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水稲の新品種について(令和2年10月回答)

印刷ページの表示 ページ番号:0002119046 更新日:2020年11月24日更新

ご提言の内容

 近隣農家でヒノヒカリを栽培していますが、近年の高温障害なのか品質が低下し収量が以前に比べ落ちたという話を聞きました。そこで、これからの気候変動にも影響されない、美味しくて病害虫に強い新品種を大分県として開発することを望みます。

回答

 本県水稲の中心品種である「ヒノヒカリ」は、県全体の作付面積の約75%で栽培されています。ご提言のとおり、近年は、生育期間中の高温などにより、品質や収量の低下が発生しているため、高温に強い品種の導入が必要となっています。
 水稲の品種開発には、少なくとも10年以上の長い期間がかかります。より早く農業者の皆さんに新しい品種を提供するため、県の農林水産研究指導センターでは、国などが開発した品種の中から、気象変動の影響を受けにくく、収量や品質が優れ、病害虫にも強く、食味の良い品種を選定する試験を実施しています。
 この品種選定試験により、平成23年に県の認定品種に採用した「つや姫」は、気象変動の影響を受けにくいおいしいお米として、県内の中山間地域を中心に栽培が広がっています。
 今後も、農業者や消費者の求める品種の選定に、引き続き取り組んでいきます。

この回答に関する問い合わせ先

農林水産部地域農業振興課

Tel:097-506-3572


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