話させない、電話をかけさせないという水際対策の効果が実証されていることから、ご提言のように、高齢者に対して、警告・録音機能の付いた電話機の購入費を助成する事業を市町村と共同で進めています。1人でも多くの方に利用していただけるよう、老人クラブ連合会や自治会連合会などに協力を依頼して、周知に努めています。
 今後とも、県警、市町村、各種団体等との連携を強化し、地域における見守りの目を増やす取組を進めるなど、一丸となって特殊詐欺等の被害の防止対策を進めていきます。

この回答に関する問い合わせ先

生活環境部県民生活・男女共同参画課

Tel:097-534-2038


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