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宇宙港の具体的内容とその周知・啓発について(令和3年8月回答)

印刷ページの表示 ページ番号:0012365652 更新日:2021年9月21日更新

ご提言の内容

 大分空港の「宇宙港」に夢が広がりますが、具体的にどのようになるのでしょうか。
 宇宙港によって大分県はどう発展するのか、素人でも分かるようなイメージ図等を作成し、宇宙旅行についても触れるなどして全国にPRしてはどうでしょうか。

回答

 県が取組を進めている「宇宙港」は、米国の人工衛星打ち上げ会社であるヴァージン・オービット社との協力の下、最速で2022年に大分空港からの人工衛星の打ち上げを目指すものです。今後、定期的な打ち上げが行われた場合には、5年間で約102億円の経済効果、約24万人の観光客来訪等を推計しており、宇宙港を核とした経済循環の創出を目指しています。
 今回、衛星の打ち上げを行う水平型宇宙港は、既存の空港施設を利活用できることが利点の一つであり、現状、大分空港の外観が大きく変わる予定はありません。このため、現時点で「イメージ図(完成予想図)」を作成する予定はありませんが、ご提案のとおり、宇宙港についてわかりやすく県内外の方々へお伝えし、理解していただくことは重要です。そのため、ヴァージン・オービット社の打ち上げ方法や、宇宙につながりの深い国東半島の先人達を掲載したパンフレットを製作し、県内外の関係先への設置・配布を始めました。
 また、宇宙旅行については、大変、夢が広がるテーマであり、その動向を注視していますが、日本においては、宇宙旅行についての法制度などの検討がようやく始まった状況であり、現状、人工衛星打ち上げの次の段階のテーマと考えています。
 このため、現時点で、宇宙港からの宇宙旅行のイメージを具体的にお示しすることは困難ですが、宇宙旅行や衛星関連など、宇宙ビジネスの最新の動向については、適宜情報収集、分析し、県が主催するセミナー、イベント等で、県民の皆さんにお伝えししていきます。
 なお、令和4年2月26日から3月4日の間、別府市で、「第33回宇宙技術および科学の国際シンポジウム(ISTS)」が開催されます。その場でも、県民の皆様をはじめ全国から集まる関係者や企業等に対し、宇宙港についてのPRを予定しています。その他にも、様々な場面を活用して、積極的にPRを行っていきます。

この回答に関する問い合わせ先

商工観光労働部先端技術挑戦課

Tel:097-506-2947


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