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河川の管理について(令和3年6月回答)

印刷ページの表示 ページ番号:0012365618 更新日:2021年6月14日更新

ご提言の内容

  私の住んでいる地区では、幾つかの町内が協力して河川の草刈りを行い、県から少しの奨励金をもらっています。しかし、少子高齢化が進み自治会も思うように運営できない状況で、草刈りなどが難しくなっています。本来、河川の美化管理は税金を使い県が行うべきではないでしょうか。

回答

 河川の美化活動に日ごろからご尽力いただき、感謝申し上げます。
 河川には、大雨を海まで安全に流すことで氾濫などの災害を防ぐ「治水」、水を水道、発電、工業、農業用用水などに活用する「利水」、美化などの整備を行うことにより親水空間を提供し、河川の生物を保全する「環境」という3つの役割があります。
 このうち、県では、台風や豪雨による洪水等の災害を防ぐために、河川の掘削を行うとともに、川の流れを著しく阻害するなど治水上緊急に対策を要する箇所の草刈りや流木除去、支障木の伐採などに取り組んでいます。
 一方、河川の美化を目的とした草刈りは、地域の方々のご協力を得ながら行うことで、住民の河川愛護意識の高揚、地域コミュニティの維持・形成にもつながるとの考えから、自治会や河川愛護団体の活動に対して、経費の支援を行いながら協働してきました。
 しかしながら、地域の高齢化・過疎化の進行で人手不足によって活動の維持が難しくなってきている団体もあることから、今年度、リモコン式草刈り機を1台導入し、作業の軽減についての実験を行っているところです。
 限られた予算の中で、河川管理を行っていくため、今後も様々な工夫をしながら、自治会や河川愛護団体と協働していきたいと考えていますので、引き続き、ご理解ご協力をお願いします。

この回答に関する問い合わせ先

土木建築部河川課

Tel:097-506-4593


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